冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
青山
青山通りにできた建築家谷口吉生設計のオフィスビル。洗練された美しいミニマムなデザイン。ここまで余分なデザイン削り取ったビルは、見当たりません。ここまで洗練するには、非常に細かな納まりに対する妥協のない設計が必要。デザインに関しては出尽くした感のあるオフィスビルの中で、また新しい方向性を示していると感じました。















エントランスホールもスキッとしています。


平面プラン

| 建築・設計について | 09:17 | comments(0) | -
根津の釜竹
根津にある釜揚げうどんのお店「釜竹」です。
今に残る倉と、その全面にガラス張りの建物をたして店にしています。
勿論この倉自体も重厚感と、年代を感じさせて良いのですが、その後ろに建っている建築が素晴らしいのです。機能・用途は老人福祉マンション。



お互いを引き立てているのです。
新しい建物は、古い建物を尊重しながら、上手く調和していて違和感が全く無く上手い!の一言。


木の連続柱を上手くデザインしてあってリズミ感があり、「和」も感じさせてくれます。




釜竹のエントランス。向こうにガラス壁を通してお庭が見え、入りたい衝動にかられます。


倉の中で、ビールとおつまみ。最後にうどんをいただきます。

| 建築・設計について | 00:06 | comments(0) | -
銀座アサヒビールスタンド
こうも暑くなってきますと、昨年の猛暑の辛さが思い出されますが、ビールには良い季節です。銀座通りを歩いていて僅かな敷地にアサヒビールのお店ができていました。




銀座通りではさすがに難しいですが、もっと歩道を活用して、店舗も前に迫り出し、そとに座れるカフェができればと楽しくなるのにと思います。日本の縦割り行政と厳しい警察管轄では、遠い夢かもしれませんが、海外にはいくらでもそんな店があり、歩いているだけで楽しいのです。○か×という白黒判定ではなく私はグレーが好きなんですがね。






もっと街を楽しいものにする工夫などいたるところに事例はころがっているのですが。
| 建築・設計について | 12:19 | comments(0) | -
日本橋明治屋
摩天楼をバックに従えた重厚なビル。


新しいものと古いものの対比が美しい。
均質空間の現代建築と近代建築。



どちらもその時代の生んだ建築です。
都市は、このような対比があるから面白く、楽しいのですが、日本ではなかなかこのような光景には巡り合えません。残念です。


それにしても明治屋のビルは、その当時の関係者の努力と職人の意地みたいなものが感じられる建物です。
| 建築・設計について | 21:18 | comments(0) | -
ルドゥーの製塩工場(2)
正門から側面へと拡がるエントランスヤード


正門の彫刻的な洞窟部分

荒々しい壁の前に建つ4本の柱。有機的なものと機能的・人工的なものとの対比

正門を入りその中心軸にある、工場長館

圧倒的存在感。全てをしきる威厳が満ち溢れています。









一つのランドスケープの中に納まる重厚感・威厳性・強烈な専制を感じる建物群です。ここには、遊びの感覚が生まれません。

| 建築・設計について | 21:20 | comments(1) | -
ルドゥーの製塩工場
1773年から24年にわたり建築家ルドゥーが手掛けた製塩工場です。
当時フランスにおける塩は、税金のかかる高価なもので、その使途は、冬の間家畜に餌を与える困難があったため、肉を塩漬けにする目的であったそうです。従って塩をつくるのは、封建的特権階級の仕事であり、その貴重な塩を泥棒や密輸業者から守る意味で、高い壁で囲まれた要塞ができたのでした。

工場長館を中心にすえた半円形の配置図

ルドゥーは、ショーの製塩工場を更に拡大し、都市としての構想まで練り上げ理想的な環境を作る理論を展開しました。


実現したその製塩工場は、その一部として今も絶大なる存在感を持ちながら大地にどっかりと佇んでいます。


正門


正門の壁に並ぶ「倒れたつぼ」・・・壷から塩が流れている造形の彫刻

| 建築・設計について | 21:49 | comments(0) | -
ル・コルビジェ カップマルタンの別荘(2)
扉を開けて中に入ると通路があり、その先の壁を右に曲がると8畳ほどの部屋になっています。そこにベッド2つ、机、洗面スペース、トイレが組み込まれているのですが、狭さをあまり感じないのが不思議。



左がクローゼット。1700ぐらいの高さ。その向こうが玄関からの通路。
赤いカーテンの奥は、最小のトイレスペース。

更にベッドへとつながります。







こちらが家具間仕切り

最小スペースをプレハブで作るという実験的な住宅でもあるそうです。
まあ、キッチンとダイニングは、隣にあるレストランでまかなっていたので、ここは寝るそして勉強するスペースなのです。
流れのある家具配置により、こんな小さな空間でも変化の感じる豊かさがあるのです。

| 建築・設計について | 22:33 | comments(0) | -
ル・コルビジェ カップマルタンの別荘
コルビジェが、南フランスのカップマルタンに設けた小屋。地中海が全面に開ける絶景に建ち、ここから海岸まで降りてよく水泳を楽しみ、そして、この海で亡くなるのです。




小屋には、ベッド2つと洗面器、便器そして机とクローゼット。大きさが約8畳プラス通路といった最小限住宅。食事は、となりの食堂で食べました。



小屋は、外壁が丸太の背面張りで内部はベニヤというこれまた最小限の素材で構成。この別荘を一つのモデルと考え、量産を念頭にプレハブ化を目指したとのことです。2人の滞在を想定。


窓の内側には鏡があり、海の景色を部屋中から眺められます。


こちらが、製図をした隣にある小屋。


この小屋の開口からの景色は、いつまで見ても飽きの来ないものでした。

| 建築・設計について | 23:32 | comments(1) | -
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