冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
シーランチ シーランチセンター やってきました西海岸別荘地
サンフランシスコから車を高速で飛ばして3時間。途中カーブの続く海沿いを走りながらやっと到着したのは、今では指折りの別荘地となったシーランチのある区域。もともとシーランチ・コンドミニアムは1964年チャールズ・ムーアを中心としたMLTWによりデザインされ、1965年に建設されました。その建物が世界的に有名になり今では多くの建築が建設される別荘地となっているわけです。その別荘地を管理・運営する中心となるのがこのセンター。



太平洋に向かって建てられていて景色は抜群。別荘地の為の食堂もあります。
外壁はレッドウッド
近くで採れる木材を利用して、木造の構造体に外壁、内壁ともに同じ材を貼り付け建てられています。
まさに現代のバーンという趣




いくつかの宿泊棟がつながり、予約で泊まることができます。


風が相当強いので、吹き飛ばされる恐れがある為、屋根の軒はまったく出ていません。



自然の中へと溶け込んでいく建築。
見ていて飽きません。


| 建築・設計について | 00:01 | comments(0) | -
アービン・ギル ビショップスクール アーチの廻廊が美しい
何事も徹底してやるとそこには何等かの価値がうまれます。
このビショップスクールもアービン・ゲルの設計ですが、美しい装飾の全くないアーチの壁が続くことで、一つの独特の領域を作り出しています。







抽象的アーチが続く廊下は、なかなか美しい




アービン・ゲルが手掛けた暖炉



| 建築・設計について | 00:01 | comments(0) | -
ロバートベンチューリ サンディエゴ現代美術館増改築
ウーマンズクラブを設計したアービン・ギルの自邸。その建物が素晴らしかったので、取り壊しされず、美術館として再生したのがこのサンディエゴ現代美術館。あいにく時間の関係で、内部はエントランスホールのみで中の展示室にははいれませんでした。アービンギルの設計要素をベンチューリがアレンジしてよみがえらせています。











こちらは、オリジナルアービンゲルの列柱


| 建築・設計について | 07:01 | comments(0) | -
アービン・ギル ラ・ホーヤ ウーマンズクラブ 抽象的アーチのある建築
ラ・ホーヤにいくつかの建築を残したアービン・ゲルという建築家。1914年というから今から100年前の建物ですが、そのゲルが設計したウーマンズクラブを見学しました。
連続するアーチの壁は、当時先進的であったPC版で、あらかじめ作った壁をよいしょと立ち上げて建てたそうです。









連続するアーチは、シンプルですが、その何とも言えない優しい感じが、印象に残ります。

| 建築・設計について | 08:03 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所 さりげないディテールが建物全体を印象づける
建築においてディテールは建物全体コンセプトに通じる極めて重要なパーツなわけですが、細かく繊細になればなるほど、そこに目がいって全体印象が薄れ、下手をするとごちゃごちゃ感一杯な建物になってしまいがちです。
されげなく、しかししっかりポイントは抑えて、納める。
ディテールにおける線をできる限り少なくする。
線ではなくて面で見せる。

まあ、建物の種類、設計者意図によりそのディテールは千差万別なわけですが、ワタシャーあっさりしながらも存在感が映えるディテールが好きです。



とてもシンプルですが、綺麗


この壁とか梁とかが、離れながら接合する組み合わせも絶妙な美しさ




存在感のある寸法と素材の上手い使い分け





イヤー沢山勉強させて頂きました。
| 建築・設計について | 08:45 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所 重厚な木製家具
私は骨太な建築が好きです。それは、外観も内観、インテリアも含めて。
カーンの建築は、大地にしっかり足を下した建物で、その安定感により、こちらも何となく安心感を感じます。外観デザインの素晴らしさもさることながら内部のインテリアも同じ考えで統一されていて、まったくブレがありません。
内部では図書室を見せてもらいました。
木製のしっかりした枠組み 厚さ 絶妙なバランス







外に出て本を読むのも良し。

あちらこちらにスペースがあるので、とても空間に豊かさが感じられます。

| 建築・設計について | 12:28 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所 1層分の設備スペース
研究室の上には、設備配管の為のスペースが必要ですが、ここではしっかり1層分のスペースが用意されています。研究・実験内容も時代と共に変化しますし、設備更新も必要。この階は設備のためだけに設けられております。




研究・実験室は柱のない大空間で、間仕切りは可動で、フレキシブル。ここでも将来の変更を見越した試みがしっかりなされているわけです。


実験室の前には中庭空間があり、休憩し外気を感じながら新しいことを考えたりできます。とにかく空間が豊か。





建物の後ろにあるこの芝生広場。
実はこの下は実験に使われる動物たちの保管スペースになっているそうです。
人間の為に実験体として使われる動物たち。感謝






コンクリートの塊と塊の間のバルコニーに見える層が設備の為の階となっています。
| 建築・設計について | 08:37 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所 はめ込まれたチークの開口部パネル
コンクリート打ち放しと木パネル。いずれも素材そのもの仕上げとして使っているので、経年変化してもその良さは失われる事はありません。しかし完成して60年近く経つのに部分によってはチークの木の色がそのまま残っているのは何故でしょう。このソークが建つラ・ホヤという場所は極めて雨が少ないそうです。納得!

太平洋に直接面する部分はさすがに変色しています。でも木というのは表面が色が変わっても一皮むけばまだ生きているので、補修さえすればまだまだ大丈夫です。


開口部は引き戸です。


雨の水を切る「水切り」も同じチーク材。日本ではありえませんが。




ものとものがぶつかる部分がディテールにおいて最も重要なところですが、このコンクリートと木パネルの取り合いお美しさは、さすが。
| 建築・設計について | 10:23 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所2 コンクリートと木の外観
ソーク生物学研究所は、実際にできたこの研究棟以外にも研究者の為の宿泊棟や、会議・集会・図書館棟が計画された壮大なものでした。かなりのエネルギーを費やしこのソークはできたわけで、その完成度の高さは60年近く経った今でも変わりません。
こちらは海側から見た全体像




コンクリートのフレームにチーク材で作られた開口部がはめ込まれたデザイン


中庭に面して、研究者の個室が海に向かって45度振られた形態で並び、その奥に研究室の塊があります。


中庭に面する研究者の個室は、中間階にベランダを設け、階段には黒板が設置され、歩きながら、会話しながら自分の考えを語り合う場として活用されています。




中間階のベランダから中庭方向を見たもの
太平洋を眺めながら、自分の考えをまとめる。
環境は大切です。
| 建築・設計について | 11:04 | comments(0) | -
ルイスカーン ソーク生物学研究所 空に向けてのファサード
ルイス・カーンは、私の最も好きな建築家の一人ですが、その建物のひとつソーク生物学研究所を見に来ました。20数年前はじめて訪れた時の感動は、今でも想い出します。
コンクリート打ち放しの造形、仕上げの美しさと開口部にはめ込まれたチークの開口部
の対比。ほぼ完ぺきにゾーニングされた配置・平面計画。
多くの印象をもたらした建物を今回再度訪問することができて幸せでした。


何といいましても、東西に分かれた研究員の宿泊棟の間にあるこの中庭が圧巻です。

研究者がほっと一息できる場としてこの中庭は、随分カーンは悩んだそうです。
木を植えて森のようにするべきか、整然とした庭にするべきか。




結局、メキシコの建築家ルイスバラガンがこの場に足を運び、現地を見、「ここは1本の木も草も植えず、石と砂のプラザになるべきである。そうすることによってファサードが出来るんだ。空に向けてのファサードが!」というう言葉に同意し、こうなったそうです。

何もないトラバーチンの床の真ん中を水が太平洋に向かって流れます。


全てをそぎ落とし、これしかないという答えではないですか。


完璧な静寂が支配する空間。詩的な空間です。


| 建築・設計について | 00:45 | comments(0) | -
ブラッドベリービル 今回も時間切れで見れませんでした
ブラッドベリービル。
映画ブレードランナーの中でも用いられた内部の吹抜け空間は、職人の技の宝庫です。

この歴史ある外観もさることながら内部はとても緻密な世界


しかーし、到着5分前に扉がロック!
これしか見れませんでした。
20年前もダメでした。
さて、いつになるかわかりませんが、次回は絶対見てやるぞ!宿題。
| 建築・設計について | 16:56 | comments(0) | -
重厚感があり歴史を感じるロサンゼルスミレニアムビルトモアホテル
ロサンゼルスの宿泊は、歴史あるミレミアムビルトモアホテルでした。



ヨーロッパの建築を彷彿する重厚感一杯のホテル
日本では無いですねー。




玄関を入るとこのロビー空間が拡がります。
天井の照明が綺麗で、インテリアもどっしりした感じ




こちらは、1923年オープン時に使われていたロビー
高い天井、考え抜かれたシャンデリア、各種照明。歴史を感じます。


ガレリア。照明に照らされた天井が美しい。柱や壁に施された装飾の数々も手の込んだものばかりで、見ていて飽きません。


エレベーターホールもこんな感じ。
載ってみたい衝動にかられます。
このホテルは、スパイダーマンや、ミッションインポッシブルなど多くの映画のロケにも使われています。


| 建築・設計について | 12:58 | comments(0) | -
ロサンゼルス現代美術館 磯崎新
1987年磯崎新設計の現代美術館
丁度できたころに一度訪れた事があり、20年ぶりぐらいのご対面です。

砂岩である赤いインデアン・ストーンの外観とピラミッドのガラストップライトはいまでも健在。十分な存在感があります。




地下が美術館となっていて、全体的なボリュームがかなり抑えられています。

今は、この美術館が建つあたりは、開発が進み、人も沢山あるいていて安全な感じでしたが当時は、恐る恐る歩いて見に行った事が想い出されました。
| 建築・設計について | 12:07 | comments(0) | -
ラファエル・モネオ3 天使のマリア大聖堂 光の十字架
外観では何となく野暮ったさが気になった十字架のガラス部分は内部ではどんな風になっているのか楽しみでした。
これがその部分。
十字架の廻りのガラスから光が入り、見事な象徴となっていました。



大きな聖堂ですが、間が抜けることなく、光に照らされた見事な空間だと思いました。


コンクリートの塊とその間から注がれる光






照明はできる限り軽快にして線が見えないように工夫したと思います。
規模が大きいし、座って聖書も読める明るさが必要なので、これぐらいの照明は必要なのでしょう。


改めて帰り際に十字架の部分を眺めました。
理解できるといえば理解できます。



| 建築・設計について | 01:09 | comments(0) | -
ラファエル・モネオ2 天使のマリア大聖堂 光が天から注ぐ
大きな扉を空けますと、ずっとまっすぐに伸びる廊下があります。


天井と壁のスリット照明に沿って奥へ奥へと進みます。


突き当りまで行き、振りかえりますと、ドーンと大空間が目の前に拡がります。

一瞬息が止まる美しさ。


空間がとてつもなく大きいので、しばらくおこに佇みながらじっくり味わってみました。
静寂の中に天からの光が厚い壁に反射しながら注ぎ込んできます。
大きな洞窟の中にいるような感じになってきます。


側廊下のふところを利用したハイサイドライトも見事です。
| 建築・設計について | 00:18 | comments(0) | -
ラファエル・モネオ 天使のマリア大聖堂 ロサンゼルス
続いて訪れましたのが、ディズニーホールの近くにある大聖堂。スペインの建築家 ラファエル・モネオの設計したローマカトリック教会です。6000人を収容できる大聖堂ということで、とにかく外廻りが大きい。
コンクリート打ち放しの仕上げで少し褐色の塗装がされているのでしょうか。


開口部が段々になっています。どんな内部空間か全く見当がつきません。


圧倒的なボリューム感


尖塔


廻りが城壁のように囲まれていて、その壁をくぐると噴水広場が現れます。


階段を上がって正面の十字のガラスカーテンウォールサッシが入ったボリュームある建物へと向かうわけです。


十字の切られた開口部

外観はちょっと野暮ったいというか威圧的でした。

| 建築・設計について | 13:53 | comments(0) | -
フランクゲーリー ウォルトディズニーコンサートホール3 次から次へと注ぎ込む光のシャワー
コンサート中でしたので、メインホールの中は見ることができませんでしたが、ホワイエをぐるりと速足で回ってきました。
複雑な形態の内部空間には光がシャワーのように降り注いできます。
壁が曲面のため、光がやさしく感じられます。
ウーン・・・結構感動しました。













小ホールスペース




ディズニー未亡人の5000万ドルの寄付から始まったホールの建設は、国際コンペから始まり、景気後退・暴動・地震そしてゲーリー氏の2年の活動休止もあり1999年にようやく着工、2003年に完成という長い道のりを歩んだものです。
ホールの設計ではゲーリーのベルリンフィル型スタイルへのこだわりと音響設計を手掛けた日本人永田氏のストレートタイプスタイルとの間でも多くのぶつかりが生じ、最終的にはゲーリーの考え方を採り入れたものが完成しています。
しかし、この完成した建物に入りますと、設計者の執念と言いますか、熱い想いがどこかしこに見られ、とても気持ち良く、ながく居られるスペースになっていると感じました。

| 建築・設計について | 00:06 | comments(0) | -
フランクゲーリー ウォルトディズニーコンサートホール2 客を迎える大きな柱のモニュメント
内部に入りますと、外観からは想像できない木の柱と白い壁の明るく落ち着いたインテリアに思わずウァオーと声がでてしまいます。
スリット状の開口部から明るい光が入り、巨大な木の柱のオブジェに目が留まります。





階段やエスカレーターを登りたい衝動に駆られます。




形態の複雑な操作のわりには、内部は、ごちゃごちゃ感がまったく無く、とても品のある空間だと感じました。
相当光に関して検討しないとこの空間はできませんよ。
| 建築・設計について | 00:15 | comments(0) | -
フランクゲーリー ウォルトディズニーコンサートホール 踊る外壁
何といいましてもこの建築は目立つ。
壁が音楽に合わせて踊るようにうねり、飛び跳ねている。
これぞフランク・ゲーリーの建築なんですよ。
外壁ステンレスパネル。空の色を反射して、時間と共に変化します。その動的な変化も見ていて飽きません。









空の青が美しく反射して、とても綺麗。


コンピューターを駆使し、何度も模型で検討し、沢山の優秀なスタッフをまとめながらこの建築は考えられました。
これだけ外壁が文節していると、コンサートホールの持つ大きなボリューム感をそれほど感じません。

これまで見てきた多くの建築は、その要素も解りますし、図面で表そうとしたら実現可能だと思いますが、このゲーリーの建物は、コンピューターを駆使しながら立体的解析も含めて3次元で成立している新しい建築です。
私はやはり、こんな新しい建築を体感しますと、鳥肌がたつほどに感動します。

| 建築・設計について | 00:34 | comments(0) | -
シンドラー自邸-4 庭を室内に取り込む開口部 日本の建築
有機的な大きな樹木に対峙する水平方向を強調した外観





大きな開口部は、外の景色を内側に取り込みます。横を強調したサッシデザイン




コーナーの開口部も素敵でしょう。




こちらは、キッチン。しっかり梁の隙間から採光を確保し、とても明るい作業場になっています。
梁と柱を表し、水平方向に展開する空間。庭というか自然を内部にまで取り込む平面計画。自然と一体となる建築。これぞ、日本のモダン建築ではありませんか。
シンドラーはライトのもとで、日本を相当勉強したと思います。

シンドラーはアメリカでは余り認められず、同じオーストリアの建築家ノイトラがここアメリカでは多くの仕事を請け負いました。ノイトラとは、家を貸したり面倒をみたりした間柄でしたが、最後は、別れたようです。こうしてシンドラーの自邸が、長い年月を経てちゃんと保存されていることでも解りますが、後年シンドラー設計の家の価値が、ようやく認められたのでしょう。
| 建築・設計について | 00:45 | comments(0) | -
シンドラー自邸3 二つのパティオ(中庭)を持つ家
水平に伸びる梁と庇。その軽快感と、梁と壁の間のスリットからの採光、庭とひとつに繋がる開口部。それがこの建物の特徴ですが、2つのパティオ(中庭)を持ちさらにその先にガーデンが拡がることで、空間に奥行と開放感をもたらせています。

建物で囲われたパティオ




その先には庭が拡がります。


これがもう一つのパティオ


建物が平屋ということもあり、十分な採光が得られます。


これが平面図です。庭も建物の一部であることがこの平面図を見てもわかります。
プライベートな庭とパブリックな庭といったところでしょうか。
シンドラーは、ここで沢山のパーティーを開いたようです。
| 建築・設計について | 00:35 | comments(0) | -
シンドラー自邸-2 スリット開口を作り出すプレキャストの壁
スリットの入ったコンクリートの壁は、あらかじめ作ったパネルを現場に運んで、よっこらしょと持ち上げて作ったそうです。確かにこのスリットを作るのは当時でも大変な事だったのでしょう。





外にまわりますと壁の下の方が壁厚が厚くなっているのがわかります。



屋根はほぼ水平。雨が少ないのでしょう。玄関ホールから階段で、屋根の上に登ることができました。


これが屋根。
ほぼ勾配なし。防水の立ち上がりもありません。日本では無理な納まりでした。
上にも乗りましたが、ベニヤ1枚程度の薄さで、ちょっと怖いぐらいです。
| 建築・設計について | 08:36 | comments(0) | -
ルドルフシンドラーの自邸-1 長く続くエントランスアプローチ
続いてライトの元で働いていたルドルフシンドラーの自邸です。
入り口は見えません。長い緑の壁に沿って歩いていきますと細い木の庇が見えてきます。





このから本当にさりげない小さな入り口があります。

中にはいりますと、木の構造架構がそのまま表された内部空間が拡がります。


こちらはマスターベッドルームとして使われていた部屋
金色の暖炉が見えますが四角い暖炉を45度振って、壁の両側の部屋で使えるようになっています。


構造架構が表しの内部は、日本建築と相通じるものがあります。
| 建築・設計について | 00:13 | comments(0) | -
フランクロイドライト バーンズドール邸3 担当はシンドラー
このバーンズドール邸の設計はライトですが、そのライトの元では多くの所員が働いており、この建物ではオーストリアの建築家シンドラーが担当したそうです。今回の視察でもシンドラーの自邸を訪れますが、シンドラーはライトも元で働き、多くのエキスを吸収した優れた建築家の一人でもあります。
当時オーストリアでは、ぜセッションという新しい様式を作り出そうという運動が行われていました。今までの建築様式から新しい様式へとチャレンジしていこうという流れです。ライトもその新しい様式というものに動かされたようですがその様式の拠り所としてアメリカの原始であるマヤ文明の形態へと傾いた時期でもあったようです。






東京の帝国ホテル、芦屋の山邑邸もマヤ文明の影響がかなりあるようです。
| 建築・設計について | 09:49 | comments(0) | -
フランクロイドライト バーンズドール邸2 宴会が催された美しい中庭
こちらが玄関。長いキャンチレバー(はね出した片持ち梁)の庇の下を直線的な廊下が玄関へと人を導きます。

天井は、2000mm程度でかなり低く抑えてあります。


こちらが外部から中庭方向を見たもの
池があり、ブリッジのマッスの向こう側に緑の中庭が見え、その先に居間があるシンメトリーな力強い構成。
ここで、多くのデザイナーを呼んでは、宴会が開かれたのでしょう。




コーナーの大きな開口部は、枠を濃い緑に塗装されていました。
ガラスは。ライトデザインの細く繊細なステンドグラスが入っています。


ライトの特徴でもある屋根の下の隅切り部分の陰影もしっかりデザインされています。
丘の上から伸びてくるようなデザイン。何とも力強さを感じざるをえません。
| 建築・設計について | 06:26 | comments(0) | -
フランクロイドライト バーンズドール邸-1
まずは、ロサンゼルスにあるバーンズドール邸へ。1918年 美術愛好家である富豪バーンズドール夫人の社交場として建てられた邸宅。建築家はフランクロイドライト。夫人は広大な土地に好きなオリーブの木を植え、オリーブの森の上にこの邸宅を依頼しました。ライトは、アメリカの歴史の根源ともいうべきマヤ文明の装飾を借り、マッスとしてのコンクリートの構成に付け加えたようです。

オリーブの植えられた丘。この上に邸宅は設計されました。


今はパークとして解放されています。ただ、建物は何度かの改修が行われ、この秋からようやく一般開放されるそうで、今回は外観のみの見学となりました。


リビングの立面。対象な形態が力強さを感じさせます。
実は、1階の部分はコンクリートですがその上は、木造だそうです。


リビング方向を見たもの。台地を這うような形態は安心感をもたらします。高台からはハリウッドの看板がある山も見ることができます。最高のロケーション


この建物の他にも今はミュージアムも建てられています。
| 建築・設計について | 10:47 | comments(0) | -
アメリカ西海岸建築視察に行ってきました。
しばらくお休みを頂戴し、アメリカ西海岸に建築視察に行ってきました。その間プログも休ませて頂きました。今日からまた再開します。あちらで見てきた様々な建築達の紹介と、その建物に対する私の意見、感想を書いていきたいと思います。お付き合いください。

ルイスカーン ソーク生物学研究所


チャールズムーア シーランチ


マリオボッタ サンフランシスコ近代美術館


フランクロイドライト マリン郡庁舎


フランクロイドライト タリアセンウエスト


フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル


フランクロイドライト ガマージュ記念講堂

他の建物です。
今回はフランクロイドライト・レーモンドの研究においては一番とも言える三沢浩先生が引率されたツアーでした。

今日から仕事の方もフルスロットルで行きますが、ひとつひとつ想い出しながら綴りたいと思います。

| 建築・設計について | 21:47 | comments(0) | -
CALENDAR
S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< July 2014 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENT
  • インスピレーションとオリジナル
    ヒゲのなくなったヒデちゃん (06/03)
  • インスピレーションとオリジナル
    snow (06/02)
  • ふるさとあおもり景観賞 民間建築部門最優秀賞にみちのく銀行むつ支店が選ばれました
    snow (04/26)
  • ふるさとあおもり景観賞 民間建築部門最優秀賞にみちのく銀行むつ支店が選ばれました
    ヒゲのヒデちゃん (04/26)
  • ふるさとあおもり景観賞 民間建築部門最優秀賞にみちのく銀行むつ支店が選ばれました
    snow (04/25)
  • ジェフリー・バワ ジェットウイングラグーンホテル(5)ラグーンを見ながらディナー
    tp nakano (09/08)
  • ジェフリー・バワ ベントタビーチホテル(1)石の壁を進む考え抜かれたアプローチ
    tp nakano (06/01)
  • ル・コルビジェ カップマルタンの別荘
    りよう (05/13)
  • レム・コールハ-ス ディー&チャーリーズウイリーセンター
    Tom (09/24)
  • リカルド・レゴレッタ カミノ・レアル・メキシコ(1)
    山田俊彦 (09/14)
PROFILE

ページトップへ戻る