冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
スリランカの老舗紅茶店 

スリランカといえば紅茶。イギリス植民地時代に持ち込まれ、温暖な気候のもと、美味しい紅茶が沢山採れます。
この老舗店舗では多くの高級紅茶を販売。
確かに建物も重厚感があり、歴史を感じる外観です。


ティーポットの置物があり、紅茶屋さんだと解ります。




玄関両脇には狛犬ならぬゾウさんの可愛らしい置物が迎えてくれました。




中に入ると大きな吹抜け空間。トップライトからの明るい光がうれしい。






バス移動の途中、バナナ売り場に立ち寄りました。




日本では見たことのない赤いバナナ。
中はいつもの黄色いバナナ。味はグッドでした。
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スリランカ世界遺産キャンディの仏歯寺を参拝する
スリランカの世界遺産キャンディーの街と仏陀の犬歯を納めてある仏歯寺・ダラダー・マーリガーワ寺院は、毎日3回礼拝が行われ、仏舎利を拝めることができます。今回は夜にその仏陀の歯が公開されるというので7時から参拝しました。
ライトアップされた塔を見ながら中に入って行きます。

この塔は図書室。この裏に本殿があります。



手前は海の波を表し、その向こうの柔らかい連続山形壁は雲を表しています。そのはるか高いところに仏の世界が拡がります。


建物はお濠が巡らせてあります。


まず入るとこのドーム状の通路。階段を昇って進みますが、この左側の高いところは、実はおおきなインド象にその仏舎利を載せる為のステージです。年に一度仏舎利は寺から出され、像に載って街を練り歩き、その年の豊作を祈る祭りが開かれます。


ドームに描かれたその儀式の様子。こんなふうに、ゾウも着飾り、行進します。


ちょっと狭いドームをくぐり、大きなホールへと導かれます。


半外部空間。本堂の廻りをぐるりと廻ることができます。


仏舎利を拝むために上階へと登る階段


本堂の軒。装飾がライトアップされて豪華


仏様が並ぶホール。日本からの仏様も贈呈されています。


壁の上部には、仏歯がインドからここスリランカに渡ってきた物語が絵で飾られています。
このお寺はスリランカの人々にとっては最も重要な場であるのです。
仏舎利の写真はタイミング悪く撮れませんでしたが、多くの信者さんがこの時間でも訪れ、願い事をされていました。


長く続いた習慣もイギリス植民地時代に一度中止になりました。そのため、豊作だった作物が雨が降らず、大変不作となり、スリランカの人々はこのお祭りを再開してもらうよう英国人と協議しました。ここは、このお祭りをやってもよいと約束した調印の場だそうです。大きな屋根が、木の列柱の上に載る、シンプルな建物ですが、威厳が感じられました。

| 建築・設計について | 09:58 | comments(0) | -
スリランカキャンディ クイーンズホテルの豪華な階段 
クイーンズホテルに入ってすぐに目に留まるのがこの階段とエレベーター
豪華な造り。やはり階段は建物の中心なんですね。


この階段を背景に結婚したお二人の撮影が行われていました。

男の人の衣装は最後の王様の衣装。綺麗で豪華


家族写真。女性はこのようにふっくら美人が多いように思えました。


1階にあるメインダイニング


1階にあるプロムナード。天井が高く、まさにその時代の建物の貫録


ベッドルームです。天井がやたらと高い。建具は隙間だらけで隣の部屋の音が聞こえます。もちろんシャワーの水廻りはお察しの通り、お湯の出はよくありませんでした。不便を感じることで、あらためて日本の水廻りの素晴らしさを認識できました。


なんとなく大らかな感じ。もう少し部屋が大きくないと、天井とのバランスがあまりよくありませんでした。
| 建築・設計について | 00:14 | comments(0) | -
スリランカの最後の王国キャンディ クイーンズホテル
スリランカの最後の王様がいたキャンディ。今回宿泊したのはそのキャンディの中心でもある仏歯寺のすぐ目の前にあるホテルクイーンズホテルです。イギリス植民地時代に建ったもので、コロニアル風の外観で、どっしりとした重厚感があります。



ホテルの脇に見える湖





世界遺産でもあるブッタの歯を収めている仏歯寺も道路はさんで反対側という近さ






高地の為、イギリス植民地時代は避暑地としてにぎわいました。
高台にはその時代の高級住宅が建ち、少し環境が異なります。
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三角屋根のゲストハウス
こちらは、三角屋根がそのまま壁になって落ちてきているシンプル設計のゲストハウス。


2階は屋根(壁)の木が迫ってくる感じ。ベッドルームがあります。
こちらは階段部分。


下の階は天井も低くとても落ち着いたベッドルームでした。


外部には丸い水盤


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チーク材を使った天井、床
さて、こちらのゲストルームですが使っている材料が高級材のチークなんです。
床までしっかりはりめぐらせています。この材の赤味がかった感じは私も大好きです。何となく落ち着きますし、飽きがきません。


天井板も綺麗



ラキ氏のデザイン照明が吊られています。





シャワールームの壁は白いタイルに絵が描かれていました。


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芸術家ラキ・セナナヤキ氏のアトリエにたつ水に浮かぶゲストハウス2
いくつかのゲストハウスが建てられていますが、これは2棟目。
同じく、水盤の上の高床建築となっています。



このブリッジを登っていく感じが良いでしょう?




先端にはブランコ
遊び心がありますよね。
右手にある階段を昇って2階のベッドルームに向かいます。


2階の開口部からの景色。
木の上に登っているような感じです。
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芸術家ラキ・セナナヤキ氏のアトリエに建つ水の上のゲストハウス
ラキさんを訪ねてくるゲストの為のゲストハウスを見せてもらいました。
門を入ると屋根のかかるプロムナードが迎えてくれます。


途中ラキさんの絵を見ながら更に進みます。


門の向こうに建物が見えてきました。



水盤の上に建つゲストハウス。
水盤には魚が泳いでいます。暑い気候も水の上だと温度も下がります。
高床と水盤で、動物が侵入するのを防ぐことも出来ます。




水の上の建築は若いころ創造して、楽しいだろうなと考えたことはありますが、確かに非日常で面白い。
湿気や虫等いろいろ考えないといけませんが、こんな思い切った建築も良いじゃないでしょうか。


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スリランカの芸術家ラキ・セナナヤキ氏の森の中のアトリエ
バワの建築に登場する彫刻の多くを手掛けたラキ・セナナヤキ氏のアトリエを訪ねます。

森の中の門を進むと、ラキさんの彫刻があちこちから挨拶してくれます。これは高さ4mぐらいの馬の像




竹で編んだような屋根?に付いている丸い彫刻


石の壁の門から中へと入ります。


ここからはまた別の世界



豊かな水が溜められ、その上に建築が浮いたように配置されています。





ラキさんからいろいろ話を伺いました。
なぜフクロウが好きか?
普通の鳥と違うから。夜目が見える。首が180度回転する。等々
バワさんと共に働いて価値観とか問題はあったか?
バワさんもラキさんも自然が主で人工の建築や彫刻は従。目立つのは嫌い。寄り添う感じが好き。目立たないように住んでいる。等々


この土地は全部で5エーカーあるそうで、1970年から住んでいるとのこと。最初は畑だったそうです。そこから木を植え、水を貯え、こうして自然のような森になったとのこと。ここは、水が出る場所で、澱むこともなく、あらゆる動物が住み着いていると言ってました。


こちらは製作場。弟子の人達がフクロウの彫刻を制作中。
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スリランカ世界遺産シーギリア バワ建築の原風景を見た。石の階段
シーギリアは、自然の岩を巧みに利用しながら築いた城ですが、岩と岩の隙間に階段を設けたり、大きな岩を要塞化しながら、溶け込むように建築を作りこんだりしたようです。自然の形態を上手く利用し、寄り添うような感じはジェフリー・バワも手本にしたのではないでしょうか。

大きな石がぶつかり合ったその隙間を通路とし、城の守りに利用しました。
階段には上部から光が注ぎ、上に登っていきたいという気持ちにさせます。








ライオンの足の間を登る階段。
余談ですが、ここにもサルが生息していて、私が登っているとき、肩かけ鞄のポケットに入っていた那智黒飴を新品のまま取っていきました。なんて頭が良いんでしょう。サルには注意!


自然と一つになった石の階段。
唸らせます。


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スリランカ世界遺産 岩山の都市シーギリアに登る
スリランカの王様の砦 シギリアに行きました。世界遺産登録。スリランカは王政でしたが、1640年にまずポルトガルが入り、植民地化します。次に1796年オランダがそれから最後はイギリスです。最後の王様は、1815年までですが、この岩の上に築かれた王様のお城シーギリアは5世紀の王様が敵から身を守る為に一代で築き、その後は使われなかった一代のお城跡でした。





ドーンとそびえるシーギリアロック。4あの大岩の上にお城を築いたわけですから、何とも狂気です。






断崖絶壁を登っていきます。


洞窟には、シーギリア・レディと呼ばれるフレスコ画が残っています。当初はあちこちに描かれていて500体ぐらあったそうですが、王朝が無くなった後、仏教僧に引き渡され、修道院として使われていた際、おおくの絵はその艶めかしさから削りとられました。今は、断崖の人がいけなかったところに唯一残された18体を見ることができます。








更に登ります。


ロックの上からの景色です。






王様が使ったプール。そのほか宮殿跡が見ることができます。
| 建築・設計について | 00:28 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ ヘリタンス・カンダラマホテル(16)森に溶け込むホテル
ヘリタンス・カンダラマホテルに関する記述は今日で終わり。屋上緑化はよく聞く言葉ですが、本当は建築も森と一体化させたいと思う設計者も多いと思います。このカンダラマホテルはそんな想いを実現化させた先駆的なホテルだと思います。常夏ならではの気候に合った建築ではないでしょうか。建物は実にシンプル。ですがそれをうまいこと自然に寄り添わせ、森の中にあるような建物になっています。






ベランダには構造フレームをクロスに組んでそこに木を並べ、植栽がそこにまとわりつくように考えています。



建物はコンクリートでフレームに緑、濃い緑、白を実にうまく塗装し、遠くからは森に見え、内部からは白いフレームの向こうに森があるように感じさせます。
長い廊下は、自然の中の歩道のようで、しばらくあるくと池ならぬプールが現れ、視界が開け、本当に飽きさせない工夫がさりげなく随所に散りばめられています。


これは岩のプール。3つのプールの一つです。




やはりジェフリー・バワの秀作のひとつであることは間違いありません。
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ジェフリー・バワ カダランマホテル(15) 天井が鮮やかなスウィートルーム
こちらは、最高級のスウィートルーム。扉を開けて進むと、まずリビングが迎えてくれまして、そこからベッドルームやバスルームに入ります。
緑の壁と装飾されたペイント天井。天井に絵を描く職人さんもまだまだこちらでは沢山います。







ベッドルーム



バスはジャグジー付。
ジャングルを眺めながら開放的なバスに浸ります。


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ジェフリー・バワ カンダラマホテル(14) サルがテラスに現れる客室
客室は、まさにジャングルの中という感じがします。
朝起きてびっくり。その緑の深さ、景色もさることながらサルの家族連れがバルコニーに沿って歩いていました。

このお猿さん、頭が良くて、バルコニーのサッシまで手で空けて中に勝手に入ってきます。ガラスには、サル注意とシールが貼ってありますが、同じツアーの一人の部屋に家族連れのお猿さんが入って薬やら何やら取っていったそうです。


こちらは、廊下から部屋へ入る扉のディテール
脇の木扉は設備メンテ用の扉。
こうしてデザインされていると、設備のメンテ扉も様になります。




客室内は、太い木のフレームでデザインされた、落ち着くインテリア
天井は高く、3100mmありました。


水廻りも綺麗。レインシャワーは本当に気持ち良かった






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ジェフリーバワ カンダラマホテル(13)シギリアロックを眺めながら設計したバワの机
湖を挟んで遠くには世界遺産でもあるシギリアロックを眺めることができます。
その外部のベストポジションに置かれた椅子と机は、建築家ジェフリー・バワの特等席。この最高の景色を頭に描き、設計を進めたそうです。また建物ができてからも、この机で考え事をしたそうな。
確かに良い案が天から降ってきそうな場所です。





こちらは6階のスパ入り口のパティオ
屋根が空いてそこから空が見え、雨が落ちる。空気が外部と繋がる。
日本の中庭もそうですが、この曖昧さが大好きです。






スパの個室
森を眺めながらリラックスできる気持ちの良いスペースでした。
| 建築・設計について | 00:06 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(12)吊り構造を利用した軽快な鉄骨階段
5階のメインフロアーの廊下を歩いていますと、奥の方にここだけ他とは違う軽快な階段が現れます。この階段は6階のスパへと通じる階段。鉄骨造でしかもできるだけ細く軽快感を出すため工夫がされた階段です。



途中までを天井からの吊り構造で持たせています。






回り階段なので、かなり収まりが難しい。
かなりの力作。
| 建築・設計について | 18:32 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(11)芸術家ラキ・セナナヤキ氏のフクロウの彫刻が飛ぶ階段
ジェフリー・バワの建築には彫刻が置かれていますが、その彫刻の作者がラキ氏です。長い間バワと協働し、お互いの自然観も共通しているので、うまくコラボレートしています。ダイニングへ至る階段の最上部にこのラキ氏のフクロウの彫刻があります。スリランカではフクロウは不吉なものとされるそうで、当初バワがフクロウと聞いて躊躇したと言われています。が、ここはラキ氏が推し進め、フクロウが展示されることになりました。







この半外部階段も実に美しいです。





| 建築・設計について | 00:45 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(10)芝生で覆われた屋上緑化
見えるところは全て緑で覆う。と言わんばかりに5階の屋上は全て芝による緑化が施され、気持ち良く散策ができます。また6階のラウンジフロアーからも芝を介して湖や山々が見渡せ、まるで本当の地面のように感じる為、この屋上緑化は無理なく成功し、屋上緑化のお手本だと思います。



6階のラウンジから屋上を介して湖を眺める


スパからも外に出ることができます。







| 建築・設計について | 00:33 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(9)緑に囲まれたダイニング
大きなダイニングルームは、6階にあり、3方を大自然に開放されています。大きなガラス開口からは、湖や山々、近くに迫る大木が見え、本当に気持ち良く食事を楽しめます。


ダイニングルーム入口


木の梁を施した大空間
左側から注ぐ朝日をダイニングの奥まで届くように、左側の湖が見える部分は一部天井を低くし、大きな屋根を引っ込めて、ハイサイドからの採光を考えています。本当にシンプルな構造架構で構成されているのですが、さりげない心使いが気持ち良さの理由なんですね。






ハイサイドタイトの遮光にはすだれを利用




四季を通して温暖な国だからこその屋外調理場
大きな木があたりまえのように生えています。動物も沢山います。




| 建築・設計について | 00:02 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(8)3層吹き抜けの廊下
もう一つのウイングの廊下を歩きます。
エントランスホールからスタート


湖側の廊下を伝い、クランクしながら進みます。


突き当りは3層吹抜けの空間





落ち着いて感じるのは、つかっている素材も要因の一つでしょう。全て自然素材。扉廻りのデザイン、扉の木の重厚感、自然石の床と厚い壁。


そこにはこのウイングに泊まるお客様の為のプールがありました。


| 建築・設計について | 00:42 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(7)軸のズレを使った1kmの廊下
カンダラマホテルは、山の裾野の等高線に沿って這うように配置されています。どの部屋からも広大な湖と山々が眺められるようになっているので部屋を繋ぐ廊下は片側廊下。従って152の部屋は横に長く伸び、端から端までは1kmという長さです。

エントランスを中心としてそれぞれのウイングが羽を伸ばしたように配置されています。

片側廊下は単調となる場合が多いのですが、そこはバワ。角度を少しずつ変え、外部空間を入り混ぜながら変化に富んだ移動空間となっています。
貫かれているのはやがり自然が主で建築は従という考え。自然に寄り添う感じがここでも感じられます。







閉じられた廊下を歩くと、パッと視界が拡がる場が必ず設けられています。


先を曲面で曲げて光を採り入れ、気持ちを先に持っていく手法も見事




廊下の突き当りはこんな素敵なビューポイントでした。
| 建築・設計について | 00:09 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(6)白い壁と天井に囲まれた優しい階段
大きな吹抜けやダイナミックなこれだー!と主張する装置みたいなデザインはありません。あくまでも自然が主で建物はその自然に寄り添うような形で建っています。主張するのではなく、控えめに。しかしその内部空間はとてもよく考えられていて、気持ちが高ぶります。階段がその一つ。上と下をつなぐ階段の設計にはとてもエネルギーをかけたということが解ります。
この内部メイン階段もそうです。5階のメインフロアーと6階のリビング・ラウンジフロアーを繋ぐ階段は、上手く曲面を組み合わせ、ギリシャの島の意匠のように滑らかでかつ力強さがあります。





手すりは太く、頼りがいがあります。
白い壁と白い天井の中に石の段々が登っていきます。光がその白い空間に反射してとても優しい場を作り上げています。






階段の途中に置かれたオブジェアートも魅力的
| 建築・設計について | 00:35 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(5)夕陽に溶け込むインフィニティ―プール
夕暮れ時のインフィニティ―プールも最高です。



プールは手前が浅くその奥は水深2mの深さになっていてとても足は届きません。先端はいきなり崖状になっていますが、登れないように対策はしてあります。プールの先端まで泳いでのんびりそこから向こうの湖と山々を眺めているだけで、時の流れを忘れ、身体も心も洗われます。




照明が入り、森の中に建物がほんのり浮かび上がります。


この時間帯は、本当に静かで、良い感じ。
| 建築・設計について | 00:17 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(4)湖と繋がるインフィニティ―プール
プールがそのまま海や湖、緑へと繋がって見えるインフィニティ―プール。今では世界中のリゾートプールで用いられる手法ですが、そのインフィニティ―プールを最初に設計したのがバワと言われています。スリランカの多くのホテルでこの手法を採り入れ、大成功。自然を愛したバワだからこそ、この発想が生まれてきたんです。
で、秀作のカンダラマホテルにも勿論そのインフィニティ―プールがあります。ホールから次第に湖へと下るスロープの先にその水盤がありました。

大きな開口部の先に進みます。


湖に向かってなだらかな斜面の先にプールがしつらえてありました。






空と湖とプールがひとつになる。
| 建築・設計について | 08:48 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(3)フロントからホールへ抜ける洞窟のようなアプローチ
大きな開放的なエントランスホールに迎えられた訪問者は、自然石の壁に沿って設けられた通路へと誘われます。左は自然石の迫力ある強い壁、右は白い柔らかい曲面壁その間を進んでいきます。先がみえないようにカーブを描く壁により、早く先に行きたいというワクワク感が一杯に。







開口が見え、そこから光が注がれます。


ひとつゲートをくぐると、目の前には開放感一杯のホールが登場
黒いスレート床に光が反射して、外と内がスムーズに繋がっていきます。
柱以外は全てガラス開口。
そとの森、その向こうに拡がる湖、さらにその向こうの山々。
圧倒的な開放感に度肝を抜かれます。



| 建築・設計について | 09:12 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(2) ワクワクするアプローチとエントランス
山の斜面に建つガンダラマホテルですが、一般道路からその物語は始まります。舗装された道路から赤い土の道路は入り、しばらく森の中を進みます。やがて石が敷かれたスロープが現れ、そこを約5層分登ります。建物のエントランスは5階。客室はそこから下なんです。



アプローチのスロープを登ると、緑の中に水平ラインの大庇が現れ、そこがエントランスとなります。大きな構えが来訪者を包み込むように迎えてくれます。




太い水平ラインの庇と白い円柱がとても対照的で印象に残ります。
フロントカウンターに向かって広い階段を数段登ります。左側は工事の前からあった岩を用いた壁が迎えてくれます。


フロントカウンターは太い柱のような木
後ろの壁には、ペインティングされた文様が描かれます。


床は荒い石の階段から黒いフラットなスレートに変わり、左の自然石の壁が奥へ奥へと導きます。
白い壁も曲面で、スムーズに空気が流れるようなデザインです。


| 建築・設計について | 20:02 | comments(0) | -
ジェフリー・バワ カンダラマホテル(1) 環境と一体化したホテル
夜に、スリランカの首都コロンボに着き、そのままバスで4時間揺られ、着いたホテルが建築家ジェフリー・バワのホテル建築の傑作カンダラマホテルです。坂を上り迎えてくれたホール。振り返りますと、遠く湖に月光が反射し、最初から幻想的なお迎えとなりました。


朝起きてびっくり。森の中にどっぷりと浸かったホテルでした。こんなスケールの大きな森の景色が見られるとは本当に驚きでした。





バワはこの建物を設計するにあたり、敷地を決める段階から参画しました。ヘリコプターに乗り、このあたりをくまなく廻り、ここぞという場所に建設を決めました。
建物は目立たず、森と一体化するように設計されています。バワが話したところによりますと、設計後50年後建物が人に使われなくなった時にヒョウの住処になっていれば良いと思っていたそうで、植物が外部を覆い、建物自体は見えなくなるように考えていたようで、今でも木に覆われ、ほとんど森と区別がつかない部分もできてきました。


これはエントランスホールから見た朝景


こちらは、湖の対岸からホテル側を見たところです。山の裾野部分にホテルがあるのですが、ほとんど解りません。
| 建築・設計について | 21:36 | comments(0) | -
スリランカ ジェフリーバワ建築を訪ねる旅
スリランカに行き、今帰国しました。
スリランカの建築家ジェフリー・バワの建築を訪ねる旅でした。
気候は今の日本よりも5度近く高い真夏。湿気も多く、季節としては厳しいでしたが、であった建築や、景色はどれも素晴らしく、これからそして今動いているプロジェクトにとても参考になるものばかりでした。
バワの建築といえば、プールがそのまま湖や海へと溶け込むデザインで有名で、今世界でできているこの手の手法を用いたプールの先駆者でもあります。
建物には無駄がなく、外観はモダンで目立たないのですが、内部は変化にとんだ連続した空間が拡がります。目立つことを嫌い、建物は自然の一部であると考えたバワ。写真を通して、この旅を振り返ります。




















| 建築・設計について | 19:01 | comments(0) | -
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