冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
モザイク床ー職人の手の痕跡が残る仕事
建築には人を癒す力があり、その力はどこから生まれてくるかと言うと、一番はその建物が建つ大地というか場所の持つエネルギーで、次はやはりその建物の建設を手掛けた職人さんの想いでしょうか。
今の世の中、なかなか手の痕跡を残す建築が少なくなっていますが、まだまだ職人力はこの日本には一杯あります。私もこれからもできる限りその痕跡が残る仕事をし続けていくつもりです。
このモザイク床はどうでしょう。





イタリアなどでは歴史的建築物には良く見られますが、なかなか日本ではお目にかかれません。職人さんの力作。ホテル川久。
| 建築・設計について | 20:36 | comments(0) | -
中庭の平和を願う像
我が家の玄関の中庭には天に対して拝む2体の石膏でできた像を置いています。朝出かけるときに、「今日も一日素晴らしい一日であります!」と心の中で宣言して出かけます。

我が家を見守ってくれている像であります。
| 建築・設計について | 09:50 | comments(0) | -
シッドディケンズ
壁になにを飾るか?
絵も好きですが、このシッドディケンズという壁に掛ける漆喰の版は、本当にかっこよく、好きな飾りなんです。


9箇所のディケンズにはそれぞれ意味があり、例えば真ん中の手の絵柄のものは、「自分が中心として世界は廻る」という意味があります。

アメリカの作家の手作り。
今は廊下の突き当たりの階段の上り口壁に飾っています。
| 建築・設計について | 23:37 | comments(0) | -
子供の作った作品1
下の子が作った椅子ですが、なかなか良くできていました。



色が綺麗で、あちこちについているデコレーションの絵も楽しそうです。
何となく心が和みます。
・・・親バカ?・・・
| 建築・設計について | 21:26 | comments(0) | -
長谷川豪展
ギャラリー間で開催中の建築家長谷川豪展を見てきました。

高さ6mのピロティがある別荘や、森の中の住宅など氏が手掛けた建築の図面や模型をじっくり堪能しました。


自然を採り入れ、空間に遊びがあり、暖かみの感じられる建築でした。
感覚的に解り易く、住み易そうで暖かみを感じました。

24日まで開催中
| 建築・設計について | 22:45 | comments(0) | -
築地界隈2−銅版外壁木造建築

こんなお洒落な手摺を持つ銅版建築もあります。
下は改修して画廊となっていました。

外壁に近寄ると、

なかなか渋い。色が均一で無いのがいいな。


こんな立派な木造建築もあります。

まだまだ楽しめそうな街です。
| 建築・設計について | 09:44 | comments(0) | -
築地界隈1−銅版外壁木造建築
築地の大きな通りを1本入りますと、細い道にはまだまだ木造建築が残っています。そのうちいくつかは、銅版を外壁に貼ったもの。防火のために貼られたものですが、経年変化でとても美しく、強いインパクトがあります。




ところどころメンテされていますが、まだまだいけそうです。
サッシの下の手摺が良いですね。窓から乗り出して手摺の部分にある床に腰掛けて外を見るなんて、昔の宿場のようです。
何だか住んでいる人と、道を歩く人がとても近くに感じられて、つい「よっ」と声をかけたくなりますよ。


やっぱりヒューマンスケールが良いですね。こんな木造住宅もあります。


経年変化を感じる建築は、やっぱり良いものです。まだまだ頑張れ!と声を掛けたくなりました。
| 建築・設計について | 00:14 | comments(0) | -
ワインと唐揚、お刺身、ちらし寿司
久しぶりのパーティー。
子供も大人も好きなものばかり。
イタリアワインと唐揚とお刺身。そしてちらし寿司。
ゆっくりワインを飲んで、幸せの時間を過ごしました。



| - | 09:05 | comments(0) | -
緊張感のあるガラスの天井

川崎駅南口の地下へと通じる階段上部にガラスの天井が貼られました。
サッシレスのため、均一な水平面が続きます。


充分な光を通し、地下の入口部分を明るく変えました。
発想と技術力、そして公共空間の天井をガラスにした勇気はなかなかのもの。
でも、私にはできません。

明るいけれども、やはり歩いていて緊張感が走ります。
安心感はありません。

| 建築・設計について | 14:51 | comments(0) | -
映画「ひろしま」
ギャラリー古藤で上映中の映画「ひろしま」を見ました。
原爆投下とその悲惨な現実を多くの広島市民の協力の基、作られた映画です。そして、その地獄絵を見事に表現していました。
何の罪なき一般人の生活を一瞬にして無となした原爆の恐ろしさもさることながら、当時の軍部の狂気も見事に捉えており、戦争の恐さが充分感じられる映画でした。二度と繰り返してはいけない人間の罪。戦後も多くの方々が苦しんだ放射能からくる白血病の恐さ。今、戦争とは全く違う原発災害により、苦しんでおられる東北の方々を想うと共に、日々の平和を祈りたいと思いました。
3月17日まで上映されています。要予約。「ギャラリー古藤」





 
| 建築・設計について | 21:47 | comments(0) | -
アンビルド建築-8  模型の重要性
模型を作るのは、図面やスケッチでは分からない空間を確認するためです。
特に、屋根の形などが3次元的な場合は、模型を作らないとその感じがわかりません。
光の入り方も検証します。


屋根によって包まれる空間
| 建築・設計について | 21:40 | comments(0) | -
3月11日という日
今日は、天に向かって黙祷を捧げました。今生きていることの大切さ、そして無念にも亡くなられた方々の追悼の想いから。

今も福島第2原発で、その処理のために私の大切な友人は、現場で一生懸命働いています。頭が下がる思いと共にもうこれ以上の悲劇がどの場にも起こらないでほしいと願うばかりです。

私にできることは、今携わっている建築において、人がとにかく安全に暮らせるように壊れない建物、そして心癒される建物を作る事です。妥協せず、これからも真摯に取り組んでいきたいと思います。
| 建築・設計について | 21:28 | comments(0) | -
建築家と建てた理想の住まいー2 模型展
この模型では、中庭と部屋との繫がりや吹抜けと各居室との関係がわかればよいと思って製作しています。

模型では、図面やスケッチとの整合性や、空間ボリュームを検討、確認します。

敷地は、北側道路で東西南面は隣地なので、光を屋根のハイサイドから採り入れ1階に落とす構成です。


敷地の出っ張りのある部分を木の壁で囲みそこをアウトドアリビングとしています。この部分には東からの光が上手く射すのです。
模型も照明がこの部分に当たり、なかなかコンセプト通りになっています。
パネルと模型を見て、空間を想像してみてください。


OZONEの第2会場で展示されています。
| 建築・設計について | 09:31 | comments(0) | -
建築家と建てた理想の住まい100展-1 模型展
今新宿のOZONEで模型展をやってまして、私もその中に材木座の家(アウトドアリビングの家)の模型を出しています。

場所は、第2会場です。



模型は、完成模型とかスタディー模型、コンセプト模型とありますが、今回はどちらかと言えばコンセプト模型なんです。
正面とは逆の方向から模型を覗き込むことで、この建物のコンセプトであるアウトドアリビングとリビング、吹抜けの関係がわかるように作っています。
100の模型が並んでいますので、いろいろ勉強になるし、楽しい催しです。
5月まで開催していますので、お時間ある方は足を運んで見て下さい。
覗き込んで見てくださいね。
| 建築・設計について | 07:40 | comments(0) | -
アンビルト建築-7 リビングの中の掘り炬燵のある和室
和室は、今どんどん無くなっていますが、やっぱり使い易く便利な部屋だと思います。ベッドでの生活が増えていますが、日本の狭い住宅事情を考慮すると、先人が営んできた和室に布団の生活は実に部屋を有効に使える手法です。勿論ベッド生活の楽さも否定はしませんが。


さて、今回はリビングの一角に和室を設けた提案です。この和室はリビング床から40cmほど高く作ります。そして窓際に掘り炬燵のワーキングデスクを設けました。リビングでパーティーを開く時は、この段差のある和室が椅子の役目を果たします。
 掘り炬燵のワーキングデスクは、視線が低いので落着きがあり、ちょっと疲れたらそのままゴロンと寝そべることもできます。なかなかの優れものなのです。
ピルチャーウインドウからは遠く富士山を望むことができる素晴らしい環境です。
| 建築・設計について | 08:31 | comments(0) | -
アンビルト建築6-京都の町家のようなアプローチを求めて

アプローチは、できるだけ長くとりたいという考えは、私の設計する建築全ての共通するコンセプトです。
それが、京都の町家のように、少し狭く奥行き深く、そのアプローチ自体が自然を感じ気持ちのよいものでありたいと思います。
できればお隣さんの壁が美しければその壁を利用したいもの。逆にいうと設計する建物の外壁がお隣さんにとって絵になる壁でありたいものです。
そうして街の品格ができていくのだと思います。
| 建築・設計について | 18:50 | comments(0) | -
鬼に訊け-宮大工西岡常一の遺言を見て感動
渋谷の映画館ユーロスペース他で上映中のドキュメンタリー宮大工西岡常一の遺言「鬼に訊け」を見ました。
法隆寺の宮大工から薬師寺の棟梁へ移り、西塔はじめ薬師寺伽藍の復興工事をおこなった宮大工のドキュメンタリーですが、木造建築物を1000年持たせるという信念を持ちながらの仕事の取り組み方には感動させられました。妥協という文字は、西岡さんには無く、常に自分の経験から生まれた信念を貫き通した方です。日本古来の木造建築美をこれほどまでに追い求め、それを実現させた人はなかなかいません。
 立場は違いますが、いろいろな意味で、エネルギーをもらいました。私も建築に対する心の芯がぶれないようにしたいと思います。
西岡棟梁に感謝です。
お時間があれば皆様ご覧下さい。日本建築はすごくカッコいいです。




| 建築・設計について | 21:26 | comments(0) | -
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