冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
リッツカールトン京都 和モダンを感じる階段吹抜けロビー

エレベーターホールから庭方向を見たもの


エレベーターの扉とその廻りの壁は黒。
織り上げ天井は金色
その他職人さんの手の込んだ作り物が随所に散りばめられています。


吹抜けのあるロビーですがいわゆるカウンターがドーンとあるようなロビーではなく、幾人かのスタッフが並んでいるだけのさりげないものでした。
階段を降りると、和食のレストランがあり、更に下に降りると宴会フロアーになります。
地下に掘り下げたこの建物にとってこの吹抜けは上下を視覚的につなげる重要な装置であり、はれの場であるわけです。


吹抜けを介して、庭に面するロビーラウンジを見たもの。



こちらは、受付待合とスパ待合を兼ねたスペース
綺麗な壁のインテリア。和紙の照明、格子のついたてが和を感じさせてくれます。


階段を降りた和食スペースの廊下部分




| 建築・設計について | 00:20 | comments(0) | -
リッツカールトン京都 和モダンを感じるエントランス
今、和モダンの建築を考えています。和と一言で言うのは簡単ですが、幅が広すぎてどこまで和を取り入れ、完全な和風とはしないで、今の洋の生活に合ったものを作るかは考えどころ。和の要素例えば、格子、庇、すだれ、引き戸、障子などの日本の伝統的な建築部位を上手く組み込みながら、まだ今なら残っている職人さんの技を用い、自然素材をできるだけ盛り込み、空気が綺麗な建築を目指す。水平方向に流れ、拡がる空間。そして何より自然と一つになる、言い換えれば自然を取り込む空間つくりということでしょうか。もう一つ、経年変化を楽しむ建築かな。
リッツカールトン京都も勿論和を感じさせる建築要素盛りだくさんの建物です。


水のせせらぎを聞きながら、エントランスへと入っていきます。やはり、門から玄関までは長い方が良いです。空気がだんだんと変わっていくのを感じながら進みます。


エントランスホール。
色気のない白と黒の色調に一部天井に金色を使っています。




格子を通して庭の緑を眺めます。


エントランスロビーを抜けて扉を開け、庭の方を向くと見事な松の盆栽。
盆栽も日本ならでは。


で、ロビーの格となる吹抜け空間には職人技が必要な壁が用いられています。
| 建築・設計について | 08:57 | comments(0) | -
鴨川の景観を考慮したリッツカールトン京都。繊細な庇屋根が美しい
最近京都にできたリッツカールトン京都です。鴨川の景観を考慮し、客室は地上階ですが宴会場やレストランは地下に埋め込まれています。


京都、和を感じさせる外観には大きな軒の出がある屋根がかかりますが、ディテールを考え、とてもシャープで軽い屋根となっています。設計は日建設計。


入り口からホテルエントランスまでは、水の流れるプロムナードとなっていて、その繊細な水の流れ、庇の低さ、正面に見える庭がまさに和を感じさせてくれます。









川のせせらぎはエントランスに向かって緩やかに流れています。床もスロープ
この写真はエントランス側からの見返り


突き当りは、庭園の一部となっています。

| 建築・設計について | 06:13 | comments(0) | -
京都の町屋 奥が深い京都の路地
日本はやっぱり木と共に育った文化が根底にあります。京都の町屋を歩くと、何とも言えない安堵感があり、落ち着いた気持ちにさせてくれます。

まだまだ京都にはこんな路地が残り、若い芸術家の発表の場として使われていたり、有効活用が図られています。
一つ一つの家は小さいのですがその狭さがまた威力的なんです。



深い路地の両側には家の門があって、歩いて入り込む楽しみがあります。
門から玄関までは遠い方が良いですよね。










美しい門構え


ガスメーターもきちんと隠す。この気遣い。
街が美しくなっていくと自然住む人の心構えも変わってきます。

| 建築・設計について | 08:51 | comments(0) | -
外壁に自然木を貼った外観。我が家とよく似た京都の家
京都の祇園近くにあった家です。
外壁は、杉かヒノキか。とにかく美しい木を貼った家が祇園周辺のお茶屋さんには多く見受けられます。
でもこの家、パッと見たときにどこかでお会いしたような感じがしたのです。
なんだ我が家か。
ルーバーとすだれの違いはありますが、何となく似てません?


| 建築・設計について | 00:18 | comments(0) | -
フランクロイドライト ガメージ記念講堂 臨場感溢れる客席
昔のモノクロの映画を見ていますと、時々劇場の客席が移されるシーンがあります。その時、ずらっと席が横に並んでいて、人の顔がずらっと途切れないでつながっています。日本の劇場は、消防法の関係からも、横何列かおきに縦通路をとらないといけませんので、席が横に端から端までつながっているホールは皆無だと思います。
で、このガメージ記念講堂は、モノクロ映画シーンを彷彿させる席の配置でした。

迫力あります。途中でトイレに立とうと思ってもはるかかなたまでゴメン!を言い続けて動かないといけません。・・・なんてことは考えないのかな。








ライトはディズニーぽい。愛嬌がありますよね。
このブログでアメリカ視察は完了です。
明日からは日本での建築、そして今動いているプロジェクトを紹介できればと思います。
| 建築・設計について | 07:19 | comments(0) | -
フランクロイドライト ガメージ記念講堂 円形ホワイエ
円形のホワイエは、先が見えないので、広さをかんじることができますよね。
まずは受付


タイルの貼られたホワイエ。天井の照明は、円ですが、それ以外はあっさりと平な天井です。








階段とスロープも円形



真っ直ぐな壁はまったくありません。



| 建築・設計について | 07:54 | comments(0) | -
フランクロイドライト ガメージ記念講堂 メリーゴーランドのような外観
今回の建築視察の最後の建物は、ガメージ記念講堂です。ライトが亡くなった1959年の完成。
平面はいくつかの円形を大小組み合わせたような形をしています。
外観は、テーマパークにあるメリーゴーランドのような形をしていて、どこかメルヘンチックな感じ。









ホールへと繋がるスロープです。
手すりも何だかここまできたら遊びましょうという感じですかね。
ホールという娯楽の殿堂をそのまま外観に表現したのかもしれません。
| 建築・設計について | 15:51 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル ファッションショーも行われたプールサイド
昔の写真の中に、プールサイドに集まり座る紳士、淑女が写っているものがあります。皆日よけの傘や帽子を被り、きちんとした正装でショーを見ています。良き時代のアメリカ。このホテルは昔から愛され続けているようです。


広い庭とプール。そしてコテージの点在する美しいフィールド







まさにリゾートホテル

さて、客室廊下の写真を最後に2枚
最上階の廊下ですが、壁は外壁と同じタイル
何だか洞窟の廊下を連想させますが、ところどころトップライトからの光が注ぎ、魅力的な廊下になっていました。



今日で、このホテルのブログは終了。
それにしてもライト設計の東京帝国ホテルが、一部でも残されて今でも現役ならば、どれだけ世界中の人達を魅了することができたか。・・・考えるだけで残念でたまりません。

| 建築・設計について | 07:58 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 宇宙船が舞い降りたようなアズテックルーム
こちらは、宇宙船がまいおりたような天井を持つ、アズテックルームと呼ばれる宴会場です。

ゴールドの天井。美しく装飾された構造梁。万華鏡のような照明。大きな開口部の上は穴の開いたタイルで、これまた細かい装飾された光が、日本の欄間のような効果で室内に取り込まれます。




屋根を受ける基壇部分はタイルの造形。


ゴールドルームパティオを通る廊下を渡りますと、さらに大きなホールのホワイエへと導かれます。
開口部のデザインも鉛筆の線で何回も検討して決められたのでしょう。
全く手を抜いていません。どこまでもライト。


アリゾナビルトモアホテルボウルルームのホワイエ

| 建築・設計について | 00:08 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 気品のあるゴールドルーム
ホテルメインロビーからスチールの扉を開けて数段上ると、そこは大きなゴールドルームと言われる宴会場。
光が美しく天井を照らし、ワクワク感一杯です。



天井はゴールド
壁の装飾的なタイルも迫力ありますが、床の細かくデザインされたジュ―タンに対してあっさりとしたゴールド一色の天井がかえって印象に残ります。


長い開口は、ゴールドルームパティオという庭と繋がり、内部には明るい光が差し込みます。
開口部と天井の意匠が絶妙。




ロビーの方に振り返るとこんな感じ


外部デザイン

| 建築・設計について | 10:26 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 大きな暖炉のある2階の特別室
2階のライト特別室にご案内。



廊下を抜けて扉を開けますと


こんな感じの大きな部屋でした。
タイル貼りの壁。天井廻りは黄金
天井も凝った装飾
とくに暖炉廻りは迫力があります。
どこかアーリーアメリカンの遺跡の内部にいるような感じです。








天井も美し。

| 建築・設計について | 17:35 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 美しい重厚感、透明感を備えた階段
階段は、いつもブログで取り上げますが、設計者が最も頭をひねらすところではないでしょうか。思いずっしりした安定感のある階段。透明感があり浮いているような軽快な階段等々。
このビルトモアホテルのホールに付く階段は、重厚感もありながらも、透けていて向こうが見える階段でもあります。



ステップひとつひとつが丁寧に作りこまれた階段です。


光が透けます。
この程度ならば、下からの視線も全く問題ありません。

で、上がっていきますとホールがあり、そこからロビー空間が眺められます。


| 建築・設計について | 01:00 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 外部を感じるガラス壁のある明るいダイニング
黄金に輝く落ち着いたロビーを進んでいきます。
いくつかのソファーが並ぶ居間的スペースの奥には、カウンターバーがあり、ガラス壁で仕切られた個室ダイニングも見えます。
カウンターバーから振り返ってホテルロビーを見たショット



ガラス壁の中の個室ダイニング


先端にはメインダイニングがあります。


ここは、外部に大きなガラスをはめ込んだ明るいダイニングです。
照明も丸い電球をつり合い良く配したシャンデリア


このガラス壁のあるコーナーは、そのディテールの美しさ、洗練されたインテリアの素晴らしさに見とれました。

| 建築・設計について | 10:01 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 黄金に輝くホテルロビー
ホテルロビーの素晴らしさにはしばし見とれてしまいました。外壁と同じタイルの貼られた壁と梁型。その梁と梁の間の天井には金箔が貼られ、黄金色に輝き、インテリアの建築化照明と相まって、不思議な世界を創り出していました。
スケールも人間に合わせた丁度良いスケール。大きすぎることもなく、また狭さも感じない、居心地の良い完璧なスケール感です。

照明の配置も抜群でしょう。


2階には通路バルコニーが廻っているので、のっぺらぼうな壁にならず、奥行の感じる陰影ある立面となっています。






振り返って見ると、宴会場ホールへの入り口が正面に見えます。


金箔の貼られた天井。経年変化もあり、成金的ないやらしさは全くなく、ちょっと渋めのきいた金色。天井には補修の跡がありましたが、今ではこの金箔を施工できる職人さんはいないそうです。
| 建築・設計について | 07:29 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナビルトモアホテル 綺麗なステンドグラスが客を迎えます
大きな庇のある玄関から中に入ります。沢山の光あふれる外部とうって変わって内部は静かで落ち着いた雰囲気のあるエントランスです。
ガラスの自動ドアを入ると、正面にタイル貼りの柱、右奥にステンドグラスの壁が見えます。


自然と目はステンドグラスの壁に行き、そちらへと導かれます。


さらに奥へと進むと、左手には2階へ上がる階段。右にはホールエントランスが見えてきます。


さらに進んで、右手を振り返るとこのエントランスホールでお出迎え。
感動する動線ですね。




| 建築・設計について | 08:42 | comments(0) | -
フランクロイドライト アリゾナフェニックス ビルトモアホテル
フェニックスのホテルといえば、このビルトモアホテルです。高級リゾートホテル。フランクロイドライト58歳での建築。実際に設計したのはマッカーサー兄弟で、ライトのもとで修行していました。世界の中でライトにかかわるホテルで現存する唯一のホテル。ケネディー大統領、マリリンモンローをはじめ多くの著名人が好んだホテルです。今でもシーズンになれば、アメリカ全土から多くの観光客でにぎわうそうです。


外壁、内部主要な壁は遺跡を連想させるタイル仕上げ。決して派手なデザインではないのですが、印象に残る力強さがあります。



自然素材のボリュームある塊は存在感があり、大地と一つに繋がるような落ち着いた雰囲気を醸し出していました。時代と共に趣きが出、さらに価値が上がっている感じです。


アプローチを進むと大きな庇のあるエントランスが客を迎えてくれます。







| 建築・設計について | 09:11 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト セルフビルドの建築
タリアセンウエストは、ライトとその弟子たちが自ら汗を流して作りこんでいった建築です。その当時の写真があります。









コンクリートを現場で練って、石を入れた型枠に流し込み、その上にレッドウッドの梁を架け、テントを載せてつくりあげていきました。
自然には水平という線は無い。従って我々の人で作り上げる建築には水平ラインを入れようというライトの考えから、外壁のコンクリートには水平のラインが刻み込まれています。










当時は、廻りには何もない砂漠だけがあるところでしたが、最近ではライトロードなる道もでき、すぐ近くまで住宅ができているような地域へと変わっています。
厳しい自然と向き合った有機的な建築群。印象に残る建物でした。

| 建築・設計について | 11:01 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 音楽を楽しむ小ホール
こちらは、やや小さなホール。
入り口から長い廊下を歩いて、先端まで行って、振り返り中に入ります。




ステージに向かって緩い傾斜になっており、そこにはピアノが置かれてあります。照明は、華やかなイメージの電球






ピアノは、コンクリートの塊を掘りぬいた穴の方を向いています。
スピーカーを用いなくても、わずかな音がこの穴に反響し、後部席まで十分に聞こえる工夫がなされています。



| 建築・設計について | 00:18 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 建築には遊びも大事
建物を設計するには遊び心が大切です。いかに遊んで楽しんでいるか、楽しませるかも設計コンセプトの大きな要素のひとつ。心がワクワクする。思わず笑顔がでる。そんな場を提供できるかどうかは、設計者の腕にかかっているわけです。というわけで、設計者たるもの大いに遊び、人生を楽しまないといけません。ライトも遊び好き。タリアセンウエストには娯楽の為のホールやバーもあります。
これがホール。勿論仕事のプレゼルームにも使われましたが、たもには踊り子を呼んで、ショーを楽しんだりしました。













それにしても立派な劇場
やるからにはとことんです。
| 建築・設計について | 07:13 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 大きな製図室
タリアセンには世界中からライトを教えを得る為に多くの若者が訪ねてきました。ここで、働き食事を共にし、リラクゼーションを楽しみ、建築そして人生の多くを学びました。製図室には沢山の製図台が並び、プロジェクトを進めていきました。





製図室前のパーゴラのある通路




砂漠を眺める展望デッキ



| 建築・設計について | 21:53 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 青い椅子が映える大きなダイニング
さて、再びパブリックゾーンです。ピロティーによってゾーンが分けられていますが、向かって左が、大きなダイニングになっています。




50人ぐらいは入れそうな大きさ。
外周はガラス開口。青い椅子が空間を引き締めています。




| 建築・設計について | 00:00 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 落ち着くリビング
プライベートなエリアのリビング・ベッドルームは残念ながら撮影ができません。
そこで、このタリアセンウエストで購入したフランクロイドライトの住宅の本(FRANK LLOYD WRIGHT THE HOUSES)からの抜粋です。



何と言いましてもここが一番気持ち良かった。
低い天井をはじめとするヒューマンスケールの空間、柔らかい光、ガラスごしに拡がる庭の景色、素材の豊かさ、空気が流れるがごとく視界が奥へと向かう平面計画。どれをとっても心地良いのです。
写真左のソファーに腰かけますと、立つのがいやになります。
重心が低いのですね。壁でかこまれている安心感と、外が見える開放感が同居したような空間でした。


| 建築・設計について | 00:56 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 地形に沿って水平に伸びる建築
メインの建物は、大地に対して水平に広がる建築で、所員が働く製図室、食堂、
リビング、ベッドルームと繋がっています。食堂の前には大きな庭が幾何学的に配置され、三角の美しいプールが熱いアリゾナの地にオアシスの気持ち良さをもたらしてくれます。

まず、建物の端にある製図室の外観。建物の構造コンセプトは同じで石を打ち込んだコンクリートの壁、レッドウッドの梁、その上のテントの屋根の構成


水平に伸びていきます。






三角形の幾何学的なプール








プールに沿って歩き建物に向かいます。
屋根は一続きですが、ピロティーがあり、左が食堂や製図室のあるパブリックゾーン、右が居間・ベッドルームのあるプライベートゾーンに分かれます。



| 建築・設計について | 09:08 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト トップライトから注がれる柔らかい光
では、まずこの会議室に入ります。
いつものようにさりげない玄関。扉の高さも低く、おおきな外人は、屈むような感じです。

外の厳しい暑さと光の強さが入った瞬間に柔らかい優しい光と空気に包まれます。


天井は全て膜
これで強い光が柔らかい光へと変容します。




ここは、クライアントへのプレゼルームとしても使われました。
大きな打合せテーブルがあります。


斜めに架けられたレッドウッドの梁
コンクリートの壁と梁の間はガラス開口で、ここから木の緑をたのしむことができます。
何とも言えないヒューマンなスケール感。
中に入って体感しないとわからない心地よさ、安心感。
これがライトたる所以でしょう。


ここでは雨はほとんど降らないので、できたときは鉄骨の樋もなかったのですが、今はついています。三沢先生の話ですと、ライトは雨が降ってこのテントから雨が漏り、床を雨が濡らすのを楽しんでいたそうです。
| 建築・設計について | 00:10 | comments(0) | -
フランクロイドライト タリアセンウエスト 砂漠の中の夢のようなアトリエ
さて、今回の旅の目玉でもあるタリアセンウエストです。
ライトは毎年11月になると製図道具をはじめ生活品全てをまとめ、タリアセンイーストからこのウエストへ、大移動をしここで4月まで事務所員と家族と共に過ごしたそうです。アリゾナな砂漠のど真ん中で、フェニックスからも離れ、当時はまさに都心から何もない場所でした。ライトもあえてその人里離れた場所に造ったのです。





玄関のモニュメント




ここは、オフィスと打ち合わせ室


レッドウッドの梁を架け、屋根にはキャンパスを梁間に取り付けるデザイン。
壁はコンクリートですが、ここで採れる赤褐色の石を打ち込んでいます。


配置を見ると、三角ですが、この会議室からは遠くプールのある庭をのぞむことができます。
| 建築・設計について | 08:12 | comments(0) | -
フランクロイドライト デビッドライト邸 円形スロープのある住宅
ライトの三男の為の住宅。
ライトが長年の設計で辿り着いた最後の形態とされる円形の平面を持つ住宅です。1階は、ピロティーで地面から建物をぐるりと巻くようにスロープで2階に昇ります。2階は360度視界が開ける外に開いたプランとなっていて、そこから更にユーティリティー部分の小さな円形タワーに沿ったスロープで屋上に上がれます。
ピロティーの中を通り、中庭的領域を超えてスロープを昇りながら遠く視線は360度回転。中に至るという物語性の高いワクワク感一杯の建築です。

左の円形筒はユーティリティースペースを囲む部分で、その廻りに取り付くスロープは、2階から屋上へのスロープ


広大な敷地に建ちます




どうも州が買い取って近い将来一般公開されるようです。
きちんとメンテされていました。
ライト晩年である1950年の設計
| 建築・設計について | 07:35 | comments(0) | -
砂漠の街アリゾナ州パラダイスバレーの豪邸 フランクロイドライト プライス邸
砂漠の街は、暑かった。日中は40度近くになり、道路のアスファルトからの熱は日が落ちてからもどんどん昇ってきます。道を歩く人などほとんど皆無。ここは車の社会。そんな厳しい自然環境にもかかわらず、このフェニックスは人気の街だそうです。人種差別が少ない。人が優しい。貧富の差が余りなく、街は整然としていてとても手入れが行き届き、綺麗です。芝生やサボテンの植木がとても綺麗に植えられていて、見ていても飽きません。
そんな街には多くの金持が広大な敷地に豪邸を構えています。


このプライス邸も大きな敷地にフラットに配置された家で、設計はフランクロイドライト。
こちらは玄関のゲート







敷地に入るとショットガンで狙われそうなのでここまでしか近寄れませんでした。
鉄骨の柱に水平に伸びる軽く浮かぶ屋根。
きちんとゾーニングされたプラン。1954年の作
| 建築・設計について | 07:46 | comments(0) | -
フランクロイドライト ファーストクリスチャン教会 青い椅子
早いもので今日から9月。猛暑も去り、急に涼しくなりました。何だかこの夏は自然災害も多く、地球もかなり病んでいるとしか思えませんが、少しでも温暖化を遅らせるために今自分にできることを、着実にやるしか方法はありません。

さて、ブログの続き。
ファーストクリスチャン教会内部は、礼拝の他音楽を演奏できるステージを中心に椅子が配置され、天井のスリット開口のステンドグラスから明るい光が注がれます。



大きくはね出した庇には開口があって、そこから望む尖塔はこんな感じ




椅子の色は鮮やかなブルーでした。


天井スリットのステンドグラス。
内部にははいれませんでしたが、廻りがガラス開口なので、写真に納めることができました。
芝生広場にドンと置かれた教会。
フェニックスのこの教会の周辺には沢山の教会がありますが、やはりひときわ目を引くデザインです。
| 建築・設計について | 10:07 | comments(0) | -
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