冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
フランクロイドライト フェニックス ファーストクリスチャン教会 尖塔が目印
フェニックスに場所を移して、ライトツアーもいよいよ最終章にかかります。
まずは、ファーストクリスチャン教会
これは1972年にできたもので、ライトが亡くなって相当後にできた教会です。

遠くから一目でこれと解る尖塔デザインは、やはりライト独特のものでしょう。






コンクリートに石をいれて造った壁。これはタリアセンでライトが試みたデザインを踏襲しています。


| 建築・設計について | 16:49 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 低いドーム天井の落ち着くライブラリー
マリン郡庁舎の真ん中にあるドーム屋根の部分は、知識の宝庫である図書室


エントランスエレベーターを登った先の4階にあります。


内部は屋根の形状をそのまま形にしたドーム状の天井







間接照明で天井が浮かび上がります。装飾の一切無いドーム天井ですが、それがまた良いです。丸く浮き上がっているので広くかつ奥行深く見えます。
高すぎることも無く、また低すぎることもない絶妙な天井高さ。
これだと、とても落ち着いて本に集中できます。
マリン郡庁舎は素晴らしい建築でした。
| 建築・設計について | 00:08 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 両側から光が入る明るいオフィス
強い西部の光を受けるのに、一つは長いトップライトの上から強い光を採り入れ廊下のサッシを介して事務所に光を届けます。もう一つは外壁面からで、庇のある丸い開口部から一段フィルターを介した光をオフィスに入れます。
執務空間であるオフィスはこの両サイドからの光により、十分明るい空間になっています。


明るい光を採り入れる内部廊下


廊下に面した執務室の壁と開口部


内部執務室から見た吹抜け廊下


こちらは外の壁に開けられた開口部側




本当に機能が十分に考えられたデザインだと思います。

| 建築・設計について | 09:05 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン庁舎 円盤が舞い降りた外観コーナー
外部の形ですが、上から見ますと2本の橋が真ん中の円でくの字に折れて繋がっている建物です。



片方の端はマリン郡の会議場へと続き、片方の端は山に食い込むような形で止まっています。

その片方の端には小さな丘があって、そこを登ると建物全体を端から眺められるようになっています。

真ん中のプール傍の尖塔も良く見えます。

屋根はまるで宇宙人の円盤のよう。





とても有機的でユニークな形態です。
| 建築・設計について | 07:18 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 曲線を用いた有機的な階段
フランクロイドライトのこの建物に携わった痕跡と現場での写真、建物の設計時のスケッチがダイニングの一角のライト記念コーナーにあります。また廊下にもスケッチや模型が展示されており、いかにライトの建物が皆に愛され、大切に使われているかが解ります。

ダイニングの中にあるライトの功績をたたえるコーナー




切手にもなったフランクロイドライト




こちらは廊下。明るい吹抜けのある執務室と執務室の中間部分にあるもので、ここにもライトの作品が展示されています。陰翳が美しい


ライト特有の色彩豊かなスケッチもあります。


共用部のサインもライトならでは。


階段室も有機的で楽しい。
ただ昇り降りする機能ではない、デザイン性豊かな階段です。
この建物のモチーフはアール?
直線の厳しさではなく曲線を上手く随所に使いながら、優しい感じのインテリアになっています。




| 建築・設計について | 07:36 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 テーマパークのようなダイニング
マリン庁舎には、噴水があるダイニングがあります。
内部は、丸い開口部を通して緑が目に飛び込んできます。
大きな庇と、バルコニーで、暑い日差しを遮ります。











忙しい職務から束の間解放されて、外部のテラスで食事するのも楽しいかもしれません。外部テラスには大きな池があり、綺麗な噴水もあります。屋根の形や軒先の丸い装飾、高くそびえる金色の尖塔。どこかディズニーのテラスに来たかと勘違いするほど、暖かい開放感にあふれています。






| 建築・設計について | 00:07 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 トップライト建築の秀作
トップライトを用いた建築は世間に山ほどありますが、このマリン庁舎は、トップライトを用いた建築としてピカイチだと思います。長い廊下をずっとつなぐトップライトは、下部の執務空間に光を落とし、吹抜けによって今、自分が居る位置を正確に把握できます。
非常にシンプルに見える吹抜け空間ですが、一層一層考えつくされていて、変化があり飽きません。

最上階の廊下




下を見下ろすとこんな感じ
4層が全て吹抜けているところと、途中床があり、植栽が設置されているところもあり、場所と機能で見事にプランニングされています。


3層目の廊下


2層目の廊下
建物の下を車が横切っていくのが見えます。


1階部分からの見上げ。
ここでも自然光で十分明るいのです。


植栽を施したコーナー
深味のあるレッドのシート床が建物全体を引き締めながらも、明るいイメージを醸し出しています。

| 建築・設計について | 00:43 | comments(0) | -
フランクロイドライト マリン郡庁舎 ワクワクするエントランス
フランクロイドライト設計の建物は、流れる音楽のように空間が変化していき、そこに身をおくことで、いつも心がワクワクします。次に何が待っているのだろうかという期待感とそれを裏切らない感動を呼ぶ空間。決してそれがわざとらしくなく、建物の機能と性能を含めた理論的にも納得できる突き詰められた空間であるところが、素晴らしいと思います。単なる設計者の遊びで終わらないので、その建物に関わる全ての人の心をつかみ取るのです。やっぱりこれが本物の建築だと思うのです。
さて、マリーン郡庁舎のエントランスですが、大きなアーチのトンネルの真ん中に上部から光が入るスリットがあり、その開口に沿って設けられています。

道路と直角に設けられたスリット


光の道を進みます


ゴウジャスな金色の門があり、真ん中に上へと昇るエスカレーターがあります。


光の筒に向かって昇ります


このワクワク感はたまりません。


登っていくと明るいスリットの柔らかい空間が現れます。


ウーム。感動!優しい円形の手すりと4階までの明るい吹抜け空間。長いトップライトの屋根。せり出した4階部分のライブラリーの円形壁が視線を優しく受け止めます。


昇ってきたエスカレーターを見下ろすとこんな感じ。

| 建築・設計について | 11:53 | comments(0) | -
フランクロイドライト 丘をつなぐアーチ マリン郡庁舎
続いてフランクロイドライト設計の公共建築であるマリン郡庁舎です。
3つの丘の上を水平方向に延びる建物が浮いているかのように繋がり、谷にはアーチが架けられています。
丘の上には金色に輝く尖塔が、垂直方向に伸び、モニュメントとしての役割をはたしています。







それでは、玄関へと向かいましょう。


なだらかなスロープを緩いカーブを描きながら登っていきます。


二つの丘をアーチでつなぎ、その間から建物へと入って行きます。


アーチの向こう側は、またスロープで下がっていて、駐車スペースが拡がります。
視界はここで大きく開き、アーチの向こう側に広大な平野が拡がります。
このアーチの真ん中に玄関があります。

| 建築・設計について | 23:28 | comments(0) | -
サンフランシスコ フィッシャーマンズワーフ
このフィッシャーマンズワーフは、1960年初頭から随時発展を遂げてきたショッピングモールで、今でも多くの観光客でにぎわう地域です。海やヨットハーバーを見ながら海鮮料理を頂く。いつの時代でも気持ち良さはかわりません。
1964年ジラデリチョコレート工場の再利用が始まり、煉瓦造りの建物を利用したショッピングセンターができ、多くの人を魅了してきました。今のスペシャリティーセンターのはしりと言える施設です。その施設を好例にしてデルモンテ缶詰工場を再利用したのがこのザ・キャナリー。
中庭は、海からの風を防ぎ、溜り場としても心地よい環境です。






そこから海を眺めながら歩くとピア39という埠頭に造られた商業施設に着きます。





廻りはヨットハーバー


回転木馬もあり遊園地気分を味わえます。


海の向こうには脱出不可能と言われたアルカトラズの囚人島が見え、何か心に響く場所として記憶に残ります。



| 建築・設計について | 00:05 | comments(0) | -
マリオボッタ サンフランシスコ近代美術館 ぶれない建築
マリオボッタの建築体験は、残念ながらワタリウムしか知らないので、この美術館は見たかったのですが、時間切れと工事中の為、御預けとなりました。でも外観だけでも建築家の設計に対する変わらない姿勢がうかがい知れました。自分のスタイルを貫く姿勢、時代や流行を超えた存在感が感じられます。





一度見たら忘れられないインパクトのある外観。ゲゲゲの鬼太郎のおやじのイメージ・・・


外部の煉瓦タイルの積み方、貼り方もやはり重みが感じられて好きですね。
このゴツさがなかなか出せないんです。やぼったくは無く、また洗練されすぎた感じもなく、ただ絶対的ボリュームとして存在する。というイメージ。






今この美術館の真後ろに計画されている建物


またこれも対照的で面白い



| 建築・設計について | 07:56 | comments(0) | -
ダニエルリべスキンドサンフランシスコ現代ユダヤ美術館
サンフランシスコのダウンタウン、マーケットストリート南側の再開発により美術館、芸術センター、コンベンションセンターができています。この現代ユダヤ美術館もその一角にあり、製鉄所の煉瓦造りの建物に、ステンレスパネルの建物が貫通するデザインです。設計はベルリンユダヤ博物館で一躍有名になったダニエルリベスキンド。

煉瓦の建物に対して傾いた直方体のボリュームが貫通しています。




時間がなくて内部は見れず。残念。


こちらは、槇文彦設計の視覚芸術センター
階段と吹抜けホール、内外部の洗練されたディテールはここでも健在。

| 建築・設計について | 07:42 | comments(0) | -
ミシンを並べたファサードのお洒落なショップ
ライトのモリスショップの道路を挟んだ反対側にあるショップファサードがなかなかのものでした。

モリスショップのある街区は、高級テナントが並ぶ、格式高い街区です。

昔からのビンテージミシンマシーンを綺麗に並べたファサード


中は服のショップでしたが、このミシンマシーンに気がひかれました。

| 建築・設計について | 00:18 | comments(0) | -
フランクロイドライト モリスショップ サンフランシスコ
シーランチから3時間かけてサンフランシスコに戻り、夕方のサンフランシスコ市街地を散策しました。まず最初がフランクロイドライト設計の店舗モリスショップです。タイル貼りの壁が道路一面にあり、エントランスだけが象徴的に開いています。

圧倒的な壁の存在感と、入り口アーチのデザイン。サイドの照明スリットと。開口部から続く横のライン。
タイルの壁をキャンパスにして、プロポーション良く描かれた絵のようです。


アーチがやさしくお客様も迎えてくれます。

時間外でしたので、中には入れませんでしたが、入り口のガラスアーチから内部のトップライト天井照明を眺めることができました。





この入り口のデザインは相当考えつくされています。

天井の有機的な照明も眺められ、閉じられた空間の中に、柔らかい光が注がれているのを確認できました。
この店舗は2階まで円形のスロープが続き、建物の空気感を十分感じながら、ショッピングが楽しめる工夫がされています。
ライト特有の優しい内部空間です。
| 建築・設計について | 10:39 | comments(0) | -
シーランチ 同じ素材で造られた心地よいコートヤード
シーランチシリーズは今日で最後。
サンフランシスコから車を飛ばして3時間の地まで来ましたが、ここにはいくつか理想とする建築群がありました。日本の風土に合わせるところは、手を加えることで、こんなに気持ち良い場を日本でも十分作れると感じました。
主張しない建物が上手く配置されることで、まだまだ美しい町並みも形成できると改めて感じさせられました。






海へと導かれるスロープもこんなに魅力的。どうっていうデザインがされているように見えませんが、そこは抑えながらも考えつくされていると思います。
右は閉鎖的な木の壁。左は樹木と左奥にはセンターの建物が見え、正面のゲートのその向こうには太平洋の海が拡がります。



シーランチの発想の基になったバーン。ワイエスの絵にでも出てきそうなどこか郷愁の気持になる原風景がここにはあります。

| 建築・設計について | 00:07 | comments(1) | -
シーランチ水泳クラブ2 色鮮やかなスーパーグラフィックが描かれた洗面スペース
建築は、白とグレーと、木の色で構成された器ですが、その壁や天井をキャンバスと見立てるとこんな面白い内部空間にもなります。もっと建築にアートを持ち込んでも良いんじゃないかと思いますね。
シーランチの建物は、外部も内部もそのあたりで採れる材料、ここではレッドウッドの木ですが、その材料を用いて、空間の豊かさで魅力ある建築を作っているわけですが、内部の木にペインティングすることで、表と裏がまるっきり違う空間体験ができるわけです。








| 建築・設計について | 07:01 | comments(0) | -
シーランチ水泳クラブ1 風から守る為、土の中に埋め込まれた心地よいプール
シーランチ水泳クラブは、ここシーランチの別荘に住む住人の為のプールそしてテニスコートを持つクラブハウスで、着替えの機能があります。
海からの強い風を防ぐ為、土を盛り上げ、その真ん中を掘り下げてその中に建っています。プールもテニスコートも廻りが丘で囲まれているので、風の影響が少なくてすむという訳です。


入り口の塀と、自転車を立て掛けるモニュメントのような装置。

さて、このシーランチ水泳クラブ。建物の仕上げは内外共に同じ地元で採れるレッドウッド。極めてシンプルな素材で作り上げ、その中に光が注ぐこむ工夫をし、豊かな空間を作り出す。という手法は他のコンドミニアムと同じですが、内部は、ユニット9のようにスーパーグラフィックの塗装でも模様で、明るくポップな雰囲気になっています。

プールを囲む丘の上からクラブハウスとプールをみたところ。
ガラスのハイサイドライトから中のインテリアが少し見えます。









屋根もレッドウッドの皮を積み重ねたもの。
自然素材で全て作られています。

| 建築・設計について | 10:41 | comments(0) | -
シーランチ 吹抜けのリビングと緩やかにつながるベッドルーム
ベッドルームは2階ですが、吹抜けリビングに面して引き戸が付いていて、その引き戸をあけるとリビングに顔をだしことができます。小さな子供がいる家では、家全体で家族の気配が感じられるように、子供部屋とリビングの間の壁に引き戸の窓を設けたりしますが、この家もベッドルームとリビングが緩やかに繋がる感じで、楽しくなります。


リビング吹抜けに面する扉




ベッドルーム


このベッドルームも明るい


ベッドルームから見下げたところ


外の景色もいい感じです。

この家も建てられて60年近く経ちますが、まったく古さを感じません。
しっかりした素材のせいかと思い、断面を図ってみました。
厚み40mmの無垢板。
そりゃー存在感あるわ!






| 建築・設計について | 08:59 | comments(0) | -
シーランチ 森を眺めてくつろげるリビング
いつくかの別荘の中で、中を見せてくれる建て主がおられ、住んでいる状況を見ることができました。ここは、シーランチコンドミニアムのように海に直接面していないので、今は海を見ることはできませんが、そのかわり50年を経た、レッドウッドの森に囲まれた環境になっています。
軽井沢をはじめ、森の中の別荘はあちこちにありますので、この建物も参考になると思います。都会を離れ、自然の中に身を置くわけですから、都会のような素材ではなく、そこにある現地調達の素材をシンプルに使うのが良いと思います。



大きな開口部に緑が迫ってきます。




ハイサイドライトやトップライトを有効に使うことで、森の中でも十分に明るい内部空間が拡がります。
| 建築・設計について | 08:38 | comments(0) | -
シーランチ 森の中に溶け込む木の外壁
レッドウッドの木は、雨にも比較的強く、年数が経つとシルバーグレーに色が変わってきます。ここシーランチのある別荘郡は外壁が全てこのレッドウッド。
もともと木の外壁が大好きで、設計したいくつかの建築にも取り入れていますので、このシーランチの建築群は理想的でもあります。日本の湿気の多い環境とはもちろん異なりますが、日本も昔から木の文化があるわけですから、納まりと屋根の架け方の検討次第で、これと似たようなものはもちろん建築可能なのです。
シーランチコンドミニアムが出来た当時は、大きな木はなく草原でしたが、60年の時を経て、森の中に点在するようになりました。
自然との一体感が何よりうれしいな。






















| 建築・設計について | 07:51 | comments(0) | -
シーランチコンドミニアム 窓からの光が陰影を作り出し、室内に深みを生む
シーランチコンドミニアムは、ユニット8と9を見学できました。
じっくり味わってかんじるのは、それぞれのユニットのヒューマンスケールな心地よさ。この気持ち良さはどこからくるのか。今までのブログにも書きましたが、出窓、神殿、方向を変えた窓の取り方、トップライトからの優しい光、統一された素材。自然素材の持つ不思議な力。などなど。
大きな一つのスペースの中にいろいろなパーツが入っているわけですが、壁とそのパーツがくっついて部屋を構成しているのでは無く、大きな空きスペースに組立細工(おもちゃ箱のような)が隙間を設けて置かれているという感じなんです。
壁を立ててスペースを作ってはいないので、隙間が沢山できます。
その隙間にトップライトからの光が注ぎ込まれます。
空気がどこも繋がっている感じなんです。







トップライトの光と、配置されたユニットによって、昼間でも照明がいりません。エコな設計












開口部の配置により、部屋の中に陰影ができ、空間の中に深みができます。
本当に考えつくされた建物でした。



| 建築・設計について | 08:46 | comments(0) | -
シーランチコンドミニアム ユニット8 出窓のある明るく開放的なダイニング
ユニット8のダイニングは、出窓のある明るいコーナーに配置されていました。
人によって違いますが、もっとも長く居座る場所は、リビングかダイニングか。
この海に面した場所に設けられた出窓のあるダイニングは、この場所でにぎやかに食事するにはもってこいのスペースです。

これは、壁で囲まれたリビングから明るい開放的なダイニングをみたところです。
同じ家でまったく違う趣のスペースを楽しめるなんて最高!




出窓の上はハイサイドライト
さらに明るくなっています。
綺麗な海、荒れた海。日々表情を変える自然の営みを肌で感じて頂く食事。
感謝の気持ちが伝わりそう。


キッチンからはこんな感じ。出窓の向こうの景色を見ながらクッキングです。
| 建築・設計について | 00:12 | comments(0) | -
シーランチコンドミニアム ユニット8 壁で囲まれた安心感のある心地良いリビング
続いてチャールズムーアのユニットのお隣にあるユニット8。シーランチは10のユニットで構成されていますが、美しい景色を切り取る出窓と、その面とは違う景色を楽しむもう一つの大きな窓という構成は同じです。
さて、このユニット8ですが、玄関を入りますとおなじようにワンスペース。
でも玄関扉のすぐのスペースがリビングになっています。




このリビングにも大きな開口部がありますが、そこからは広大な自然の風景は見れず、木の壁で囲まれた中庭のようなスペースが見えます。





内装のレッドウッドと同じ外部塀が続いていて、囲まれた安心感があるスペースとなっています。
何より拡がりが感じられます。


木で囲まれた外部と内部を上手くつないでいけば、外の景色が見れなくても心地良い空間はできます。
| 建築・設計について | 07:20 | comments(0) | -
シーランチコンドミニアム ユニット9 スーパーグラフィックの壁で区切られたキッチン
一つの大きなスペースの中に出窓、神殿を設け、リビング、暖炉スペース、お風呂、ベッドルーム、そしてキッチンとダイニングを上手くコンパクトに配置。しかもそれぞれのスペースが居心地良くできているので、言うことありません。
好きな家具、インテリアに囲まれながら、静かな時間を過ごす。今の慌ただしい我々日本人にはこんな隠れ家的な豊かなスペースが必要です。
さて、キッチンなんですが、出窓と暖炉が見れる場所に食い込むように配置されています。
スーパーグラフィックの壁の中にスポッとはめこまれたような印象を受けます。





キッチンから暖炉スペースと出窓をみたところ。
外を感じながらの料理は楽しい


ダイニングは出窓と違う面にあり、またここからの景色も絶景でした。


一つの箱から飛びだした部分にあるゲストの為のベッドルーム
両面の壁がガラスというここは開放感抜群のスペース
何だか荒野に寝ている感じになるのでは。
| 建築・設計について | 08:10 | comments(0) | -
シーランチコンドミニアムユニット9 神殿下の落ち着く暖炉スペース
構造をそのまま表した一つの空間の中にいくつかのパーツが上手く組み込まれたような構成をしています。光は出窓の大開口と、屋根からのトップライトがメイン。

レッドウッドの荒い仕上げ壁にそって落ちてくる光は、とても幻想的で美しいものでした。
ベッドルームは4本の丸太の柱で支えられた神殿の上にあります。
ベッドの上もトップライト
光が柔らかく落ちてくるのは、その廻りを布で囲っているからです。



とても落ち着くベッドルーム
深い眠りがとれそうです。


ベッドルームの下は、暖炉スペース。
柱で囲まれた暖炉スペースは、天井が低くとても落ち着く場となっています。

天井のたかいところと、低いところ。それぞれに生まれる場を見事につなぎあわせながら、小さな家にいろいろな心地よい居所を作り出しています。


暖炉
冷たい海を見ながら落ち着いた暖炉スペースで火にあたる。
なんだか想像しただけで、心地良いではないですか。
| 建築・設計について | 11:13 | comments(0) | -
シーランチ・コンドミニアム ユニット9 世界を魅了した海を見下ろす出窓
シーランチコンドミニアムの中のチャールズ・ムーアのユニット9。
ムーアが自分が滞在するためにこしらえた部屋です。コンドミニアムの中のコーナー角部屋。ベストポジション。
何と言いましてもこのユニットの一番居心地の良い場所は太平洋を見下ろす出窓スペース。この出窓ほど、世界の建築家たちを魅了した出窓はないのではないでしょうか。
太平洋の波と岩を見ているだけでも時間は静かに過ぎていきます。


大げさではなく、この出窓のソファーに腰かけて、癒しの空間を体感しにわざわざ来たようなものです。










振りむけば、レッドウッドの吹抜けに色鮮やかなスーパーグラフィックが施された空間がやさしく包み込みます。
ウーン、住んでみたい。


| 建築・設計について | 09:38 | comments(0) | -
シーランチ・コンドミニアム3 中庭から海へのアプローチ
この中庭から海岸線にも出られます。
そのゲートがこれ。


逆に海から建物中庭に入る場合はこんな感じに見えます。



この目線が上へと向いていく上昇感が感動を呼びます


考えつくされた配置計画だと思いました。

太平洋の厳しい自然に対峙する外壁はこんな感じ



内部から見てもっとも美しいと思われるところに大きな開口部が設けられます。


大地から浮いている部分は出窓スペース

| 建築・設計について | 00:00 | comments(0) | -
シーランチ・コンドミニアム2 中庭からの素晴らしいアプローチ
駐車場から少し下がると建物間で設けられた門のようなトンネルスペースがありそこをくぐると、いくつかのユニットで囲まれた中庭にでます。
建物の外周は広大な厳しく美しい自然そのもの。この中庭は建物で囲まれた安心できる別世界です。



同じ自然素材で作られた立体的な建築群。木の経年変化も美しく、落ち着きがある外部空間となっています。


敷地高低差を利用して、建物が連続的に繋がっていきます。


上のユニットから見るとこんな感じで中庭を介して太平洋が見えます。中庭の階段レイアウトも有機的で思わず登ってしまう楽しさに溢れています。






ユニットの入り口も腰壁が伸びてきて、回り込んで入る感じ
| 建築・設計について | 00:08 | comments(0) | -
シーランチ・コンドミニアム1 チャールズ・ムーアの最高傑作
さて、いよいよシーランチ・コンドミニアムへと向かいます。
まずは、塀で囲まれた駐車場がお出迎え。



低く抑えられたファサード








建設して50年経つのになんでこんなに外壁が綺麗なの?と思いましたが一度全面改修されたそうです。・・・納得


| 建築・設計について | 00:01 | comments(0) | -
シーランチ シーランチセンター 素晴らしい木の内装
シーランチセンターに入ります。
まず、このカウンターがあるのですが、カッコいいー!

何が良いかと感じるか。見事につかっている材料が本物であり、重厚感があるからでしょう。余計な装飾は無く、ストレートに素材感が伝わってきます。
人の目は素晴らしいもので、本物と偽物が何となくかんじられるのです。
まがい物が多い最近の日本の建物内装を見慣れていますが、本物に出会うとその違いが感覚でわかるのです。


こちらは休憩したり商談を行うリビングスペース
敷地の勾配を利用して海にむかって床段差を設け、それが空間に変化をもたらせています。
一番下のレベルは海に向かって全面がガラスのダイニングスペース




窓からの景色も素敵で、絵になります。


暖炉はやはり必需品。

この建物は比較的新しいので、壁・床・天井が全て木ではなく、天井は塗装仕上げとなっています。
壁の木は外装と同じレッドウッド。表面の仕上げは行わず、ラフな仕上げのままです。でもそれがまら素晴らしい。すっかり気に入っちゃいました。


食堂から見た太平洋の景色
| 建築・設計について | 00:03 | comments(0) | -
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