冨田秀雄の設計日記

家づくりへの想い、考え、そして私的な内容を綴ったブログです。
夜を楽しむ 照明で世界が変わる

夜になると、建物に光が灯り、昼とはまったく違う雰囲気になります。その雰囲気を演出するのはやはり照明。
この外のバーベキューコーナーもライトをつけて、夜の楽しい食事の場を演出します。

外のたき火スペース
マキを置いて直火を楽しむのも、贅沢なひと時

室内ではシャンデリアの光がより一層輝きます。

スタンドで、低い位置を照らし、上からの照明は抑え気味にして夜の暗さを楽しみ舞う。

冬には暖炉に火を入れて、暖炉を囲むながらの時間を過ごします。

| 建築・設計について | 06:32 | comments(0) | -
暮れ行く草原。一日の終わりを味わう
夕暮れ時、空の色が次第に濃いブルーに染まる時間。建物内部に明かりが灯り、建物がほんのりと浮かび上がります。
朝と夕方のこの時間帯が1日のうちで最も綺麗。
遠くで、鳥や野生の猿の鳴き声が聞こえてきます。
静寂の中の建築。




| 建築・設計について | 21:55 | comments(0) | -
引き戸を開けると、開放的な半露天風呂
高原の別荘に行って楽しみと言えば、私の場合はやはりお風呂。この家でも一番景色が良い場所にお風呂を設けました。
3枚のスライドドアを引くと、外に解放される屋根の架かる露天風呂となります。この日は天気も良くて、空が湯船のお湯に写りこみ、本当に綺麗でした。
ボケーとするのは、至福の時間。

浴槽内は、十和田石
縁はヒノキ
壁は腰壁が、錆石で、その上の壁と天井はヒバです。

| 建築・設計について | 02:38 | comments(0) | -
屋根の架かるデッキでくつろぐ
外の空気に触れながら、ゆったりとリクライニングチェアーでまどろむ。そんな時間を過ごすことは、とても心地よく、気分転換になります。この家でも大きな屋根の下がデッキスペースとなり、2つのチェアーが置かれ、いつでも寝転ぶことができます。
室内側からは、丁度暖炉スペースを通して見える屋根の架かる屋外デッキ。

180度視界が開かれたデッキ空間

外観
| 建築・設計について | 07:49 | comments(0) | -
大きな窓から外の緑をおもいっきり室内に取り込む
ガラスの大開口の向こう拡がる芝生と山々
その絶景を室内にいかに取り込むかが今回のコンセプトの一つでした。豪雪地帯であること、木造であることを考えれば、かなりの耐力壁が必要ですが、ブレースを意匠に取り込み、ブレースの間を開口にするなどして、できる限り開口部を設けています。大きな切妻屋根は9寸勾配。その屋根を支える4本がひとかたまりの柱。しっかりとした構造体をそのまま表し、意匠にしています。キッチンは、床を下げる事で、カウンターからのピクチャーウインドウを確保。大きなダイニングテーブルからも、カウンター越しに緑を楽しめます。リビングは、一段下がることで、さらに視覚的な拡がりをもたらし、リビング空間に落ち着きをもたらしました。
リビングと、ダイニングの中間には円形の暖炉スペース。この暖炉は、椅子にすわって足が少し入るように、立上りの壁が斜めになっています。間接照明により浮かび上がる暖炉。冬が楽しみです。
ダイニングテーブルからリビング方向を見る

ピクチャーウインドウのある、一段下がったキッチンとカウンターテーブル

一段さがったリビングスペース
緑が綺麗

リビングから、ダイニング・キッチン側を見る

丸い暖炉スペース。構造の筋交いブレースを意匠に組み込んだ開口部

| 建築・設計について | 07:42 | comments(0) | -
階段のある玄関ホール
玄関の扉を開けますと、広い玄関ホールになります。広いと言っても丁度良い大きさ。ここで、出かける準備をしたり、スキーの服に着替えたり、いろいろな役目がありますが、広すぎるでもなく狭すぎるでもなく、落ち着いて作業もできる大きさになっています。2階に上がる階段からは、ハイサイドから光が落ちてきます。土間のところは、天井が高いのですが、階段と廊下は低くして、メリハリをつけています。手すりは、BOCO小林秀幹さんの手作り。3次元カーブが綺麗でしょう?ここから、中2階の浴室と2階のベッドルームに上がります。


階段を下ると、駐車場へ。ほとんどの場合は、車からの出入りが多いので、裏動線とはせず、駐車場からもこの玄関ホールにダイレクトに入れます。

そして天井の低い廊下を通り、リビングへ。
手前の左の扉があいているところはトイレ

そして、大きな天井の大空間へ。
| 建築・設計について | 09:10 | comments(0) | -
大自然の中で映える切妻屋根の家
外構工事をしていた別荘の芝植えが一段落したので写真を撮りにいってきました。カメラを購入して、とりあえずチャレンジ。カメラも奥が深いので、まだまだこれからですが、いろいろ試しながら撮るのも楽しい。
まずは、外観。朝もう少し早くいかないと、日が逆行になって、明暗操作がなかなかまだ捉えきれません。
斜面にそびえる切妻屋根。今回は黒い外壁としましたが、緑の中でピリッと締まってなかなか存在感があります。
木造なので、大きな開口部を獲るのが、構造的には苦労しましたが、緑を室内に取り込むために、最大限大きな開口部を設けています。



目の前は、広い広場

こちらが玄関部分。豪雪地帯なので、入り口は妻入りでないと、屋根からの雪でけがをする危険があります。中央はカーポート
| 建築・設計について | 07:50 | comments(0) | -
漆工芸家 建田良策氏のうるしのテーブル
横浜日吉の家の1年目の検査に行ってきました。こうしてクライアントさんが住まわれてからの家を訪ねて感じるのは、完成したときよりも格段に空間というか空気感がよくなっているということ。やはり建築は人が住み、働き、遊び、その人のエネルギーがしっかり反映されていくんだなと改めて思いました。本当にできたての建物のように綺麗に使われていて、感動しました。1年の季節の中で木が反ったり、建具が少し下がったりはしますが、そこは調整しながら慣らしていけば大丈夫。やっぱり家族を育む家は良いものだと思い、これからもまた良い家を創らないとと、気が引き締まりました。
このリビングにはリビングテーブルが竣工時に無くて、その制作を京都のうるし工芸家の建田さんにお願いされてました。そのうるしのテーブルが最近完成し、リビングに置かれています。

テーブルの天板の木はとちの木。とちの木の木肌は、深い文様があり、見事にそれが表現されている、なかなか手に入らない板を使っての作品です。お話を伺うと、一度テーブルを造ったけれども、どうしても天板が気に入らなくて、もう一度木を探し求め、手に入ったこのとちの木を用いて製作されたとのこと。建田さんのこだわりを感じます。
ソファーのどこに座っても、お茶が飲めるというクライアントさんの要望に応えた大き目のサイズですが、このリビングの空間にも見事に納まっていました。

うるしの家という名前にぴったりの日吉の住宅。床のフローリングにうるしを塗っていただいたのも建田さん。そのうるしのフローリングも年数が経つことで、更になじんで深い趣のある床になっていました。これはもう、自然素材でないと決して味わえない喜びですね。

こちらは、中庭
すだれもいい感じ。クライアントの奥様が作られた可愛い盆栽も中庭に彩を添えます。
| 建築・設計について | 09:25 | comments(0) | -
秋空に映える東京カテドラル
もうすっかり秋ですね。
空気が乾燥していて気持ち良い。空も抜けるような感じ。空気もヒンヤリとして朝から木が引き締まります。芸術の秋、読書の秋。あー最高。
空を見てたら、なぜか丹下健三設計の東京カテドラルに行ってみたくなって、見てきました。数年前に外壁というか屋根というか外観を覆う金属版をリフォームし、今は新品のような輝きを放っています。空の青が反射して綺麗。
数ある丹下作品の中でも、このカテドラルと代々木体育館は別格の出来栄えです。外観からも解るように、上からみると十字架になっていて、しかもそこが光の入るガラス。内部に入るとそれが鮮明に意識されて、天井が光の十字架になっています。祭壇正面の十字架と後ろのスリットから入る間接光のバランスも天才的。構造は、コンクリートのシェル構造。今見ても、感動するし、CADの無い時代に手書き図面でよくこの形を作り出したなーと感心するばかり。意匠と構造設計の見事なコラボレーションです。昔の諸先輩の力作からは、本当に勇気と力をもらえます。今日も一日頑張ろっと。


| 建築・設計について | 07:42 | comments(0) | -
あらためて窓を考える 窓学展
建築において窓ほど重要な部位はありません。風景を切り取る窓。光を取り込む窓。空気を通す窓。街と繋がる窓。一人になって天と繋がる窓。・・・大きな壁で自然と区切り、窓を開けて自然と繋がる。まあ、考えだすといかに窓が奥深いものかが解ります。
一つの窓を建築に設けるときも、五感を働かせて、壁に一つの穴をあける。その穴に入る窓もいろいろなタイプがあり、その一つの窓を決めるにも相当な時間を有します。そんな窓の学問を展示しているのが、青山スパイラル。
久しぶりに行きました。
相変わらず、ホール正面のスロープが美しい。






こちらの青山通りに面する階段も永遠の美しさ
| 建築・設計について | 16:23 | comments(0) | -
模型で考える 既存建物との関係性
既存のストックを利用する。これから増々家が余る時代に突入していくなか、リフォームして理想の家に作り替える。今の住み方に合わせて増改築する、工場の跡などの大きなスペースに住まう。子供が出ていった後の部屋を貸す。民泊再利用等々。それでも家自体がペラペラの家ではその耐震性、耐久性が問題で、補強にもかなりの予算をくまないといけない。やはり新しく建てる建築は小さくても品質が大切だな。・・・とかいろいろ考えることが多いこの頃ですが、しっかりしたデザイン的にも優れた造りの歴史を感じる住宅に住むにも、どうしても構造的な問題から、一部を解体し、建替えして住みつないでいく必要性が出てきます。今回の計画では、平屋の部分を残し、主屋を建て替えるという計画。模型をつくり、その関係性からいろいろ検討しています。
和風の既存建物との連続性をどうするか、全体を見た時に違和感なく、廻りの街並みに溶け込むのか等々、検討事項は山ほどありますが、そこに楽しみを感じながら日々やってます。


| 建築・設計について | 08:25 | comments(0) | -
建築模型で考える
図面は2次元、CADは3次元ですが、画面は2次元。模型は3次元。CADも進んで、あらゆる方向から検討できるようになりましたので、設計段階では非常に役立ちますが、全体の雰囲気や関係性をみるにはやはり建築模型は手放せません。
模型ですから、模型で作れないものは、実際の現物も作れないわけで、その確認、検討のためにも必要だと思います。クライアントへのプレゼにも模型は欠かせませんね。
これは水上プロジェクトの全体模型。
敷地に高低差があり、道や他の建物からの見え隠れ、全体のバランス、配置する場所の確認、いろいろな検証ができました。斜面も上手く表現できていますでしょう。これはプロの製作





| 建築・設計について | 09:38 | comments(0) | -
木の外壁にこだわる
住宅の外壁を何にするか?場所性、経済性、耐久性、デザイン性や法規など全てを考えながらベストな素材を選ぶわけですが、自然に囲まれた海の近くの場所では、シーランチではないですが、木の外壁が似合います。
自然素材であるため、経年変化やメンテナンスには、いろいろな意見が出ますが
街に対しても優しいし、勿論住んでいる人にも優しい。
今工事中の住宅も木の外壁。板と板のジョイント部分にも小さな木部材を上から打ち込んで止める仕様。施主はこの夏家族でこの板の色を塗りました。愛着わきますよね。
緑を囲い込むように30度振れた外観

防水シートを外壁に貼り、通気胴縁を打ち込んで、その上に木板を貼ります。

綺麗なグレーグリーンの色

木製建具との相性も良いでしょう。

この木を板と板の間に打ちます。
日が当たると影ができて、陰影が建物の外壁に奥行を作ります。
| 建築・設計について | 07:28 | comments(0) | -
鎌倉七里ガ浜billsでパンケーキ
今街ではパンケーキ屋さんが人気ですが、オーストラリアが本店のbillsがその火付け役のひとつではないでしょうか。七里ガ浜のbillsはとにかく、海をすぐ目の前のして、波の音を聞きながらサーファーの波乗りを見て、食事ができるので最高です。
バルコニーにはせの高いガラス手すりがあり、強い風もある程度は防いでくれますし、ここの景色はあー湘南じゃ!と思わせる景色なんです。江の島が見えて、遠くには富士山も見える。目の前を走る国道には、都心から遊びに来た車が通る。なかなかの時間を過ごすことができました。

トイレは小さいながらもステンレスと鏡で構成されたシャープなイメージ。
鏡が上手く使われていて、狭さを感じません。


今日から10月。
気持ち良い秋を楽しみたいものです。

| 建築・設計について | 08:30 | comments(0) | -
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