冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
世界遺産 屋久島 神の宿る島 牛床詣所でお参り
日本の神様は山にも川にも海にもおられるのですが、屋久島に行ってみますと、ああなるほどと感じられる場所があり、またそういう風景に沢山出会うことができます。山に入る前には裾にある神社にお参りして入山するお許しと安全を祈願しました。私も牛床詣所にて祈願してから山に入りました。





ここ牛床詣所は由緒ある聖地でして、昔から男性が山に入るとき残る女性がここで安全を祈願したそうです。


そびえる山々は深く、ぎゅっと凝縮された趣


海からもこんなに近いのに、急激に高くなります。


| 建築・設計について | 09:54 | comments(0) | -
日本の世界遺産 屋久島 プロペラ機が心地良い
鹿児島県にある世界遺産屋久島。鹿児島には何度か行ったことがありましたが、屋久島は初めて。今回体力的にも年齢的にも10時間歩いて見れる屋久杉の頭である縄文杉を拝みのは今回しかないと判断し、行ってきました。
鹿児島からは飛行機か船、ほっぴーという高速船の3通りの行き方があります。
行きは飛行機を利用しました。
懐かしいプロペラ機。
座った席が主翼の真横でしたのでこのプロペラの風を切る音が聞こえてきました。何か機械が空を飛んでるなーという実感。
そして無事到着。ローカル空港でして、なかなかそこが良い感じです。





この日は夕方に着いたのでそのままホテルに移動し、休みました。

ホテルからの朝の景色はとても綺麗。なんか遠くの島に来たという感じです。



山が迫ってきます。
狭い島なのに、九州で一番高い山もここ屋久島にあります。海からの高低差が半端ない。ですからいろいろな動植物形態があり、独特の香りがします。



| 建築・設計について | 11:55 | comments(0) | -
岩手県紫波町 オガールプラザ 地域特性を生かした施設が人を呼ぶ
地方の都市の再生はいろいろな問題をひとつづつクリアーさせながら他とは違う、その土地の特色を出せれば前に少しずつ進んでいきます。この紫波町の施設でも農業が主産業の地域ならではの産地直売所があり、バレーボール専用の体育館があり、図書館も農業に関する書籍が充実していたりと、他とは違う何かを表にだしています。木造の建築はコストからきたそうですが、廻りを見渡すと森があり地産地消の材があるわけで、それを使わない手はないのです。

こちらは町役場の内部




オガールプラザの産地直売所


図書館


コスト的にはかなり厳しいなかでの計画だったらしいのですが、とにかく全体計画が楽しいし、歩いていても気持ち良い街になりつつあります。
| 建築・設計について | 09:11 | comments(0) | -
岩手県紫波町 オガールプラザ 公と民が連携PPP事業の成功例
公だけでは、どうしようもなかった地域の活性化。そこに民間の活力と資金を導入し、連携して街づくりを行い、そこに利益をもたらす。そのような試みがなされた岩手県紫波町。中心となるのは、図書館や現地直売所が入るオガールプラザです。荒れた広大な土地の真ん中に芝生広場を設け、スポーツ練習場を併設。そこに町役場、オガールプラザ、屋内スポーツ施設が配置されています。建物は木造。岩手県盛岡市に近いこともあり、ベッドタウンとして住宅が多く作られてきた紫波町ですが、昼間はほとんどが仕事に盛岡まででかけるので、昼間の人口が極端に小さかったそうです。しかし、オガールプロジェクトにより、今では相当な人たちが住み込み、活気が出てきています。
人口が減りさびれていく地方都市にあって、ここは成功をおさめています。
さて、その中の役場庁舎。
木造大規模建築







広大は広場を囲んで建物が並びます。この気持ち良いスケール感がのびのびしていて気持ち良い


| 建築・設計について | 11:08 | comments(0) | -
岩手県住田町役場庁舎 木の中で仕事
木造建築でありながらも耐火性能の関係から木をそのまま内装に表すことはなかなかできなかったのですが、規模、用途によってはかなりそのあたりも緩和されてきましたし、いろいろな耐火性能のある木材料も出てきました。やはり木造で作る限りは、内装にもその木が現れ、木の持つ暖かさや優しさを感じながら生活・仕事がしたいじゃないですか。
この住田町役場庁舎は、内部にも木構造が現れていて、構造体がそのまま仕上げになるなど、空間的にも解りやすいし、使い勝手もよさそうです。

屋根のトラス構造がそのまま天井の表現となっている2階執務室






学校では木構造が大分増えてきました。
気持ち良さは子供も大人も同じ。
もっと木造大規模建築がこれからも増えていきそうです。
| 建築・設計について | 13:51 | comments(0) | -
岩手県住田町役場庁舎 杉とカラマツを用いた大規模木造建築
岩手県の住田町にできた木造庁舎を見学しました。今日本の木材、特に杉は50年ものが多く存在し、どんどん活用できる時になっています。林業の衰退と外国材のローコストに押されて、使われない材が余っています。国はそのところを少しでも活用すべく、大規模建築にも木造が使えるように実験を繰り返し、ようやく木造大規模建築ができるようになってきました。外来材も仕上げに使うものは値上がりし、これからはもっと高価になるでしょうし、日本にある昔からの材料を使わないのは今からの時代にそぐいません。
どんどん木を使った建築が増えていけば、それはそれで街が少しでも良くなると思います。

住田町庁舎は木造2階建て。屋根は3本の木をトラスに組んだ大きな梁によって構成されていて、外部のみならず、内部空間にもその形態が表現されています。


壁はラチス材として耐震性をもたしています。




町民が集うエントランス吹き抜けホール
木造大空間です。大きな杉の丸太の柱が象徴的に配置されていました。


講演や演奏会が開けるホール

やっぱり木造建築は、木の優しさが感じられて良いと思います。
| 建築・設計について | 11:50 | comments(0) | -
京都の町屋 無名舎 2階広間から中庭を見る
中庭があることで、2階の部屋にも風と光が入ります。
狭い敷地の中に自然を取り込む中庭は、住みやすさを追求した先人の知恵だったんですね。

中庭に庇がかかることで、濡れ縁が生じ、より自然を間近に感じることができます。少し面積は増えますが、これが日本では良いでしょう。


2階へとあがる階段




中庭からの光が注がれる2階

| 建築・設計について | 12:18 | comments(0) | -
京都の町屋 無名舎・吉田家住宅の奥の中庭
吉田家住宅には、表の中庭と裏の中庭があります。
これらがあることで、夏はその中を風が抜け、暑さを凌ぐことができます。
風が抜け、光が入る。しかも視覚的に自然を感じられる。都市住宅において中庭やパティオはオアシスですよね。

玄関入った中庭ですが、お店の側から見ますとこんな感じです。
奥にもう一つ中庭が見えます。




縁側がうれしいな。ここに座ってすいかが食べたい。


奥のプライベートな座敷の奥に中庭です。
障子は、下の方が上に上がる雪見障子なので、こんな風に庭を眺められるわけです。


じっと眺めていても飽きないな。


角の縁側は、歩きやすいようにコーナーが付いています。
| 建築・設計について | 16:41 | comments(0) | -
京都の町屋 無名舎・吉田家住宅のアプローチと中庭
今、中庭にはまっています。都市住宅において、プライベートに自然を感じられる空間。それは中庭しかありません。外に開く借景ももちろん大切ですが、壁で囲まれた中庭は、そこに静けさを生み、目に見える自然を移ろいを感じさせてくれます。京都に残る町屋もくっついた隣地建物との境をうまく利用して、外を感じられる中庭を形成しています。
今回訪問しました、吉田家住宅・無名舎は、道路に倒して幅のあるファサードを持つ、かなりの栄えた商業建築兼住宅であります。


道路んp間口長さに対して税がとられたわけですから、これだけ長いファサードですと、税は相当だったと思います。


玄関を入りますと、細い通り庭と呼ばれる通路が迎えてくれます。
入ってすぐは、お店。
中に入りますと、ちょっとした外部空間があり、その奥は、通り庭の厨房。




この入口玄関からは、まず最初の中庭が目に飛び込んできます。

暗い玄関。明るい通路とあがり。
そこから見える中庭
光と影が織りなす芸術のような空間です。


すだれの架かる中庭空間。光が3方の部屋に注ぎ込まれます。
スケール感はヒューマンスケール。
とても綺麗にメンテされています。良い感じの中庭です。
| 建築・設計について | 22:40 | comments(0) | -
京都洛北 蓮華寺 柱・梁を額縁にした開放的なお庭
日本らしい、自然と建物が一つにつながった空間。洛北にある蓮華寺のお庭は、建物の柱そして梁、屋根の水平ラインが絵の額縁となり、本当に美しい景色を見せてくれます。これからの紅葉には、また格別の景色となるでしょう。

外と内がつながる気持ち良さ。
やっぱり、この感じが一番すきですね。
私が設計する建物もどこかこんな自然との調和がとれるように考えています。





| 建築・設計について | 09:09 | comments(0) | -
京都 晦庵河道屋のお蕎麦
京都は何度訪れましても、その度に新しい発見がある、奥深い街ですので何度来ても飽きません。今回は昼食に河道屋さんに美味しいお蕎麦を頂きに行きました。
正面の店構えがまず、目に留まります。奥に入りますと、その奥に展開するお店が面白い。
中庭がありの、奥座敷がありの、なかなか目も楽しませてくれます。
もちろんお蕎麦も美味しく頂戴しました。






街を歩いているだけで、いろいろな建築に出くわして面白いのです。


| 建築・設計について | 23:09 | comments(0) | -
京都山科の将軍塚青龍殿にて吉岡徳仁のガラスの茶室光庵を見る
京都山科の高台にあります天台宗青蓮門跡境内の将軍家青龍殿で来年4月まで設置されているガラスの茶室を見ました。作者は吉岡徳仁氏。
まず驚きますのは、斜面に大きく張り出した舞台です。木造建築ですが、なかなかダイナミック。確かに大舞台です。


その大きな木の床に置かれたガラスの茶室

誰もいない時にこの大きな空の中で茶をたてる。なかなかこれも面白い。






ガラスの無垢のベンチ。
ガラスは熱を通してしまうので、こんなカンカン照りの所でも、座るとひんやりしています。

大舞台からの京都市内の景色も最高です。
これだけ遠くまで眺められる場所はなかなか無いでしょう。





| 建築・設計について | 07:42 | comments(0) | -
大手町タワー 大手町の森が見える気持ち良い地下通路
地下鉄の取り換えで、長い地下通路をひたすら歩くのは、本当に苦痛です。そんな東京地下鉄通路の中で、大手町の乗り換えは、かなり気持ちが変わりました。
大手町タワービルの地下は、この地下鉄乗り換えの通路に面していて、ビルの内部を通る感覚があります。しかも、そこからの景色がすごい。東京のど真ん中で、よくこれだけの大きな樹を植えたものだと感心しました。



大きな吹き抜け空間で、見上げますと緑が目に飛び込んできます。

ほとんどの人が乗り換えを急ぐので、すごいスピードで通り過ぎていきますが、気持ちはここで確実に変わっていると思います。


緑を見ながら息抜きは大切です。


こんな都市のスケールでここまでできるのは、なかなか難しいと思います。
事業者、設計者に乾杯!








地上ではガラスボックスのアマンカフェがあります。緑に囲まれたカフェ。オフィスビルで囲まれた場所とは思えない気持ちの良い場所でした。
| 建築・設計について | 09:01 | comments(0) | -
アマン東京 さりげないエントランスが良い
さて、アマンは高層階にどでかいロビーと客室がありますが、1階の玄関というとここはさりげなく、ドーンと主張しないで、そっと入っていくようなしつらえ。そこがまた良いんですね。






ロビー階のトイレ
ここもモダンでシャープでした。
次回は、夜に行ってみます。


| 建築・設計について | 20:54 | comments(0) | -
アマン東京 挟土秀平氏の壁3部作
左官仕事。それは日本の建築において、最も多岐にわたって行われる仕事であります。外壁の塗り壁、塗装壁の下地、内部聚楽壁、漆喰をはじめとし、土の文化を持つ日本においては、かかせない職業なんです。。
しかし、一般の住宅においては手間とコストの関係から外壁はサイディング壁、金属壁へと変わってきており、塗り壁の需要はかなり減りました。
この塗り壁は、実際使ってみますと、その肌触りというか材質感はやはり人の手の痕跡、すなわちエネルギーみたいなものがしっかり残っていて、そのぬくもりを感じることができます。手間もかかるし、技術というか腕の良し悪しが、出来にすぐに表れる。まだまだ積極的に使っていきたい材なんです。
そんな魅力的は素材を芸術の域にまで高めたいる現代の名工が挟土秀平氏です。ホテルや事務所ロビーなどに独特の左官手法、日本の土を用いてアートを展開しています。このアマンの壁にも秀平氏の3部作があります。
まず、1階受付から上階に上るエレベーターホールにある壁。

落ち葉を集めて貼られている壁で、よく見ますと松ぼっくりがところどころあったりして、落ち葉のじゅうたんいや、ラグのような壁でした。


2つ目は上階のホテルロビーにある受付カウンターの後ろの壁


そして3つ目が上階レストラン個室に向かうロビーにある壁


左官の鏝を用いた芸術は、伊豆の長八が有名でありますがしっかり現代にもこんな名人がいるんですね。
急いでさっと通り過ぎると見逃しますが、こんなところにも、こだわりがありました。
| 建築・設計について | 09:51 | comments(0) | -
アマン東京 格子を用いた和モダンを感じるレストラン
大きなホテルロビーの奥にはレストランがあります。
黒い玄武岩の柱はホールから続き、拡がりを感じます。
天井は木のルーバーデザイン



床は黒い石、黒いカーペット、そして木フローリングの組み合わせ
照明はバーと同じく連続した提灯、行燈をイメージさせてくれます。


厨房側の壁は黒の木なのですが、格子デザイン。
鏡がはいっていたりして、とても素晴らしい。和モダン。

上の階には個室があります。



個室からもこのように窓からの景色を楽しめます。




ガラス張りのワインセラーですが、黒いフレームが全体デザインとのバランスをとっています。
| 建築・設計について | 08:01 | comments(0) | -
アマン東京 お酒と葉巻を楽しむシガールーム
ライブラリーの隣にもう一部屋。お酒と葉巻を楽しむシガールームがあります。



温かみのある木造作の棚には世界のシガーが陳列




このシガーバーの隣は、バーになっていて好きなお酒も注文できます。


もちろん、世界の東京の夜景を楽しみながらこのバーカウンターでゆっくりとした時間を持つのも最高でしょう。
お酒のボトルは、都会のビルをイメージして並べられ、カウンターに沿って吊られた照明はやはり日本の提灯を連想させます。
今度は夜に訪ねてみたいと思います。
| 建築・設計について | 00:01 | comments(0) | -
アマン東京 黒いソファーと優しい木の造作家具に包まれたライブラリー
大きなシックなホテルロビーに面して、ライブラリーがあります。
ホテルロビーは壁、床が黒で締まったクールなイメージですが、このライブラリーは、床とそこにおかれたソファーは黒。壁の造作本棚は明るい木という感じで、温かみのある部屋となっています。天井は7mぐらいあるかな。







本の中にショーケースが組み込まれ、見ているだけで楽しい。

間接照明も上手い
暗くなるとさらに照明が生きてきます。



ライブラリーから見た大手町のビル群。正面はサンケイビルです。
| 建築・設計について | 07:15 | comments(0) | -
アマン東京 和を感じるシックでクールなホテルロビー
アマンといえば、絵を見るような美しい景色に溶け込むリゾートホテルと、最高のサービス、おもてなしが頭に浮かぶのですが、そのアマンが東京に初めての都市型ホテルとして出店しました。
アマン東京がそのホテル。設計は世界のアマンリゾートの多くを手掛けるケリーヒルです。直線的でしかも暖かさが感じられるデザインで訪れる人々を魅了し続ける建築家です。
大手町のオフィスビルの高層階にありますが、まずは1階からエレベーターでロビーへと向かいます。
扉が開き、受付カウンターを見ながら進みますと、目の前に天井が思いっきり高いホテルロビーが迫ってきます。
何といっても驚くのはそのホールの大きさと天井の高さ。しかもこの天井が光天井なんです。



圧倒されながらもよく見ますと、和紙でできた天井で、光は柔らかく行燈のような感じです。
しっかりと天井を捉えたのちにホール全体を落ち着いて見てみます。


壁は玄武岩という表面がざらりとした黒い石。柱もその石が貼られ、トーンを落とした渋い内装だと気付きます。床もグレーの石
丸の内、皇居を望む大きな開口部からは光が大量に注ぎ込まれます。この日は曇りだったのでこの程度の明るさでした。


黒いインテリアの中に、優しいナラ系の色の木の造作が配置されています。
カウンター状の床には琴が置かれ、着物を着た演奏者が琴の音をホール全体に響き渡らせています。段差を設けることで、ホールの部分が少し低く感じる。その方が落ち着きますよね。窓側の方のスペースは床が上がっていることで、大きな一つの空間の中に、微妙な領域の違いを感じさせてくれます。




正面の大きな壁は木の壁。そしてホール中央には黒い石の大きな器と水盤
その水盤の中には生け花


水は循環していて、常に動いており、淵から落ちていく水の音が聞こえます。
水盤の底も黒い石なので、非常に深い感じがします。


水盤に移る窓からの光。

久しぶりに見た、ハイグレードな空間です。


| 建築・設計について | 07:18 | comments(0) | -
オスカー・ニーマイヤー展  曲線の偉大な建築家オスカー・ニーマイヤーの回顧展
東京都現代美術館で開催中のオスカー・ニーマイヤー展に行ってきました。

曲線の芸術家。まさにブラジル現代建築を代表する世界の巨匠でした。その手掛けた建築は今のブラジル建築の基を作りだし、今でもそのデザイン性は新しさ、斬新さを保っています。
そのデザインは以前から知っていたものの、人物像までは知りませんでしたが、この展覧会では、残されたドキュメンタリー映像により、本人の生き様、考え方を知ることができました。ブラジルの人々を心から愛した人。何とかブルーカラーもホワイトカラーも皆が平等で、平和に暮らせる世界を求めた人。女性の美や自然の美しさ、柔らかい形態を建築まで持ち込んだひと。等々
展覧会は、模型と映像、スケッチや建築写真で解りやすく構成されていて、ニーマイヤーの建築の楽しさを理解することができます。


イビラブエラ公園の模型


今の建築でも十分成り立つ、斬新で気持ち良いデザイン。
少ないランダムな柱に大きな自由曲線の屋根スラブがのっています。




実物の写真




ニテイロ現代美術館の模型
カーブの描く柔らかいスロープを上って美術館へと導かれます。
UFOのようですが、実は花をモチーフとして設計されました。







改めてオスカー・ニーマイヤーの凄さを実感できました。もう少し勉強してみたいと思います。
展覧会は10月12日まで。
| 建築・設計について | 00:00 | comments(0) | -
盛岡市 光原社の通り庭 北上川を庭に盛り込む
更に通り庭を進みます。

門をくぐると、こような市街地とは思えない緑豊かな庭が見えます。
人にとってちょうど良いスケール感の通り庭





更に進むと、煉瓦貼りの応接室があります。


ここから門のほうを振り返るとこんな感じ

更に進みます。





つきあたりが北上川。川を見ながら宮沢賢治の世界に浸るのも良いでしょう。
| 建築・設計について | 07:40 | comments(0) | -
盛岡市 気持ち良い光原社の通り庭
盛岡市の材木町真にある光原社。宮沢賢治の著書「注文の多い料理店」を発刊した会社でもありますが、今は漆器や美術品、衣料、焼き物等を扱うお店です。その商品を見るのももちろん楽しいですが、道路から北上川まで続く通り庭も美しく、楽しい小道となっています。


材木町の通りに面する本店の構え


トンネル状のアプローチ


正面の建物は、マヂエル館。宮沢賢治の直筆原稿、写真、「注文の多い料理店」初版本などが展示されています。


右に折れるとお店に入れる扉もあり、

ガラス貼りのお店が面しています。

更に建物に沿いながら通り庭を進みましょう





正面に門があります。進む前にこの門の右手にあるコーヒー可否館に入り、一杯のコーヒーとクッキーを頂くことにしました。
静かなお店の中は大きなガラス開口があり、そこから見る通り庭がまた美しいのです。

時を経つのを忘れて、この庭を見ながらコーヒーを頂く。豊かなひと時を満喫しました。
| 建築・設計について | 20:23 | comments(0) | -
盛岡市 旧中村家住宅 うだつの上がる豪商
商売が上手くいくとうだつが上がると言いますが、このうだつたるものは何ぞやと思っている方も多いのでは。このうだつは、長屋が続く木造住宅で、隣の火がこちらに燃え移らないように作られた飛び出した壁のことを言います。もちろんこの壁も燃えない漆喰作り。
この中村家住宅にも立派なうだつが設けられています。

2階の奥に見える白いはね出した壁がうだつ


どうですか、この迫力







昔は、木炭やまきに火を起こして、その火を完全に消さないでススで被い、次の日も用りしたわけですから、火は現代よりももっと身近にありました。そして建物が燃えやすい木造建築だけでしたので、今以上に火に対する防火意識が強かったと思います。
| 建築・設計について | 00:43 | comments(0) | -
盛岡市 旧中村家住宅 建物を貫通する明るい通り庭(土間)
町屋は、表の道に面したところにお店を配置。プライベートは奥にあるわけですが、その表から裏まで1本の通り土間が貫通します。その通り庭(土間)には上部のハイサイドから光が注ぎ込まれ、とても明るいしつらえとなります。奥の部屋はその明るい通り土間に面して配置され、そこからの光を受けて、室内に光をもたらします。簡単に言いますとそのような仕組み。

まず、表ののれんをくぐりまして内部に入るとこんな感じ。正面が入口。左がお店です。


さらに奥に進んで、表を振り返りますと、こんな感じ。お店とプライベートな居室の間には扉が設けられています。写真ではすだれです。


土間の奥は、裏の道に出られる開口部


通り土間は吹き抜けになっていて、上部からの光で明るいのです。
この通り土間に台所があり、窯があり、煙突で料理のための排煙を行います。


こちらは、お店に入って奥の部屋を見たところ


お店の畳に上がり、通り土間を見たところ。


内部のプライベートの部屋から通り土間をみたところ。
こんな風に、通り土間は明るく、ここから部屋に光を取り込んでいます。
通り土間が明るいので、暗いイメージがしません。
| 建築・設計について | 00:08 | comments(0) | -
盛岡市 旧中村家住宅 町屋を今に伝える貴重な住宅
町屋と言えば京都となるわけですが、ここ盛岡にも多くの町屋がありました。この中村家住宅はその代表的な町屋建築を移築保蔵し、今に伝える貴重な住宅です。



道に面する間口の長い建物。かなりの豪商であることが解ります。


格子のつながる綺麗なファサード


内部からみると街道の様子がよく見えます。




日中お店が開いている時は、格子は外され、蔀戸も外され、オープンなお店になるわけです。可変性に富んだ見事なファサード建築

| 建築・設計について | 09:32 | comments(0) | -
盛岡市 南昌荘 開口部から緑が迫る高床の広間
玄関を入ります、数段階段を上がり、床が高くなっています。その向こうには庭の緑が。

床を上げ、その向こうに広がるお庭を最大限に鑑賞し、楽しむ。
そんなオーナーの想いが伝わる空間です。










こちらは改築されてできた部屋ですが、部屋の回りに縁(廊下)が回り、庭とつながります。開口部を開けると、屋根の架かる反外部。内部と外部の中間領域を作り出す、日本建築の特徴ともいうべきしつらえ。


障子を閉めても部屋内部から庭が眺められるように、障子が動き、窓になります。


角の部屋は180度外部が見渡せる、本当に自然と一つになる部屋でした。
| 建築・設計について | 07:09 | comments(0) | -
盛岡市 南昌荘 築130年の邸宅
1885年に建設されて、それから何度かの持ち主が変わり改修も幾度か経験し、いまでも健在の建築であります南昌荘に行きました。
玄関部分


この高床の建物は当時からのものです。

池のある庭に向かい、レベルを上げて、その庭を上から眺める。船に乗った気分です。


大地から軽やかに浮く建築




床下部分も手を抜くことなく、竹できちんとデザイン
開口部の納まりがとてもきれいです。

| 建築・設計について | 07:03 | comments(0) | -
盛岡市 茣蓙九商店 長い格子の連続した木造建築
続きましては、盛岡の街並みに大きく貢献している茣蓙九商店。くの字に曲がる道路に沿うように建物もくの字に曲がって建てられています。これが一つの建物。道路からみると、これで一つの街並みを構成しています。



瓦と格子の連続する外観は日本的で美しい。


角の部分は納まりも難しいのですが、この建物も壁で受けています。
でも屋根はかなり複雑。これがまたいい感じ。








道路の反対側の建物もそれなりに工夫されています。
歴史がある建築物を中心に新しく建築される建物も、その街並みに考慮したデザインにしていけば、もっと楽しい街並みができていくと思います。
これこそが、文化を作る建築ではないでしょうか。
| 建築・設計について | 11:28 | comments(0) | -
盛岡市 旧盛岡貯蓄銀行の列柱ファサード
次に見えますのは、古典的な列柱が並ぶコンクリートの建物。旧盛岡貯蓄銀行です。盛岡出身の建築家葛西萬司の設計。道路に面して古典的な柱、蛇腹が載り、堂々たる構えです。





この通りはまさに盛岡保存建築物通りとでも言えそうな楽しい建物群があり、歩いていても飽きません。

その奥には木造の建築物
寄ってみますと、明治40年創業の由緒ある蕎麦処である東屋でした。



時間的に早かったので、今回は入れませんでしたが、是非次回は食してみたいと思います。
いい感じの建物。のれんが会います。
| 建築・設計について | 10:21 | comments(0) | -
盛岡市 紺屋町番屋 火の見櫓がアクセントの可愛い木造建築
重い建物を見た後は、ちょっと箸休めで、可愛い建築を。
これは紺屋町番屋で、消防番屋です。櫓がきれいにデザインされていて、色も綺麗で、形も良い。板張りの上に塗装。



塔は、もちろん機能からきているわけですが、新しい建築デザインマターに使えそうな形です。

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| 建築・設計について | 07:10 | comments(0) | -
盛岡市 旧第九十銀行本店 ユーゲントシュティルの建築
旧盛岡銀行のある通りを歩きますと、すぐ近くにこれまた銀行の建築がそびえます。旧第九十銀行本店です。何か銀行間の厳しいライバル意識が見えてきそうな両銀行の立派な構えではないですか。設計は横浜勉。盛岡出身の建築家で、この建物はロマネスクとセセッション建築の折衷だともいわれます。
この形が何とも言えず好きですね。

長方形のしっかりした開口部とアーチのかかる玄関
建物コーナーの石貼り。2階開口部上部のアーチ。基壇。
うーんこの重さ、たまりませんな。





内部の営業室。今はギャラリーです。





階段を見れば、その建築の凄さがわかりますが、この階段手すりはうねるように昇っていきます。




2階の会議室にもわざわざ2つ階段を設け、格の高さというかその部屋の重要度を表現しています。
| 建築・設計について | 11:38 | comments(0) | -
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