冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
青山Aoビル
渋谷から原宿まで久しぶりに歩きました。青山通りでAoビルに入ってみました。表は人と車であふれる青山通り、裏は木造家屋が残る静寂な住宅街と2つの面を楽しめます。このギャップが面白い日本の街並です。





裏面には夕日が見えるオープンテラスのあるカフェもあり、気持ちの良い空間です。



ガラスカーテンウォールはダブルスキンで、ガラスの奥行きが感じられ、しかもサッシマリオンが均一ではないので、不整形な外観をクリスタル(水晶)のように見せています。



| 建築・設計について | 21:33 | comments(0) | -
月島
月島のトリトンと、木造住宅郡との対比です。
人間のスケールの路地に植木や金魚鉢が並び、2階のベランダから顔を出して
挨拶できる心地よさ。



最新の技術と設備で、経済効率を最優先させたオフィス。
どちらも大切で、こんな混在が楽しい。
OLD&NEWの対比。どちらもがお互いを引き立てる関係。
そんなデザインが好きです。



| 建築・設計について | 22:41 | comments(2) | -
さくら
善福寺川公園に花見に出かけました。
美しく優しい色のさくらの花を見ると、心がHOTになります。







どんな都会でも住宅密集地でも、やっぱり日本の特徴である四季
を感じ、しばらくほっとできる空間が必要です。
| 私的な話 | 20:10 | comments(0) | -
春の訪れ
ようやく家の中庭のヒメシャラに新緑が芽生えてきました。
この緑の色が素晴らしく綺麗で、いつも驚きと感動を味わいます。
寒い日が長いほど、黄緑が輝いて見えます。
古い殻を破り新しい事にチャレンジする勇気をもらえたような気がします。




| 私的な話 | 10:00 | comments(0) | -
山口蓬春記念館
吉田五十八設計の山口蓬春記念館画室を見学しました。驚くべき解放感。細く緊張感のあるサッシや、障子、家具のディテール。自然と一体化した画室にしばらくの間座って感動していました。






ガラスを支える桟の細さと、画伯が座って外を眺めるのに邪魔にならない桟や手摺の高さ等考え尽くされたディテール。埋め込んで天井と面納まりの照明。要は、素晴らしい自然を部屋に取り込む為に余計な意匠を全て取り除きたかったのかもしれません。全ては、シンプルに。これも空間の質を高める重要な考え方です。

| 建築・設計について | 22:53 | comments(0) | -
展示会無事終了
2週間に亘って開催された初めての展示会が、本日無事終了致しました。多くの方に見に来て頂き、本当にありがとうございました。どれだけ、言いたいことが伝わったか解りませんが、今の自分と建築との関り方を表現できたと思っております。明日から気持ちを新たに、楽しい建築の仕事に取り組んでまいりたいとと思います。




桐ヶ谷社長キリガヤスタッフの皆様、写真家の小林スパイラルの皆様、ウェイの皆様、他ご協力頂いた多くの皆様、本当にありがとうございました。
| 建築・設計について | 21:37 | comments(2) | -
材料(1)琉球石灰岩2
沖縄では普通に使われる琉球石灰岩をファイヤースペースの床に磨いて使いました。火には弱いので、まきを燃やす部分は、レンガ下地の大谷石です。緑の大谷石と、白い琉球石灰岩の組み合わせも美しいです。



火を見ているだけで癒されるのは、我々先祖のDNAからでしょうか。


| 建築・設計について | 23:25 | comments(2) | -
椅子




この椅子は、小泉誠さんのデザインでORI STOOLという折り紙の様な椅子です。スタッキングも出来るし、小さなテーブルにも使えます。
デザインがシンプルで、しかも薄く見えるけれどもしっかり物。
ディテールが主張してなくて、飽きがきません。玄関の靴を履く為の椅子としてもグッドです。

| 建築・設計について | 23:06 | comments(0) | -
材料(1)・琉球石灰岩
材料について
 初回は、琉球石灰岩
沖縄では、公共の建物や、お墓などごく普通に使われている石材。珊瑚や貝等が何万年という歳月を経てできた石灰岩で、象牙色で柔らかく優しい印象を受けます。石は、地球の一部ですので、目には見えない不思議なエネルギーを持ち合わせています。調湿性や、化学物質の吸着、分解もします。



「森の別荘」では、柱や、ファイヤースペースの床、鉄板焼きコーナーの壁等に使いました。非常に上品で、落着きがあり、存在感がある素材です。


| 建築・設計について | 22:35 | comments(3) | -
既存建物と街並み
既存建物を残して新しい機能を新たに付け加え建築を蘇らせる。
丸の内の郵便局が今世間を賑わせていますが、いざ既存の建物
をいじるとなると、現行法規が非常にややこしく、統一的見解
もないので、設計者は、苦労させられます。もう少し解りやすく
できないものかと思うのは私だけではないはず。
 これからは、ストックされた建物を有効利用するのが日本でも
当たり前の時代になります。それだけに新築建物は、街並みとの
関係も慎重に十分検討して、良いものを造る義務があるでしょう。
東京オペラシティーギャラリーで開催中のディーナー&ディーナ
ー展は、既存街並みと建築との関係を考えさせられる展示でした。



| 建築・設計について | 02:03 | comments(0) | -
好きな建築(1)
私が学生で、建築に目覚め始めた頃、目に留まった都市住宅という建築雑誌があり、そこに載っていた建築家の作品に魅かれました。
 それは、レイモンド・キャッピーという建築家の作品で、それ以来ずっと写真を見ては空間を創造し、このような自然と一つになったような建物を設計したいと思うようになりました。


開口部の外には、豊な緑。建物の中まで大きな木の幹が入り込んでいます。
内部は、レッドシダーの壁と、床段差を利用した拡がりのある空間。




どこかで、自然と繋がって、光や風や四季の移ろいを感じていたいという願望は、今も変わらない設計スタンスになっています。
| 建築・設計について | 00:08 | comments(0) | -
こだわり
設計する道具に関しては、あまりこだわりはありませんが、鉛筆だけは、
違います。私が使っているのはスイスカランダッシュのフィックスペンシル
で、ホルダー形式。3mmの6B鉛筆です。とにかく滑りが良く、持ちやすい
 この鉛筆は、スイス建築家マリオ・ボッタ氏が使ってまして、それを知ってから私も同じ鉛筆を使ってます。


キラー通りのワタリウムの建物で実施設計した際、何度かボッタ氏とも打ち合わせしました。決して大きな建物ではないのですが、膨大な設計期間を要した建物です。最後にまとめたスケッチも縮小版でも相当な厚さです。しかもどれも密度が高い図面です。日本の色々なややこしい法規にもめげず、常に最高のデザインを出し続ける姿勢、しかも真摯な態度で建築に打ち込んでいました。私が社会人になって初めて接した建物がこのワタリウムであったことは、とても幸せだったと思います。



建築家としてのこだわりの大切さ、厳しいクライアントの要求に対する対応の仕方等多くの事を学びました。今も時々ワタリウムの前を通りますが、当時と変わらぬ存在感を出し続けています。
| 建築・設計について | 22:24 | comments(2) | -
夕方展示会場から逗子の海岸に散歩に行きました。


久しぶりの海でしたが、やっぱり波の音といい、波にきらめく光といい癒されます。まず、飽きない。
ゆっくりと日が傾き、そのスピードに合わせて、さざ波の音が響きます。
時がゆっくり流れます。
忙しい一日のうち、ちょっとでも時間の流れを感じる余裕を持ちたいものです。


流れるような空間も良いですが、その中に静寂な空間を盛り込みたいと思います。
| 建築・設計について | 00:04 | comments(2) | -
展示会準備
明日からの展示会の準備をしました。

明日から22日まで、神奈川県逗子市にある株式会社キリガヤさんのギャラリーで展示会をします!

題して【優しい住まい展】拍手

私、冨田秀雄のこれまでの作品のスケッチや写真、模型を展示します。

展示会


私が気に入って良く使う素材もわかりやすく展示していますので、これから
家を建てる人にも参考になると思います。



雨のなか、手伝ってくれた皆さん、おつかれさまでした!

では、皆さん、展示会でお会いしましょう!


株式会社キリガヤさんのHP


| 建築・設計について | 20:37 | comments(3) | -
ひなまつり
この時期になると子供の成長の早さに驚かされます。

家族が健康であることが、一番であります。



こうして、食卓を囲んで、おばあちゃんや、兄弟が集まり

子供達と共に頂く食事に感謝しなければなりません。



自然の恵み、食卓に届くまでの多くの方々の労働に感謝していただきます。
| 私的な話 | 13:03 | comments(0) | -
国立新美術館での「加山又造」展
今日が、最終日であることを忘れてて慌てて見に行きました。モゴモゴ



多くの作品が並ぶ中、加山又造が言う

「小さな画面を通してそこには私達が住む世界のあらゆる制限をこえた宇宙がなければならない」

という画家としてのコンセプト。さらに水墨画において「五感からときはなたれた空の世界の空間」

という厳しくも雄大な世界観に感動しました。

「月光波濤」という岩に激しく波が打ち寄せる作品では「私は、音にならぬ音、停止した動感、深い、静けさを表現してみたい」

と言っていますが、まさにその言葉通りで、画面を見ているだけで、波の音、風の流れ、水しぶきの冷たさ、月の静けさが感じられ、

画面に引き込まれるようなパワーが漲っていました。

又、「夜桜」では、満開の桜と、篝火の炎が、こちらの身体を包み込むような感じで、凛とした空気が伝わってきます。



絵をみた瞬間にその世界に引き込まれまさに鳥肌が立つような展覧会でした。

建築、3次元ですが、ずっと立ち止って、光や風を感じ時の流れを忘れるようなシーンを幾つ作れるかが、

その建物の価値のひとつではないかと思いました。
| 建築・設計について | 15:08 | comments(0) | -
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