冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
海と空を切り取る建物 七里ガ浜ウィークエンドハウスアレイ
穏やかな日は海を見るのが最高のリラクゼーションと感じる人は多いのではないでしょうか。鎌倉七里ガ浜にあるコンクリート打ち放しの建物、ウィークエンドハウスアレイもそんな海が見られる建物です。設計は千葉学氏。billsというオーストラリア本店のパンケーキ屋さんが入るこの建物は、コンクリートの壁が広大な海と空を切り取り、改めてその存在を認識させてくれるようなデザインとなっていました。いくつかの店舗と賃貸住宅が入る建物です。



お店のテラス側では、海が目の前に拡がります。
サーファーも沢山出ていて、波も良い感じ。何時間みていても飽きない海と波の音。

| 建築・設計について | 07:55 | comments(0) | -
日本の庭 白砂利の道
今度は白い砂利石を敷き詰めた道です。
こうして道の縁には石を並べ、水が流れるせせらぎと上手く対比させ、いろいろな景色を見せてくれます。手入れの行き届いた人工の庭ですがそこに野山のあるがままの自然を思い浮かべることができる。日本の庭は本当に奥が深い。

川の流れのように蛇行して作られる白砂利の道

歩いていきますと本物の川に
ここの川のところは、護岸工事がなされていない、むかしkらそのまま残されている貴重な部分です。

白砂利の道から石の階段へと移っていきます。
この階段の手すりもシンプルですが、きちんと手すりのところがデザインされていて、スキっとした感じになっています。

小さいながらも本当に最所の多い、鎌倉一条恵観山荘でした。秋の紅葉もかなり良さそうです。是非また訪ねたいと思います。
| 建築・設計について | 07:27 | comments(0) | -
日本の庭園 瓦のみち
日本の庭にはいろいろな手法が用いられていて、自然の営みを歩くだけで感じるような工夫が随所にみられるわけですが、歩くみちにもいろいろあります。
これは瓦を用いた瓦道。古くなった瓦を小端に立てて、地面にいれていきます。瓦と瓦の隙間にはいつのまにかこけが生え、自然素材と自然が溶け込んでいきます。瓦のみちも川を描くように庭に描かれ、これだけでも絵になります・




| 建築・設計について | 06:57 | comments(0) | -
曲面屋根のある人を優しく迎える門 編笠門
お寺や神社の大きな屋根の軒先では、直線ではなくわずかに反らして屋根が下がって見えないように、安定感が得られる。そりのある屋根は美しい。
玄関に立つ門にもいろいろあって、威厳を表し、邪気がはいらないようにする門。家の格を表す門など様々。この小さな門では直線ではなく微妙な反りを与えることで、緊張感が少し緩む、お迎えの門の意味があるかもしれない。人を優しく迎える門。



| 建築・設計について | 07:27 | comments(0) | -
鎌倉 茅葺屋根の一条恵観山荘 
さて、メインの建物であります山荘。文化的見識のあった一条恵観がみずから指導して建造した山荘は、自然の中にいるような野趣あふれるものとなっています。大きな屋根は勾配のある茅葺屋根。庭に開かれた障子にもデザイン的な工夫があり、自然と共にあった恵観の気持ちが伝わる造形。
入り口

美しい茅葺屋根

前庭も京都の時と同じように復元されています。

障子の紙の貼り方で室内からの見た模様が面白い開口部

庭に設けられたあずまやから見る

この山荘は、定期的に内部も鑑賞できるので、チャンスをまた作りたいと思います。
| 建築・設計について | 07:38 | comments(0) | -
すだれのある風景
庭と内との緩やかに繋げる。いつも自然を感じながら、普段の生活の中に自然を持ち込む。そんな装置は日本の家にはむかしから優れたものが沢山あるわけですが、この簾(すだれ)もその一つです。庇を外に跳ね出して、その先端に簾を垂らす。外の光で内からは何となく外の気配が感じられ、外からは視界を遮る。風があれば、緩やかに動くし、風を見ることができる。強い日差しも影に変える。
良いとこだらけ。




一条恵観山荘庭園にもアプローチ廻廊に簾のある風景がありました。

こちらは茶室。予約で使えるそうです。

網代の天井
白いボードの真っ直ぐな天井も好きですし、シナべニアの天井も良いのですが、
網代天井のように、職人の手によって組み合わされた手の込んだ木の天井は、それだけで存在感があります。ふと立ち止り、天井を見上げ、さらに庭との関係性を意識するには、このような網代天井はベストチョイスですね。
| 建築・設計について | 10:06 | comments(0) | -
鎌倉 一条恵観山荘庭園 奥行を感じる素晴らしいエントランス
鎌倉の報国寺のすぐ近くに一条恵観(いちじょうえかん)が残した山荘があります。江戸時代初期の公家であった一条恵観は後陽成天皇の第9皇子で関白・摂政を2度務めた方。その一条恵観が京都西賀茂の広大な敷地に設けた山荘が、戦後鎌倉に移築されて現代にいたっています。文化芸能に精通していた一条恵観は、自然を愛し、自然の美しさに癒しと美しさを求められたといわれ、この鎌倉の山荘と庭園にもその面影が伝えられています。庭園は新しく造園整備され、御茶所も新たに設けられています。そのまずはアプローチ。門を入ると、正面に受付があります。その左、入り口からの軸線上に開口が放たれ、その奥に中庭が見え、遠景には鎌倉の山の頂が見える、絵になるエントランス。ここは別世界と思わせる空気が流れていました。
低い庇と薄いシャープな軽快感のある屋根。先が見えるワクワク感。美しい!


一旦暗くなって先に中庭の明るい緑の光線が目に飛び込みます。
好きですねー。この感じ。

一旦入って中庭を眺めながら右へと庭を見ながら廻りこんでいきます。

中庭。
庭の向こうには茶室があります。門・庭・玄関・中庭・茶室と庭と建物が連続することによる奥行感が良い。


この玄関部分だけでも非常に勉強になります。
| 建築・設計について | 09:45 | comments(0) | -
明治36年建造の蔵を改修してサロンに
中山邸には明治建造の蔵が残っていて、そこをサロンのように改修して使われています。木造の持つ力というか耐久性は、やはり実物を見ますと納得します。構造体の柱や梁は全て無垢のもので自然乾燥して強度を確保し、その木が生えていた環境に適して方向や向きを大工さんが見て判断し、組み上げていった訳ですから、木自体を生かし切った当時の大工さんの腕も相当なものだったんですね。


力強い梁の架構


モダンな建築も良いですが、木に囲まれた空間も安心感があります。



| 建築・設計について | 10:46 | comments(0) | -
間接光で光る床の間 中山邸
和室は最近の設計でも減っていますが、客間や泊まりの親族の為や、子供の遊び場など自由に使える空間としての価値はまだまだ健在です。中山邸では仏壇スペース、客間として使われたのでしょう。和室には床の間。その床の間には横から光が入り、とても明るい床の間になっていました。コンクリートの打ち放しを室内に表していますが、直接コンクリートというのは住む人にとっては優しくない。そこで、この床の間の壁には上から和紙が貼られています。




他のプライベートな部屋も箱自体はコンクリートなんですが、室内は何かしら仕上げがしてあります。


コーナー開口がある書斎
| 建築・設計について | 06:54 | comments(0) | -
光を採り入れる格子 優しい間接光 宮脇檀中山邸
窓や格子のアイデアはまだまだあります。いろいろな光の採り入れ形、開口部の工夫が見られる中山邸。
まずは、格子からの光を採り入れた書庫
リビング側から見える中庭を介しての格子。この格子の向こうにはなんと書庫の棚になっていました。建物の中に設けた中庭から光と風を採り入れる為の徹底したデザインとアイデア。宮脇さんのこだわりと執念みたいなものを感じます。

リビングから見える正面の格子の裏がこの棚板が並んだ書庫(物入れ?)

この棚板に何か飾っても絵になりますよね。良いアイデア
そして次は食事室
ここも中庭に面しています。開口部の一部をくり抜いて、そこに床置式の空調機を設置。外に出っ張ったところは、台にして何かをおけるような工夫

風はサッシの上部の方にジャロジー開口が入っていて、そこを開閉します。

奥には明るいキッチン

そして寝室
ベッドの頭の方に設けられた横長の開口部。
ここは出窓のように外に壁が出ていて、その上がガラス。トップライトからの自然光がこのベッドヘッドを優しく照らします。

こちらは、浴室の窓。
換気が大切な浴室ですが、上下に窓が付いていて、目隠しの格子がさらに内部に付いています。格子からの光が綺麗

様々な開口部の工夫や考え方が読み取れる中山邸でした。
| 建築・設計について | 07:26 | comments(0) | -
 風を通す開口部の工夫 宮脇檀 中山邸
宮脇さんの書いた本には、住宅において必ず風を通すことが大切とあります。その通り。でもプランによっては、どうやって風を入れるのか、迷ってしまう事もたびたび。大きなガラスサッシを使いたいし、引違いは使いたくない。開きのサッシだと枠が太くなり、ガラスの透明感が少し損なわれる。ではどうしようか?中山邸にはヒントがありました。
中庭と大きな庭に面するリビング

ガラスを大きくして、ピクチャーウインドウのように見せているので風を通す開口部が見当たりません。

でも、この中庭に面した台の下からも光が入ってます。
ここでは、そのカウンターの下にも横長のサッシが入っていて、その開口部が開き、風が床に沿って流れる方法をとっていました。

こちらは、大きな庭に面する開口部

リビングに座った時に、視線の邪魔にならない足もとに風を通す開口部があります。

室内側には網戸の木建具。それを開いて、外のサッシを押し出す形式。
足もとに風が流れると、夏気持ち良いですよね。
| 建築・設計について | 07:41 | comments(0) | -
宮脇檀設計の中山邸を見る。玄関から覗く中庭
近代建築の良さは公共建築では少しずつ認められて、保存の動きもようやく見られるようになりましたが、住宅に関しては保存は極めて難しい。区や市などに寄贈して見てもらうというような余裕がある場合は別にして、個人所有となると、世代も変わり、考え方や住まい方も変わってくるので、ほとんどが壊され、建替えられます。この中山邸もしかり。大きな住宅ですので家族が成長して家から出ていくと、なかなかメンテも大変。おまけに税の問題もあり、壊されることになりました。最後のオープンハウスを見てきました。宮脇檀の設計した住宅の中では大きな家。このころ、コンクリートと木造の混構造を作っていた宮脇さんですが、その混構造の最後ぐらいの建物。大きなリビングとダイニング、和室という皆が集まる場所は木造で、個室・書斎・ベッドルームはコンクリートの壁でがっちり囲むというコンセプト。
この中山邸を設計する際には大きな迫力ある長屋門が残っていて、その長屋門との関係性にかなり時間をさいたそうです。また周辺も掘りが巡らされて、そこだけが別世界の敷地条件でした。次第に開発が進み、その長屋門も無くなっていたので、関係性は読み取れませんが、宮脇さんのアイデアが随所に残る邸宅でした。
現代の門

駐車場の脇を通り、玄関へ


玄関のひさしは、木のルーバーになっています。
半分に照明が組み込まれ、夜の帰宅者を迎えます。

玄関に入ると、正面に大きな開口があり、そこから中庭が見えます。

これは、食堂側から中庭を介して、リビングの窓方向を見たもの

中庭の光は、玄関・リビング・ダイニング・廊下に光を採り入れる装置となっていて無駄なく機能されています。
こちらが庭から見た外観
大きな切妻屋根の部分がリビングで木造。手前は個室でコンクリートの壁でがっちり守られています。
| 建築・設計について | 10:02 | comments(0) | -
新国立競技場 スケールの大きい木の梁
世間が騒いだ新国立競技場も現場は着々と進んでいます。やはりそのスケールの大きさが驚きです。建物は完成してしまえば、ああそんなものかと思いますが、やはり建設途中のゼロから立ち上がっていく過程が一番迫力があるし、感動を与えてくれます。この国立もザハ・ハディドの建物がどうしても見たかったですが、斬新というよりは、今までの延長の進んだものができそうです。しかし、現場は凄い。スケールの大きさがぐんを抜いています。
これは、現場監督や現場担当者は相当大変ですね。

立ち並ぶクレーンはエネルギーを感じます



何と言ってもこの建物の売りは、木の屋根。木と言っても全てが木ではなくて、鉄骨との混合ハイブリッドな梁なんですが、そのスケールもまた桁違い。
現場ではその1本の梁を試験的に作っていました。写真の右下のところに写っているのがそのモックアップ。(青いシートで囲まれているところ)
トラスが見えます。
小さな人が何人も見えるので、そのスケールの大きさが解ります。
建築というよりは、土木の世界
これを見ると、やはり完成が楽しみになってきます。
| 建築・設計について | 09:13 | comments(0) | -
東北自動車道羽生パーキングエリア 鬼平江戸処の本物度
今高速道路のパーキンがそれぞれ特徴のあるものに随時リフォームされていますが、この東北自動車道羽生サービスエリは江戸の街並みを創り出していました。パーキングエリアの機能は、トイレ・食事・お土産屋さんの3つぐらいですが、そこにどのようなデザインをほどこすかで、随分印象も変わります。新しいパーキングエリアでは、透明でシャープで明るいモダン建築のオンパレードですが、まあどこも同じイメージですよね。そこにきて、この江戸をもってきた企画が面白い。江戸の建物の再生は結構日本中にあるものの、なんちゃってハリボテが多く、安っぽい感じがぬぐえないものがほとんどですが、ここは気合いが入ってました。なかなかの門もの思考で外観から受ける印象が他とは違います。コンセプトもしっかりしていて鬼平が生きた時代と食事が好きだった鬼平個人を上手くからめながら、デザイン。
結構楽しめました。






| 建築・設計について | 08:47 | comments(0) | -
藁(わら)のパネルが貼られた内部空間 那須歴史探訪館
玄関はいりますとそこは白い和紙ではりめぐらされた小スペース。そこから再び扉を開けると、ガラス貼りのエントランスホールになります。
このエントランスホールと南側のガラス壁の展示スペースには、米どころ那須の地元の藁を用いた遮光を目的としたワラパネルが設置されています。ワラを乾燥させて、裏地に金属を下地を組んだものに塗り込んでつくられています。光が半分透けてくるような和紙のような効果。
玄関の入口

南側に向く展示室

ワラパネルが貼られたエントランスホール


下地は全く見えないので、その薄いパネルだけが認識されます。
| 建築・設計について | 09:38 | comments(0) | -
那須歴史探訪館 ガラスの壁とシャープな屋根の平屋建築
那須は街道町ですが、その那須の歴史を展示しているのが、この那須歴史探訪館。設計は隈研吾氏。馬頭町にある広重美術館の延長のような建物です。
アプローチは、古い階段から

数段上がると、視界が開けますが、そこにガラスの壁が立ち、歴史探訪館の説明がガラスに書き込まれています。

木造の門と接合した鉄骨とガラスの透明感のある建築

この門型のところがエントランス


シャープな軒のライン

このガラス建築と漆喰の建物との対比が良いです。

屋根は鉄骨でガラス屋根として、その上に化粧の丸太を並べたもの。これも馬頭町の広重美術館の屋根デザインの延長にあるデザイン。


| 建築・設計について | 06:35 | comments(0) | -
七石舞台鏡 木々の中に置かれた石とステンレスの舞台
有機的な自然の中に芸術を混在させる。建築もそうですが、自然の中に建物を造るることで、その自然の素晴らしさを新たに認識させることができるわけです。
屋外につくる工作物、彫刻、オブジェもそう。
さて、この七石舞台。7つの大きな石の間にステンレスの鏡面仕上げの塊がはまった舞台装置。地球の一部である石とステンレスのコラボ。

ステンレスの鏡面なので、メンテがしてないとちょっとその素晴らしさが見えてきませんが、発想は解るし、一体どうやって作ったのでしょう。


スタンドも作られていて、いつでも舞台を楽しめるようになっています。

| 建築・設計について | 06:53 | comments(0) | -
渓流に架かる木造の橋
土木の建造物では橋がその花形ですよね。川の上に架かる橋は、魅力的で楽しい。それがヒューマンスケールの物であるほど、愛着がわきます。
移動手段としての橋ですが、ちょっとしたデザインを加えることで、立派な芸術へと昇華できるのも魅力です。
人が一人通れる幅の木の橋。


夜景も綺麗

清流も良いです。

池も不思議な引き込まれる魅力がある。

| 建築・設計について | 07:22 | comments(0) | -
朝日の木漏れ日の中を歩く散策路
心からリラックスできる要素として、日常の慌ただしさから開放される静かな自然、美味しい食事、温泉風呂、気持ちの良いゲストルームを持つ建築、そして従業員の気持ちが込められたさりげないサービス等々ありますが、朝の散策や朝とれた近隣農家の新鮮な野菜を頂くのも、贅沢なひと時なんですね。那須二期倶楽部ではそれらが全て揃っていて、本当に満足できる時間を過ごすことができました。この9月をもって一旦休業となるのはとても残念ですが、また新たな業態で再生されるとのこと。今のままの雰囲気を残しながら、また新しい展開に期待したいところです。
さて朝の散策で見た美しい景色です。


水はとても大切な癒しの装置

食事で提供される野菜は敷地内で採れたものや、那須近隣農家の中でも、こだわりを持って栽培している農家からの仕入れ物で、野菜の持つ本来の美味しさを堪能できるものでした。



| 建築・設計について | 06:14 | comments(0) | -
コンラン卿が日本で初めてデザインしたコテージ型の宿泊棟
1986年の二期倶楽部本館から始まり、パート2の増築、スパ東館、そしてコンラン卿デザインによる、分党型コテージのパビリオン館、さらに団体の宴会も可能な観季館、屋外舞台である七石舞台、提携施設のアート・ビオトープと総合リラクゼーションスペースとして完成しました。広大な自然とその中に点在する建築。建築の理想形とも言える配置。学ぶところは沢山あります。

さて、森の中の細い道を歩いていくとパビリオンコートに出ます。


できた当時は、植栽も若く、まだまだコテージの建物が目立つ状況でしたが、今は沢山の緑に覆われ、建物が隠されてとても良い雰囲気になっています。




田んぼ越しにパビリオンを見る。
| 建築・設計について | 07:23 | comments(0) | -
お風呂のあとは、ゆっくり寛げるリクライニングチェアーが嬉しい
お風呂で長湯した後は、身体を休めて、冷たいレモン入りミネラルウォーターを飲んで、リクライニングチェアーに身体をあずけ、ヒーリングミュージックを聞きながらゆったりしたい。なんて希望をかなえてくれたのが、このスペース。

視線を外に注げば、水が段々に降りてくる滝が見えます。
時間を忘れて、幸せのひと時でした。


| 建築・設計について | 09:48 | comments(0) | -
室内風呂と屋外露天風呂が連続して繋がる温泉風呂
スパとしてスタートした二期倶楽部東館。そのお風呂に行ってみました。
階段を下りた1階にさりげない入り口があります。

品格的なスパは右側ですが、左には男女の温泉風呂も完備

脱衣からちらっと浴室が見えますが、広い

なるほど。室内の浴槽と露天の浴槽がガラスを隔てて、連続しているので、広く感じたんですね。ガラスに反射しているのかと最初思ったのですが、そうではなかったです。露天付き温泉はいくらでもありますが、このように室内と露天が連続したお風呂は初めてかも。


やっぱり露天は気持ち良い。


荒い場の壁はスモークガラスで、隔てもガラス。裸で入るので、デザインはわかるけれども、ちょっと冷たい感じがしました、
| 建築・設計について | 07:44 | comments(0) | -
大きなガラスで囲まれた明るいレストラン 二期倶楽部東館 
東館は、コンラン卿が日本で初めて手掛けたホテルということで当時かなりの反響がありました。この東館は、本格的なスパを主体とした施設で2階にはラウンジとレストラン、1階にスパがあります。宿泊棟はこれとは別にコテージタイプの分棟で、森の中の散策道を歩いていくというしくみ。
さて、この東館。無駄なデザインを一切省いたモダンスタイル。
ガラスの壁と水平な屋根。大きなガラス壁からは那須の緑をいつも見ることができます。


レストラン部分

内部から見ると、こんな感じ


インテリアもモダン

外のテラスは本当に気持ちが良いです。

テント屋根で日差しを抑え、那須高原の空気を吸って、感じて頂く朝食は最高

| 建築・設計について | 08:22 | comments(0) | -
川のせせらぎを聞きながら緑道を歩いてたどり着く野天風呂
二期倶楽部は、いくつかの棟が分散して広大な緑地の中に配置されているので、その間は歩いていきます。川のせせらぎを聞き、那須の山々を眺め、空の青さを再認識しながら。3つあるお風呂の一つは屋根も無い完全な露天というか野天風呂。そこに散歩しながら向かいます。


十和田石の緑が綺麗な露天風呂


お湯は透明
| 建築・設計について | 06:38 | comments(0) | -
景色の良いバ―を兼ねたラウンジ
階段の上はラウンジ。
この階段もシンプルなんですが、壁や床の仕上げをどうすか、また照明はどんなものが良いだろうと設計していると、よくよく考える部位です。
壁は和紙に見える貼りもの。
照明は、巾木のところを壁から一段下げて、そこに照明を組み込んでいます。

ラウンジはゲストが最初に訪ねるところだけに、さりげなさの中に気品が漂います。ホテルの顔となる部分。
床のラグカーペットとソファーのワインカラー、壁の赤褐色の収納が効いています。
右は夜になるとバーカウンターになります。

こちらがカウンター

窓一面の緑を見ながらの一杯も良いですよね。

反対側の壁には飾り棚

本や、客室に置かれるアメニティー、飲み物が陳列されていました。
| 建築・設計について | 07:36 | comments(0) | -
2層吹抜けのダイニング 大谷石の壁と水盤を見ながらの食事
二期倶楽部のダイニングは2か所。
1つめは、二期倶楽部パート2としてパート1と同じ設計者の渡辺明氏が設計した建物にあります。当初1986年にスタートした6室の客室に加え、パート2では14の客室とラウンジ・レストラン棟が1998年に完成しています。パート1からは、その存在が見事に隠され、自然と一体となったボリュームある建物が、できています。
ダイニングは、2層吹抜けの高い天井、その高い天井一杯に開かれた開口部。その前に拡がる静かな水盤。そして厳しい自然から守ってくれる大谷石の壁から構成されるとても落ちついた空間でした。
パート1の階段を下りて、壁をくぐると、吹抜けの外部空間が現れます。

ブリッジから見下ろしたダイニング

ラウンジ。ここで、ゲストはチェックイン・アウトを行います。

ラウンジからダイニングを見下ろす

大きな天井までのスチールサッシが2面にはいります。
右は、水盤に面した大開口。
左側のスクリーンが降りてきている開口部は、何と横にスライドして開けることができます。

大開口から見た、水盤と大谷石の壁

右上のブリッジがアプローチ(最初の写真)

移ろいゆく自然、光を見ながらの食事は最高です。

庭がわに放たれた開口部

階段と2階のラウンジ方向を見る
| 建築・設計について | 09:42 | comments(0) | -
大谷石で囲まれた落ち着くライブラリー
これが二期倶楽部本館の竣工時の平面図

パブリック棟の1,2階平面図

最初はこれだけのスペースでスタートしたんですね。
ラウンジと呼ばれる食堂は、今はライブラリー・ギャラリーとして使われていました。
壁が大谷石で天井も高く、壁と天井が取り合う隅のアールの納まりも綺麗です。
この開口部からは、宿泊棟の水盤が見れます。強い軸線を感じます。


机も椅子も当時のまま。




| 建築・設計について | 06:31 | comments(0) | -
緑に包まれた森と川のせせらぎを聞きながら入る温泉浴室
さてさて、お風呂に向かいます。日本のリラクゼーションといえばやっぱり温泉。別荘であれ、ホテルや旅館であれ、非日常の空間に浸り、忙しさを忘れ、ボケーとするひとときを楽しむには、やっぱりくつろげるお風呂がポイントですよね。ここ二期倶楽部では本館、屋外露天、東館の3か所でお風呂を堪能できました。まずは、本館のお風呂。一番最初からあるお風呂ということで、やはり設計者もかなり考えたと思います。
昨日のプロムナードから階段で下りていくと、リラクゼーションルームがあり、その中にお風呂があります。

階段の壁は木。ここはプロムナードの大谷石の壁から素材を変えることで、気分も変わるしつらえ。

お風呂場の扉を開けると、さらに脱衣が下にあります。
敷地の高低差を利用して建築しているので、川の近くまで下りていくには、やはり幾段かのステップが必要。
ここも木で囲まれた脱衣・洗面です。

浴室の中に入ると、大きな開口部からは森の緑が飛び込んできます。

温泉の吐水口はウサギ

ガラス戸を開けると、川のせせらぎが聞こえます。


リラクゼーションルームにビはリヤードも

| 建築・設計について | 11:15 | comments(0) | -
大谷石の2枚の壁で囲まれたトップライトのある明るいプロムナード
宿泊棟は6室のゲストルームで、食事をするレストランや大きな温泉風呂が、この壁の向こうの棟にあります。今はレストランはライブラリーとして使われています。
この宿泊棟とパブリック棟の間にはトップライトのある通路が真っ直ぐ通っていて、ここから自然一杯の庭を散策することができます。
壁に空いた開口部の上がガラスのトップライト

2つの壁に挟まれたプロムナード

明るく、印象に残るプロムナード

全てが同じ材料で作られた空間は落ち着きます。

階段を下りて右の開口部は、昔会議室として使われていた部分。
さらに右に、浴室に向かうドアがあります。


開口部のデザインもがっしりしていて、僕はすきです。

緑に囲まれた大谷石の壁。どこか遺跡を連想させます。
| 建築・設計について | 10:07 | comments(0) | -
落ち着く和室の寝室。木で囲まれた洗面・浴室
勾配天井がそのまま繋がって、リビングと和室を壁1枚隔ててつなぎます。

和室側の天井高さは、一番ひくいところで2200mm。大きな開口からは北側の庭が見え、こちらは緑で覆われた自然を楽しめます。



ゲストハウスでもう一つ大切なのは、水廻り。ここは、トイレ、浴室と個人が寛ぐスペースなので、そのしつらえはいつも悩むところです。こちらは、壁と天井を木の板で覆い、どこかコテージのようなしつらえになっていました。

お風呂からも外が見れるように窓が付き、換気窓はガラス窓の上に付いています。

洗面台は、花崗岩の磨き仕上げ。
2段になっていて、濡れたら困るものは、上段に置けるような心使い。
カウンターコーナー部分の納まりもきちんと裏側までされていて、表面だけではなくちゃんと見えないところまでデザインされています。



小さなスペースで、洗面台とお風呂のバスタブとの取り合い部分は、壁にするかガラスで仕切りか等実は難しいところですが、ここでは花崗岩の壁を一枚立てて、それで区切っていました。上手い納まりです。
| 建築・設計について | 10:14 | comments(0) | -
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