冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
屋根庇が額縁を作る。竜安寺石庭のような前庭 二期倶楽部本館客室
二期倶楽部本館客室の大きな窓から見る景色は最高でした。
手前には景色を倒立景で見せてくれる清らかな水盤。その向こうに低い植栽。さらに奥には、自然との結界となる厚い壁。その壁の後ろは那須の大自然が拡がります。見ていて飽きない絵のような風景。これは、屋根の軒裏構造が見えて、その屋根がしっかり額縁を形成しているのも一つの絵の要因です。この垂木や原木を削り出した梁を部屋内からもしっかり見せるように、床のレベル、屋根勾配、屋根軒先の高さを相当考えた結果だと思います。建築家渡辺明の名を世間にひろめたこの二期倶楽部本館ですが、その陰には設計者の格闘があったと思われます。





| 建築・設計について | 10:12 | comments(0) | -
屋根の形状がそのまま天井に現れる広さを感じるゲストリビング
大きな庇の下の通路。
一番左の水盤側は、お隣さんのゲストを通る通路で、3段階段を上がるとこのレベルになります。各部屋の前にはベンチが置かれ、水盤と時と共に変化する自然の営みを味わうことができます。

そしてゲストルームの扉。大きな開口の木製サッシとデザインを合わせて、まとまりのある壁を形成

内部は、瓦屋根の勾配をそのまま天井に表した広さを感じるリビングが手前にあります。大きな窓からは水盤が見えます。


奥の方には、ハイサイドライト。これにより部屋全体に光が入ります。

ソファーの横が収納

浴衣、室内着、TVが収納されているデザインされた壁


テレビの扉は開いた後で、左右に引き込まれます。
| 建築・設計について | 06:43 | comments(0) | -
3mを超える庇.その庇を支える大谷石の柱と削り出しの力強い梁
水盤の上に落ちる屋根庇の影は大きく、しっかりと暑い夏の日差しからゲストルームを守ってくれます。

ゲスト側の庇の下からアプローチ側を見たところ。



大きな梁は力強く、頼もしい

庇の下は、ベンチが置かれ、この景色を外に座って楽しむことができます。

2間の跳ね出しを支える梁を受ける柱。大谷石が貼られ、重く強固なイメージ
ゲストルームの入口は、壁と同じ仕様の木の扉。壁もサッシも同じ木で統一され、木の壁とアクセントになる金色のボルトが、ゲストを迎えてくれます。

単に大谷石を貼るのではなく、斜めにカットして目地を表し、一層その存在感を感じさせるデザインです。
| 建築・設計について | 07:15 | comments(0) | -
二期倶楽部本館 夕方の静かなアプローチ
夕暮れ時。建物や外構に灯がともり始めます。空もまだ暗くなく、セピア色。透き通るような空気感。この時間が一番好きなんですが、この時間にもう一度アプローチを歩いてみました。
駐車場の前は大きな森へ視線が抜けていきます。

そして左側には厚い、強い大谷石の壁

その壁を左に見て振り向くと、遠近法の効いた、まっすぐ伸びるアプローチが姿を現します。

進むほどに見えてくる静かな水盤


水平ラインを強調する水盤に対して、強烈な垂直方向の壁がしっかりと水盤のある空間を守ります。

壁に囲まれた6室のゲストルーム


アプローチを進んで、もう一度振り返ります。

| 建築・設計について | 08:05 | comments(0) | -
那須二期倶楽部本館 大谷石の壁が那須岳からの風を受け止める
前々からどうしても行きたくて、でもチャンスが無く、今回ようやく念願かない、那須の二期倶楽部を訪れることができました。二期倶楽部には1986年竣工の本館。1998年竣工の本館増築。そしてスパから始まった東館、コンラン卿が日本で初めて手掛けたコテージ棟と、時代と共に成長してきた二期倶楽部ですが、勿論一番体感したかったのは、建築家渡辺明が設計した本館。全てはここから始まりました。当初本館宿泊6室からスタート。一般には開放しないメンバー制でスタートしたそうです。そのため、設計者は勿論オーナーも全てをかけた建築と言えます。
道路からはその存在がわからない駐車場に入り、車を停めて歩いていくと、大谷石の大きな壁が2枚、迎えてくれます。
大谷石を積んで、その目地には漆喰を盛った、なまこ壁仕上げ。これも那須の冬季の厳しい環境から石を守る仕上げなんです。
大谷石といえば、フランクロイドライトがその加工性のしやすさから帝国ホテルで大々的に用いましたが、水に対して浸食性があり、比較的厳しい環境には弱い石材と思っていました。でも30年の歳月を重ねた大谷石の壁は、しっかりとその存在感を感じさせてくれました。

壁に沿って進み、前に開ける那須の大自然を目にしながら、左を向くと、3枚の大谷石の壁が見えます。

そして、その壁に直角のアプローチを進むと、左手に水盤が見えてきます。


2本の大谷石の厚い壁の間には滝が設けられ、水音が響きます。
大谷石の厚い壁の上にある突起は、しっくいの目地を雨から守る為のもので、機能とデザインが融合されたもの。


2つの壁の向こうに拡がる水盤。そして瓦の屋根。
すっかり感動

この壁と水盤、そして勾配の屋根のとりあわせは、メキシコの建築家ルイス・バラガンが設計したサンクリストパルによく似ていますが、那須の大自然を見事に取り込んだ、造形は見事というより他ありません。

深い軒の出。そのためにできる陰影。水盤に写りこむ外観や空。
すっかり虜になりました。
| 建築・設計について | 08:13 | comments(0) | -
那須のチーズガーデンは、パッケージもちゃんとデザインされていてお洒落
那須御用邸のご用達チーズケーキも有名ですがそのほかの商品も本当によく考えられていて、しかもパッケージが洗練されているので、つい手が伸びて買ってしまいます。チーズガーデンで働く社員さんも愛想が良く、おもてなしの心がその動作に現れていて、とても気持ち良く買い物ができました。

天井が高く、開放感あふれる店内。

この紅茶コーナーも良くデザインされています。

従業員さんの出入り口も手を抜かない

チーズガーデンブックというブック型の箱に詰められた贈答セットも良かった。
| 建築・設計について | 09:49 | comments(0) | -
那須高原 チーズガーデンしらさぎ邸
やっとむりやり押し込んだ夏休み。
栃木県那須に行ってきました。
御用邸もあり、夏は過ごしやすい気候の為、リゾート化されている那須。平日にもかかわらず、多くの観光客で賑わっていました。
まずは、昼食を食べに、チーズガーデンの中のレストランしらさぎ邸に。
駐車場に面して壁があり、そこから入ります。

緑の道をくねくね歩くと、レストランが現れます。
屋根は、勾配のついた屋根。そこにドーマー窓があります。

内部に入ると、このドーマー窓からの光が有効に働いて、明るい店内となっていました。

構造の表しの柱や梁は好きです。

テラスも開放的
ワンちゃんを飼っている人が多く、ペット同伴でテラス席にすわっているゲストが多かった。ワンちゃんも吠えないし、よくしつけされています。

水もレモンが入り、ちょっとした気遣いが嬉しい。

| 建築・設計について | 07:22 | comments(0) | -
屋外で音楽を楽しみ手元を照らしてくれるグッドデザインの照明ランプ
屋外バーベキューをする際にでも使える、ポータブルなランプ。しかもスマートフォンと繋がって好きな音楽も聴けます。
充電して、調光もできて素敵でしょう?


| 建築・設計について | 17:09 | comments(0) | -
ガスバーベキューコンロで屋外パーティーを楽しむ
雪が積もる冬を除いて屋外で楽しめるのがバーベキュー。家族や友人ら仲間と共に、美味しい空気を吸いながらワイワイ楽しむバーベキューは、やはり魅力的です。5,6人なら炭をおこして、そこで火加減を見ながら、調理するのはよくやりましたが、10人ぐらいの大人数になると、コンロも炭ではなかなか間に合わなくなります。今回の家では屋外バーベキューコンロはプロパンガスを用いるタイプを採用。これだと多くの人の食事にも対応できて安心。アメリカはじめ海外ではこのプロパンガスを用いたタイプが多くの家庭で使われています。
バーベキューコンロん¥の横には、コンクリートで水栓、流しをつくりました。これは冬の大雪でも壊れないようにする為です。ちゃんと調理台もあります。コンクリートの台は、コンクリートを打設するときに黒い色こを入れて、作りました。建物の外壁にもマッチして、なかなか良い感じ。テントも張って準備OK.


| 建築・設計について | 18:28 | comments(0) | -
引き戸を開けば開放的な半露天風呂
非日常を味わうにはやはり日本ではお風呂ですかね。
大自然を目の前にして開放的なお風呂に身も心も緩んでいきます。
最高のリラクゼーション。
このお風呂の浴槽の緑の石は十和田石。
水が入ると、エメラルドグリーンが美しく、むかしから伊豆石と共によく使われています。
壁はヒバ。香りが良いのと、水に強い木なので、この木も風呂場によく使われます。木製サッシもヒバ材を用いました。
自然素材に囲まれ、開放的な浴室空間で、静かにお風呂につかる。最高!

| 建築・設計について | 10:34 | comments(0) | -
7mの天井高がある大空間リビングで寛ぐ。
今回竣工した建物の最大の見どころは、7mの天井がある大空間リビングです。
冬の豪雪地帯のため、雪おろしを考慮した9寸勾配の屋根。その屋根の形状をそのまま内部空間に表現しました。しっかりとした登り梁で、屋根を受け止め、それが力強いインテリアとして空間を引き締めます。
柱は、220角の柱を4本たばねたもので、そこから構造の梁と支えとなる梁が交差しながら伸びていきます。外の景色を最大限内部に取り込むため、構造壁と、ブレース構造壁を混ぜ、開放的な空間を実現しました。
インテリアも大人の空間を感じるダークブラウンnを基調とし、床は明るいベージュ色。壁の石も錆石の乱積みにより、ダークブラウンとのコントラストをとりながら、全体が引き締まるカラーデザインにしました。サッシは、木製断熱サッシで、外部側はメンテナンスを考慮したアルミ材が貼られています。
天井からのシャンデリアは、BOCOの小林さんの力作。暖炉とそれを受ける丸いカウンターは、椅子に座ると足が入るように、立上り部分が斜めに加工してあります。
座った時、暖炉の火と外部の緑が相まって、癒される空間を創り出します。
奥のリビングは45センチ床全体が下がっていて、より落ち着いたスペースとしました。説明しだすときりがありませんが、多くの職人さんと現場監督、インテリアデザイナーや、アーティストが上手くコラボしたなかなか気持ち良い空間に仕上がりました。
まだ外部の芝生の工事が残っているので、外観やその他の面白い部位については、秋になってまた綴りたいと思います。

| 建築・設計について | 22:20 | comments(0) | -
キッチンカウンターから現れるレンジフード
天井に吊るレンジフードもデザインが洗練され、掃除のしやすさも、増々メーカー努力によりやりやすくなりました。調理した熱は当然上に上がるので、その熱や煙、匂いを受け止めて建物の外に出すレンジフードは当然天井に付くものでした。それが、IHクッキングの登場で、上昇気流ではなく、サイドから排気できるように変わってきました。勿論ガスでも、側面から急速な換気により排気できるグリーン排気はありましたが、IHにすることでよりスマートにデザイン的にも目立たないものが登場しています。
今回初めて使ったフード。
オープンキッチンで、しかも天井がとても高いので天井から吊ると、空間の美しさがどうしても損なわれます。そこでこのフードを使いました。
キッチンのカウンターと同じ面に納まっているので、最初は何かわかりません。

スイッチを押すと板状のフードがせりあがってきます。


そしてこの状態で、排気を始めます。
排気した空気は、一旦床下を通り、壁を貫通して外部へと排気されます。
手前の黒い板は、IHクッキングヒーター
| 建築・設計について | 21:20 | comments(0) | -
緑を楽しむキッチンカウンター 床段差を付けたキッチン  景色を切り取る大きな木製サッシ
ダイニング・キッチンでダイニングからキッチンを介して景色が見たい。しかも朝食などに使うキッチンカウンターからも雄大な景色を楽しみたい。そして、キッチンからも食事を作る間に景色を見たい。そんな要望を満たすために、まずはキッチンスペースの床を下げました。こうすることで、キッチンカウンターの椅子に座った人と、キッチン内で料理を作る人の視線の高さが会い、会話も自然にはずみますよね。
構造的に許せる最大限の開口部からは、雄大な緑をのぞむ事ができます。
一つの絵の額縁のような窓。枠も太く、大きく。
大きなキッチンは、友人や家族でワイワイ集まりながら料理をつくることも出来ます。
そして、重要なのは、レンジフードが天井からぶら下がってこないこと。レンジフードがあると、この開放感はありません。しかけは明日書きます。
ということで、今日は大きな開口部のある段差を利用したキッチンでした。

手前のダイニングテーブルからも、しっかり景色を楽しめます。
天井に付くレンジフードが無いので、空間がスキッと見えます。

| 建築・設計について | 12:58 | comments(0) | -
外を楽しむ大きな屋根の付いたデッキ
内と外とのつながりをどういう形で表現するのか?それは、日本の昔からの伝統建築でも見られるテーマのひとつ。リビングに続く大きなデッキスペースは、その一つの解答ですが、そこには多少の雨でも濡れない屋根があった方が良いですよね。夏の暑さを忘れさせてくれる夕方の雨を見ながら寛ぐのも良いし、早朝の涼しい綺麗な空気を吸いながら瞑想にふけるのも楽しい。
仲間の騒いだリビングを抜け出して、静かな夜と空気を味わうのもまた楽しい。そんないろいろな場面が想像できるデッキスペースです。
霧が立ち込めた幻想的なひととき。

緑の森の方に跳ね出した屋根とその下のデッキスペース

外部用のスタンドも立てて、リクライニングチェアーで一休み。最高です。
| 建築・設計について | 09:50 | comments(0) | -
水上の別荘 無事引き渡し。冬を越した工事
水上の別荘が完成しました。
昨年の4月から工事はスタート。12月には雪が降り、今年の4月末までは、工事車両がなかなか入れない豪雪の中、職人さんは頑張りました。雪が解けてからも、難しい納まりや、仕上げ工事を経て、辿り着きました。芝は、夏すぎに植えて、しっかりと根が張るのを待ちます。
写真で振り返りますと、なかなかの難工事。けがする人も無く、安全で無事引き渡しが完了したことに感謝しかありません。
基礎工事
敷地を見て、斜面に対してどのレベルを入口のレベルにするか、結構悩んだ末の配置です。

斜面なので、雪が上から斜面を降りて建物に流れていくので、基礎コンクリートをこの斜面を受ける面は高くして、建物に雪による害が及ばないようにしました。

屋根と壁の柱・梁は、大断面の集成材。
鹿児島の山佐木材さんで制作して、はるばる群馬まで運んできて組み立てました。ジョイント金物も多く、うまく木がつながっていくか心配でしたが、集成材の精度はとても良くて、きちんと収まりました。

意匠上でもポイントとなる登り梁の取り付け

構造材の建て方が終わると、次は、屋根の構造面材の施工と、屋根防水工事に移ります。

このあたりから、次第に雪が降りはじめます。何とか本チャンの豪雪にならないうちに屋根を仕上げないといけないのでちょっと緊張した期間が続きました。
そして屋根を仕上げて、養生して、雪対策完了

外壁にサッシを取り付け、壁を貼って、断熱工事を行い、外壁の仕上げの板を貼ります。

雪が溶けて、石工事。基壇の部分は、石を積んでいきました。
最後に残った暖炉の煙突も無事施工。完成です。
| 建築・設計について | 18:47 | comments(0) | -
鉄の芸術家BOCO小林秀幹のシャンデリア
群馬の水上で工事していた別荘がようやく完成しました。昨年の4月に着工。しかしながら積雪が毎年3mを軽く超える冬の間は職人さんが現場までたどり着かないので、現場は休まざるをえません。そして雪解けと同時に工事再開し、ここにきて完成しました。外構工事が多少残っていますが、それもあと2か月で終わります。設計段階では構造設計者、設備設計者とのコラボレーションから始まり、現場では現場監督を中心に、設備・電気の工事屋さんをはじめ多くの職人さんや芸術家、インテリアコーディネーターの手を借りて完成するわけです。
いつも完成したとき、感動すると同時に、建物はお施主様に引き渡されるので、お別れとなる寂しさがあります。大量生産は決してできない、一品物の建築。
その多くの魂が宿る建築は、やはり良い気が流れます。
さて、話は戻り今回の建物にも鉄の芸術家であるBOCOの小林さんに協力してもらいました。作ってもらったのは大空間のリビング・ダイニングに吊るすシャンデリア。
ダークブラウンを主体としたシックなインテリアに鉄の力強いシャンデリアは、空間にしっかりなじんでいて、もうこれしかない!というはまり具合です。
外観。シャンデリアが見えます。

大きなシャンデリアは、リビングに。それと少し小ぶりのシャンデリア2台をダイニングの上に吊るしました。


| 建築・設計について | 15:35 | comments(0) | -
色鮮やかKUSMI TEA
私は、燃える赤が好きなんですが、このKUSMI TEAのパッケージの色も好きです。日本の色と言えば、湿った空気が醸し出す墨の色、やや沈んだ落ち着いた色となるわけで、これはこれで、地域性を考えますとその地域に合致した色彩となるわけですが、昔のお寺は、極楽浄土を鮮やかな色彩で表現していたわけで、日本にもそのハレの日の色があるんですよね。僕はどちらかというと、ハレ色がすきですね。建物は、色を落とし、その中にいる人や、小物が色彩豊かだと、空間が締まります。
話がそれましたが、この綺麗なパッケージ。そして考えられたロゴ。
美しい



箱を開けると、さらに驚き。
見事な色彩感覚。

| 建築・設計について | 13:04 | comments(0) | -
スケッチ、そしてスケッチまたスケッチ

今計画中の建物。
円形の建物なんですが、なかなか線が決まりません。
一つの線をきめるには、ひたすら考えるしかないのです。
平面を考えながら断面を考えて、そしてパースにしてみてきれいかどうか
確認して、また平面に戻る。
細かな寸法は、ディテールまでたどり着かないと、決められません。
そんなスケッチを何度も繰り返しながら
あるとき、これだ!と思える線がどこからか降りてくるんですね。
そのときの感動は、やっぱり喜びなんです。
そんな毎日の繰り返し。
でもそれが楽しい。
| 建築・設計について | 06:27 | comments(0) | -
中庭に植えたサルスベリ(百日紅)の赤い花
家の庭には、季節が感じられる植木が良いですね。
我が家の中にはには家ができてから12年ほどの間、シャラの木が植わってました。夏に咲く白い花は可憐で、1日でストンと落ちる様は、いさぎよしと言われました。でもこのところの猛暑で幹が焼けてしまし、突然枯れました。昨年それに代えてサルスベリを植えました。夏に花が100日ぐらい咲いているのと、見た目も夏らしく、元気がでること、そして太陽にも強いからです。この夏無事に赤い花を咲かせてくれています。玄関脇の中庭なので、外への出入りの時に季節を感じますし、何より綺麗。
ということでサルスベリの写真です。



| 建築・設計について | 11:16 | comments(0) | -
GAインターナショナル2017 GAギャラリーを訪ねる
毎年行われるGAギャラリーでの展示会。世界の建築家の最新作を見て、今の時代を考える参考になる展示会です。


コンクリート打ち放しの建物は、相変わらず迫力あります。


| 建築・設計について | 18:19 | comments(0) | -
20世紀の彫刻家 ジャコメッティ―展

長細い顔、胴体。そしてそれを支える大きな足。
針金に肉を足していくやり方で、人間美を追求した作家。
じっくりとその芸術家の痕跡をたどることができる展覧会でした。
どうしても人を彫刻にすると小さくなってしまう時代。そして1m以上の高さのものを作ると決心して再スタート。今度は、どんどんぜい肉が無くなり、細く細く絞られ、その人の持つ本質みたいなものを表現するようになっていった道程。
何度も何度も書いては消し、これぞという1本の線に至る「生」を表す人の目。
とても哲学的な彫刻が並ぶ、飽きのこない展覧会でした。
やはり、何でもそうですが、突き詰めていけばいくほど、奥が深くなる。だからこそ面白い。
| 建築・設計について | 21:56 | comments(0) | -
暑い8月を熱くする、力みなぎる建築  日本の家展
いつ完成するのか解らない建築。と言えば、一番最初に思いつくのはバルセロナのガウディ―の教会ですが、それは、技術とコンピューター解析のお蔭で、どうやら先が見えてきました。一方この岡さんの自邸は、まだまだいつできるか想像できない建築。すべてを自分で考え施工までしちゃうのですからすごい。施工しては考え、また施工する。一歩一歩がとてつもない哲学を生む。そんな力が溢れている建築です。今はペラペラな建築が多い中、建築基準法だの、省エネなど、一切を排除し、建築そのものを考える。うーん、これもとても大切なことで、ついつい忘れていた純粋な建築を思い出させてくれました。

コンセプト

そしてもう一人は石山さん。
コルゲートを用いた建築や、それこそ自然を重視したエコな建築なんですが、手の痕跡がしっかり形として残る。
これまた力つよい。
今の世代に無い建築です。


住宅ですから、住みやすさを第一に考えるのは当たり前なんですが、そこに力を注ぎすぎると、こぎれいな建物になります。それはそれで素晴らしいのですが、この住宅展に出ている住宅は、どれも建築家と施主の新しいチャレンジが見られ、それがまた我々の感情を刺激します。チャレンジのレベルはいろいろありますが、やっぱりいつもチャレンジ精神がないといけませんね。
| 建築・設計について | 05:37 | comments(0) | -
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