冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
美味しいパン屋さん ゴントランシェリエ自由が丘店
フランスのパン職人ゴントラン・シェリエが日本で展開するパン屋さん。自由が丘に寄ったついでに覗いてみました。
シンプルで広く明るい店内。並べられたパンの美しさ。その展示センス。購入意欲をかきたてるしつらえで、私も美しいパンを買いました。



そして美味しいパン達
| 建築・設計について | 17:47 | comments(0) | -
フランクロイドライトの装飾された光の柱  帝国ホテルフランクロイドライト生誕150年記念展示
展示スペースにはいくつかのライト設計による柱が作られていました。
タイルと大谷石の装飾された柱からは、柔らかい光がこぼれてきます。
こんな装飾しつくされた柱や梁、壁で構成された空間は、さぞかしエキゾチックだったんだろうなと想像できます。名古屋の明治村にある帝国ホテルのエントランス部分では、その空間の一部を体感できるわけですが、その一部でさえも、身体が震えるような感動を覚えます。
第1期黄金時代と2期黄金時代のはざまに位置する帝国ホテルは、ライトにとって2期黄金時代を迎えるまでの力を注ぎ込んだ力作であったことは間違えありません。
地震国日本の為にキャンチレバーという構造を考えだし、その考え方は落水莊に引き継がれます。関東大震災においても壊れなかった帝国ホテル。デザインだけでなく、構造にも全力投球した結果です。




宴会場の写真

宴会場に至るプロムナードの写真
| 建築・設計について | 05:15 | comments(0) | -
フランクロイドライト設計の帝国ホテル 日本の職人技のタイル
フランクロイドライトの建築家人生は、波乱万丈の人生でありました。アメリカを象徴する草原住宅を生み出した第1期黄金期、そして離婚や火災、人災に見舞われた期間を挟み復活を世間に知らしめた落水荘から始まるとされる第2期黄金期。日本の帝国ホテルはその不遇と逆境の時代に作られたものです。
レンガと大谷石をマヤ文明の遺跡のように組み合わせ、装飾の柱からは間接光が室内を程よく照らし、太陽お光とあいまって不思議な世界を創り出しました。タイルは、何度も試作を重ね、日本の職人技を最大限に生かしたものを作り出しています。設計者の熱意とそれにこたえる日本側のスタッフ、技術が見事に結集したものでした。今帝国ホテルで開催中の生誕150周年記念の展示コーナーにはタイルや、ライトが帝国ホテルのために設計したティーカップなどが展示されています。






平面図。池の向こうにエントランスホールがあり、中に入るとロビー、そして中央にロビー。両側には中庭を挟む形で客室が並び、一番奥が孔雀の間をもつ宴会場という左右対称の強い軸線を持つ平面構成。

| 建築・設計について | 07:38 | comments(0) | -
帝国ホテル フランクロイドライト生誕150周年記念展示

大好きな建築家の一人フランクロイドライトが生まれて150年になるそうです。明治村をはじめライトが設計した建物では今年その記念の展示会などが開催されていますが、東京での代表作帝国ホテルにおいても、ライト館で使われていたタイルや食器等がメインロビーの横で展示されています。
今、見てもその魅力は全く衰えない秀作であったと思います。
模型も見ても感動します。
もう二度と作れない建物。本当にその大空間を歩きまわってみたかった。
日比谷公園側の正面ファサード




日比谷公園と反対側もすごいファサードだったんですね。


これがライト館が建つ前の帝国ホテル

| 建築・設計について | 20:28 | comments(0) | -
鍵や金物、取っ手の老舗 堀商店
新橋駅のすぐ近くに煉瓦の建物があります。廻りはどんどん変わりますが、それだけに貴重な建物。鍵やレバーハンドル等、扉につく金物をはじめ、職人技の技術が光る商品を提供してくれている堀商店。
今工事中の建物のドアノブにも掘の金物を使っていますが、何とも言えない手触りが好きなんです。






| 建築・設計について | 20:00 | comments(0) | -
ダンデライオンチョコレートの日本1号店 ファクトリー&カフェ蔵前 お洒落なカフェ
サンフランシスコの車庫から生まれたダンデライオンチョコレート。その日本1号店が蔵前の裏通りにあります。仕事の関係で蔵前に行った折に立ち寄りました。外観も内装もお洒落。中ではチョコレートを作る工程を見ながらカフェとチョコを楽しめます。



もうすぐ夏。
屋形船のシーズンでもありますね。

| 建築・設計について | 07:24 | comments(0) | -
両国のお洒落な文房具屋さん カキモリ 
最近、筆やペンを使って文章を書いたり、手紙を出したりする頻度が随分減りました。でもやはり、肉質での手紙は、心が直接相手に伝わるので、これからも生き続けていくことは、確か。文房具屋さんも街の小さな昔からの店舗は、世代交代もあり、姿を消していってますが、やはり、こだわりを持つお店というものは、これからも元気を提供してくれるし、貴重な存在になるでしょうね。さてそういう意味でも両国にある文房具屋さんカキモリはお洒落で、ここに入りますと買いたくなる商品が並んでいて楽しい。まずは、自分ノート。表紙も中の紙も自由に選べて、自分だけのオリジナルノートを作ってくれます。そして万年筆やインクペンが並ぶコーナーもよだれもの。私は、カキモリオリジナルのローラーボルペンを購入しました。インクの色もいろいろあって、どれも素敵でした。




購入したローラーボール。インクもあるので、補給もできます。

私は、0.7mmを購入。滑るような書きやすさ。良い感じです。
| 建築・設計について | 09:33 | comments(0) | -
東京のトーテンポール 白井晟一 ノアビル
うーん、やっぱり東京で一番好きな建物かもな。と久しぶりに見た飯倉のノアビルを見て感じました。設計は白井晟一。これは建物というよりか彫刻です。
割り肌の赤い煉瓦を積み上げた基壇の上からスッと立ち上がる黒い円柱。ガラススリットも程よく入り、外観イメージを壊しません。
後ろのコンクリートの塊も彫刻的。


道路境界線一杯に建っているので傍を歩くと、煉瓦の凄まじい力を感じます。



その威圧的な壁に放たれた入口の開口部
これもまさに白井デザインとわかるものです。
| 建築・設計について | 10:13 | comments(0) | -
赤川次郎原作夢から覚めた夢 劇団四季の四季劇場で見る

スポーツだって、コンサートだってやはり生は違います。人のエネルギーをちゃんと感じることができるんですね。ということで今回は劇団四季によるミュージカル「夢から覚めた夢」を見に行きました。過去何度か見たことがあるので、ストーリーは分かっているものの、劇が始まり歌が奏でられると感動の嵐でした。昔を想い出し、つい涙しました。音楽は永遠ですな。
四季劇場もしっかりと見たことがありませんでしたが、それなりにできていて楽しめました。
エントランス。この入り口に向かう道が大切。ワクワクしてきますでしょう。ここはやはり専用の動線が嬉しい。

ホワイエというよりか大きな廊下。人がひしめき合ってます。まあ、それでも良いか。

色が非日常で良いじゃないですか。


そして階段
丸い階段まので、先が見えず、これもワクワク感を増幅させてくれます。
やはり劇場の階段は丸が正解。

| 建築・設計について | 17:12 | comments(0) | -
大きな窓を介して三人冗語の石を眺めながら静かに過ごせるカフェ 森鴎外記念館
森鴎外記念館には、1階にモリネオカフェという喫茶が設けられています。大きな開口部からは、壁で囲い込まれた庭園が見えます。森鴎外が座り、幸田露伴、斎藤緑雨と語り合った三人冗語の石を眺めて、ゆったりとした時間を過ごすことができました。表通りの喧騒とかかけ離れた静かな空間

大きな窓から緑の庭が飛び込んできます。

3人冗語の石のある庭


外から見ますとこのような感じ

天井も高くて気持ち良い

| 建築・設計について | 09:02 | comments(0) | -
森鴎外記念館 コンクリート打ち放しのグレーで静かな空間
打ち放しの建築は、安藤さんの建築で沢山見ました。最近新しい建築ではご無沙汰してましたが、久しぶりの打ち放しの内観です。しかも綺麗。打ち放しのよいところは、素材そのものの美しさ、日本らしい素材を最大限に生かした表現、グレーという日本の落ち着いた風土色。というところでしょうか。
さて、内部へと進みます。外壁の煉瓦壁に沿うように導かれて行きます。
上部の大きな壁を入り口へと向かう部分はわずかにずらしていて、そこに引き込まれるように玄関へと向かいます。

大きな壁に放たれた開口部

1枚の大きなパネルの自動ドアが開くと、正面に打ち放しの壁。そして左手にはショップと受付がこれも壁を掘りこまれたように配置されています。

正面の大きな壁にはトップライトから光が注ぎ、森鴎外の彫刻が目に留まります。


展示室は、地下。
そこへの階段も洞窟に入って行くような趣でちょっとワクワクします。
これは、地下から階段を見上げたところ。

展示室の休憩所には段々になった植栽の壁と空が見えて、フッと気持ちが揺らぎます。

上部からみた、地下へと掘り下げられた階段状の植栽。

トップライトと、この光庭が有効な設計でした。
| 建築・設計について | 08:44 | comments(0) | -
淡い煉瓦の外観を持つ落ち着いた建物 森鴎外記念館
文京区の団子坂をのぼると、コンクリート色の建物が見えてきます。森鴎外が、家族と住んでいた場所に建てられた森鴎外記念館。
外壁は、趣のある煉瓦。実は一度貼ってから職人さんの手で削ったという力作。
人の手による痕跡と言いますか、機械ではなく、やはり人が作るとそれが何となく伝わるのです。そこが人間の面白いところ。暖かみや想いを感じることができるのですね。
外部の上部のルーバーの奥は、植栽を施されたベランダになっていて図書室などの諸室が面します。
こちらは団子坂からの外観ですが、奥の住宅地側にもエントランスがあり、上手くつながっていて、緑を介して中へと誘われます。


建物の左側から奥に進みます。。


大きな銀杏の木がアイストップになっています。

更に進むと緑は、地下まで伸びていきます。

こちらは住宅街がわの入口
閑静な住宅街に対して圧迫感の無いさりげない入り口が迎えてくれます。

この扉の下の石床は、むかしからのもの

中に入ると緑の庭が現れます

団子坂の方向に進むスロープ

ここだけは、外の喧騒から離れた静かな空間が拡がっていました。
敷地環境を上手く設計に採り入れた大人のデザインです。
設計者は、陶器二三雄氏
| 建築・設計について | 07:36 | comments(0) | -
神奈川県立青少年センター 前川國男 気持ち良いスカッとしたホワイエホール
前川さんデザインの先端が反ってバルコニーになっている大きな庇の下にエントランスがあります。

中に入ると、スカッとした広いロビーと、講堂ホワイエが一体となった空間が拡がり、大きな開口からは街路樹が見え隠れします。



こちらは、2階のベランダ。

2階の諸室に囲まれた広い廊下

2階プラン

3階も諸室を繋ぐ廊下スペースが面白い。トップライトからの光が注ぎ込みますが、構造体を利用した側面の壁が青く塗られています。




本当に多くの市民に使われていて、まだまだ現役バリバリの元気な建築でした。
| 建築・設計について | 08:39 | comments(0) | -
凹凸の陰影がある彫刻のような迫力ある外観 神奈川県立青少年センター 前川國男
前川國男設計の神奈川県での代表作と言えば、神奈川県立図書館、音楽堂そしてこの青少年センターです。3つの建物は並んで建ち、ひとつの街区を形成。前川ワールドを堪能できます。道路から一番手前にあるのが、この神奈川県立青少年センター。何と言いましてもこの彫刻のような外観が特徴。陰影がつくブロック化された外観。


コルビジェに師事した前川だからこそこの力のデザインができたのでしょうね。




そして大ホールの外壁を囲む打ち込みの煉瓦による外壁
これも一目で前川建築と解ります。



時の流れに十分対応できる大きなタイル打ち込み
| 建築・設計について | 07:08 | comments(0) | -
 可愛らしい柱と大きな窓を持つ窓の家
今、計画中の敷地のすぐ近くに、吉村靖孝氏が設計した窓の家があります。先日パナソニックミュージアムで見た建築展覧会でも紹介されていた家。何度も車で通った道ですが、ピロティーになっているうえ、小さいのでほとんど気が付きませんでした。しっかり歩いて、その面白い家を見てきました。
細いコンクリートの柱に支えられ、大きな窓が海側と、山側に開いています。
居住空間は狭く、本当に透明感がある宙に浮くスペースだなと思いました。



海をダイレクトに感じることができるスペース

| 建築・設計について | 06:47 | comments(0) | -
海そして富士山を拝む立地 葉山森戸神社
壮大な相模湾とその向こうに見える富士山。沖には赤い鳥居。そして白い灯台や江の島も見える素晴らしい立地。そこに森戸神社はあります。鎌倉時代頼朝により創建。古くからこの葉山地方を守る神社なんです。
清らかな風が流れ、海をしばらく眺めていますと、気持ちも安らぎ、穏やかになります。この日は曇りで富士山は見えませんでしたが、また寄ってみたいと思います。


| 建築・設計について | 07:16 | comments(0) | -
教会のような空間で音楽を堪能する 永福町ソノリウム
永福町にある小さなコンサートホール ソノリウム。そのホールで、ピアノとソプラノのコンサートを聞きにいきました。ソノリウムは100名ほどの観客が入るホールですが、良い音を追求した本格的音楽ホール。建物の設計は青木淳氏で、その音響設計には永田音響設計が取り組んでいます。白い天井の高いホールは確かに音響抜群。心地よい歌声とピアノの音が響いてきました。
白いホールは上部が2重の壁で、その2つの壁の間に自然光が入るという、機能的で上手くデザインされた空間でした。


| 建築・設計について | 07:29 | comments(0) | -
立体的な階段が面白い 戦艦三笠
戦艦なので、階段もできる限り迅速に上がりやすく、しかも落ちない工夫がさてれいます。でも建築的にみてもそれが結構綺麗で、面白い。単純に建築物と考えますと、昇っていきたくなる階段。上が見えて、景色も良いのだろうと想像できる開放感があります。


真っ直ぐ一直線に登らないで、クランクしています。勿論これは、足を滑らした時に下まで一気に落ちない工夫ですが、これは建築でも同じ。そして、手すりの柔らかいカーブ。

階段したの円筒の部屋も何か興味が湧くじゃないですか。

デッキと階段。
外部のバルコニーもこのように立体的に繋いでいくと、面白い場が沢山作れると思います。


甲板の下は、艦長の部屋、会議室等乗組員の部屋が並びます。
これは浴室

そして会議室

海を見ながら、いろいろ想像できる楽しい時間でした。
| 建築・設計について | 11:53 | comments(0) | -
戦艦三笠の30センチ主砲 国の命運をかけて戦った人々の力を感じます
船体から飛び出した補助砲と下の副砲

副砲の操砲は、こんな感じだったのですね。激しく揺れる船の中で人力で必死で玉を打ったんですね。力が入ります。

デッキに並ぶ補助砲

横から見るとこんな感じ

船内のお甲板は、フローリング

艦橋下の補助砲

そして30センチの前部主砲です。近くに寄ると思ったよりも大きい。
優れた曲面溶接技術




艦橋内部

垂直に伸びる円筒の煙突はバランス良く配置
何かこの単純な円筒に惹かれます。
2本の超高層ビルを連想します。




| 建築・設計について | 08:47 | comments(0) | -
横須賀の戦艦三笠  機能美の船
横須賀の役所に寄った帰りに戦艦三笠を見てきました。ロシアのバルチック艦隊を撃破した日本海海戦で活躍した戦艦。この時は飛行機での戦いではなく、戦艦どうしの戦闘。したがって多くの大砲が所せましと、配備されています。それにしても、美しい形態。戦う事に全精力をつぎ込んで設計されているので、無駄なところは全くないはずなんですが、あちらこちらに美を感じました。
東郷平八郎の像の後ろにある戦艦三笠

平日の夕方でしたが、訪問客もあり、その人気は健在です。

船主

そして側面


横長のフォームに対して、垂直に伸びる大きな円筒の煙突が全体を引き締めます。

船の前後に配置された主砲  いかりも重厚感が伝わります。

側面にも沢山の大砲や、機関砲が並びます。



甲板も良いでしょう

機能美
| 建築・設計について | 08:59 | comments(0) | -
六本木魚真 増殖する屋台のような建築
綺麗で整頓されたお洒落な建物が並ぶ六本木ミッドタウンのすぐ近くに、木造の漁船のような建物があります。お魚とお酒が美味しい魚真。道路から見てもこれは只者ではないぞと思わせる外観。左上の赤いフラットルーフは、昔ガソリンスタンドだったのかと想像されます。
今回は、そこで夕食。座った石は、写真の一番左奥の四角い窓の奥でした。夜、その窓(窓といってもビニールのカーテン)を店員さんがまくりあげてくれます。すると、オープンになった席からは都会の風景が目の前に。このような窓は海外ではよく見かけますが、町と自分がとても近くなったようで、町に親しみを感じました。腰窓なので、列車や船に乗っているような感じ。そういえば、今は電車も窓が開かないので、外の空気や風を肌で感じる機会が減ったなー。



道を挟んで建つベンツのショールーム
これはこれで面白い。混沌とした日本の街だからこそ、いろいろな建築があったほうが、面白い。


| 建築・設計について | 07:15 | comments(0) | -
クラッシックミニカーが並ぶ北原コレクション  京橋エドグラン
ブリキのおもちゃのコレクションで有名な北原さんのクラッシックミニカーが陳列台に並ぶ京橋エドグランの地下通路。
それにしてもこのミニカーは良くできていて、見ていて飽きません。
精密。しかもカッコいい。職人技がみてとれます。
懐かしいバットマンカーも並んでいました。
ミニカーだけでなくて、そのミニカーが梱包されていた箱もちゃんと収集しているんですね。さすが。






| 建築・設計について | 11:17 | comments(0) | -
京橋エドグラン ベンチの置かれた中央通り
明治屋も綺麗に生まれ変わりました。これで、また何十年も使い続けるでしょう。建物は使われてナンボの世界。良かった。



地下鉄の出入り口が、建物に組み込まれた日本で最初の建物がこの明治屋。しっかりその入り口部分も残されています。

そして嬉しいのは中央の抜ける通りに置かれたファブリック。
今インテリアの世界ではアウトドアの家具・備品が急成長を見せていますが、街路に椅子やソファーを置くと、本当に街路が良くなります。ここは、大きなビルの下なので、雨が直接たたきつける事は少ないので、優れたスペースです。



区道が廃道されましたが、地下通路には中央区の観光案内センターが、設けられています。

| 建築・設計について | 08:19 | comments(0) | -
土地の有効利用と歴史的建造物の保全を目指して完成した京橋エドグラン
東京駅周辺の大開発が進む中、昨年完成した京橋エドグランを見に行きました。
小さく区分けされた街区をひとつにまとめる開発は、以前からなされてきましたが、今回はその街区の真ん中を通る区道も含めた開発。区道は廃道しましたが、建物の真ん中を人が通れる通路を設け、地下空間も含めて人の流れを表から裏へと導いています。そして歴史的建造物である明治屋を耐震補強。これからも未来に残す建築として保存・活用しました。大通りを歩いてますと、その明治屋の隣に同じボリュームの外観を持つオフィスがあり、その奥に高さ170mの巨大オフィスが建ちます。
通りにたいしては、大きなボリュームが下がっているので、圧迫感が感じませんし、街並みも上手く構成されていました。真ん中を貫通する通路も広く、見通しが効いて気持ち良い。平成13年にまちづくり検討会が発足し、完成したのが平成28年ですから15年に渡る大プロジェクト。でもこれは大成功ではないでしょうか。
明治屋ビル

明治屋ビルとほぼ同じボリュームの新しい建屋

2つの建物の真ん中を貫通する通路

違和感のないボリューム

| 建築・設計について | 09:49 | comments(0) | -
ミュシャ展で、超大作スラヴ叙事詩を見る
草間彌生展に続き、再び国立新美術館へ足を運びました。5日まで開催中のチェコの芸術家ミュシャの展覧会を見に行きました。アールヌーボーのポスターを昔から何度か見ていますが、今回は、ミュシャが50才を過ぎた晩年から描き始めたスラヴ民族の歴史を描いた大作スラヴ叙事詩を見る為です。最終日に近くなってきたのでとても多くの人。入館に70分も並びました。でもその価値は十分ありました。
とにかく1枚の絵が予想をはるかに超えた大きさ。それが、何枚も展示スペースに並びます。圧巻。
人の歴史は戦いの歴史。戦争に勝っても、虚しさと悲しさしか残らない。そんなはるか昔から続く人間の悲しい歴史を、美しい絵画を通して感じることができます。
5月というのに真夏の暑さ


日蔭は気持ち良い

写真撮影ができた、コーナー
明るい未来と平和の絵が並ぶコーナーでした。




| 建築・設計について | 21:53 | comments(0) | -
インスピレーションとオリジナル
あっという間に6月突入。早すぎる。しかも夏がきたかのように暑い。この先の6月の梅雨や、7,8月の猛暑を考えますと、なかなか気持ちがなえていきますが、ここは気を上げて、暑さに負けないようにしないと。
さて、いきなりですがオリジナルに関して。
建築をデザインする。そこには、多くの条件をクリアーした後の最終形が現れるわけです。オリジナルとは何か。まったく無から今まで見たこともないような形を創り出す。でもこれは至難の業です。自然や宇宙、そして何気ない日常にころがるもの、どこかで見た形態、そして他の建築などから突如インスピレーションが沸き、そこから自分のオリジナルの形を導き出す。というのが普通だと思います。起きても寝ても、ずっとそのことを考えていると、ヒントが与えられるのですね。過去の有名建築もその元となる遺跡や、集落など、オリジナルの大元となるものが必ずあります。昔のものをリ・デザインする。それでも良いと僕は思いますが。
さて、なんでそんなことを書いたかといいますと、黒川紀章が設計した新国立美術館を展覧会の入場行列に並びながら見上げていたとき、昔雑誌で見たブラジル建築家オスカーニーマイヤーのアパートメントビルの外観を思い出したからです。
これがオリジナルとは言いませんが、黒川さんもここからも何かヒントを得たのではないでしょうか。

| 建築・設計について | 06:44 | comments(2) | -
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